2017年01月07日

日韓 経緯

祝 新日韓時代からの続き

さて、少し日韓(+中米)の経緯のおさらいをしよう。

イミョンバク〜パククネの反日

イミョンバク大統領時代、当初は新米、親日だった。
ところが、
『韓国が中韓軍事協定の締結を計画』
しつつも、日本に対しては、
『日韓の軍事情報共有協定、韓国が締結を再延期』
しかも、日本との署名直前1時間前にドタキャンしたという。
現在に至る日韓関係のターニングポイントといってよい。

さらに、イミョンバクの天皇卑下発言で日本側の世論が悪化、
パククネの1000年発言、告げ口外交で日本の嫌韓感情が定着。


韓国の中国傾斜


米中星取表〜「米中対立案件」で韓国はどちらの要求をのんだか
(○は要求をのませた国、―はまだ勝負がつかない案件、
△は現時点での優勢を示す。2015年10月29日現在)
案件米国中国状況
日本の集団的自衛権
の行使容認
2014年7月の会談で朴大統領は習近平主席と
「各国が憂慮」で意見が一致
米国主導の
MDへの参加
中国の威嚇に屈し参加せず。代わりに「韓国型MD」を採用へ
在韓米軍への
THAAD配備
青瓦台は2015年3月11日「要請もなく協議もしておらず、
決定もしていない(3NO)」と事実上、米国との対話を拒否
日韓軍事情報保護協定
中国の圧力で署名直前に拒否。
米も入り「北朝鮮の核・ミサイル」に限定したうえ覚書に格下げ
米韓合同軍事演習
の中断
中国が公式の場で中断を要求したが、予定通り実施
CICAへの
正式参加(注1)
正式会員として上海会議に参加。朴大統領は習主席に「成功をお祝い」
CICAでの
反米宣言支持
2014年の上海会議では賛同せず。米国の圧力の結果か
AIIBへの
加盟 (注2)
米国の反対で2014年7月の中韓首脳会談では表明を見送ったものの、
英国などの参加を見て2015年3月に正式に参加表明
FTAAP (注3)2014年のAPECで朴大統領「積極的に支持」
中国の
南シナ海埋め立て
米国の対中批判要請を韓国は無視
抗日戦勝
70周年記念式典
米国の反対にも関わらず韓国は参加
(注1)中国はCICA(アジア信頼醸成措置会議)を、米国をアジアから締め出す組織として活用。
(注2)中国はAIIB(アジアインフラ投資銀行)設立をテコに、米国主導の戦後の国際金融体制に揺さぶりをかける。
(注3)米国が主導するTPP(環太平洋経済連携協定)を牽制するため、中国が掲げる。

上の表でもわかるとおり、パククネは米中等距離外交といいながら、
明らかにアメリカよりも中国を重視してきた。
その頂点は中国抗日70周年記念式典である。

軍事パレード.jpg
写真は、天安門で軍事パレードを見学するパククネ、プーチン。後ろは習近平。
この3ショットは映像として世界中にばらまかれた。
世界中に、韓国がレッドチームに加わったことを喧伝するものだ。

その映像の破壊力たるやいかほどのものか。
アメリカはパククネに非常に厳しくあたったと見られる。
(当然である)
フラッグをはっきりしろ、日本との友好を拒むな、と。

慰安婦問題は日韓友好やTHAAD設置を拒む言い訳にも使われてきた。
さらに、中国の反日情報戦の先鋒を務めさせられた。
アメリカはそれらを封印しようとした。
米韓同盟破棄、ぐらいのことはいったんじゃないかと思う。
慰安婦合意がこうして得られたと見られている。


だが、パククネに本当の衝撃が走るのは、
慰安婦合意のわずか1週間後のことであった。


「ホットライン がつながらない!」 中国の冷たい対応に焦る韓国

韓国の中国傾斜の理由は、ひとつは経済的理由であるが、
もう一つは北朝鮮の核である。
頼りにならないアメリカに代わって、北朝鮮の面倒を中国に促したのだ。

慰安婦合意と時を同じくして、15年末に中韓はホットラインを開設した。
その1週間後に北朝鮮が核実験を行ったので、
パククネは中国にホットラインで電話した。

しかし、つながらなかったのである。
故障ではない。無視されたのだ。
パククネの失望感たるやいかほどのものがあろう。
パククネだけではない。韓国はパニックに陥ったと思われる。

北朝鮮の核は韓国に多大な不安を与えてきた。
誰かに頼りたいところだが、パククネ政権3年を経て、
日米からは不信を抱かれている。
ほぼオールインしてきた中国も当てにできないことが判明した。

自分たちは孤立している。
韓国人がそう実感し始めたのがこの頃である。
パククネの経済失政とともに無能外交が批判され始めていた。
外国には頼れない、そこで韓国人たちが議論しだしたのが、
核装備や原潜配備である。

核装備すれば韓国は世界中から叩かれる。
そんな当たり前のことが韓国人には理解できない。
北朝鮮は確かに核ひとつで大国と渡り合ってきた。
しかし、北朝鮮は毎年餓死者が出るような経済状態にある。
自由もない。
韓国人にはそういうことは目に入らない。
核を持てば、自分たちは北朝鮮のように強くなれる、
そう盲信しているわけだ。
それだけ、韓国人は精神的に追い詰めらている。

※原潜は、核ミサイルのためにある。
構造上、どうしても音が出るので浅瀬には使えない。
長期間海底にもぐって隠密に潜み、そのときがくれば戦略核ミサイルを発射する。
戦略的原潜というのはそういう意味だ。
韓国の近海は浅く、原潜はマッチしないし、核を持てば直ちに世界中から叩かれる。


THAAD合意

この事件を経て、韓国はTHAAD設置にまい進、合意する。
『米韓、最新鋭迎撃システム「サード」の韓国配備を正式決定』
ニューズウィーク(2016年7月8日)

THAAD設置合意は、韓国がレッドチームを離れ、
再び米国に頭をたれたものと見なされた。
その後の、日韓スワップやGSOMIAもその流れにある。

慰安婦合意は少なくともパククネ政権では守られるだろう、
スワップ協定もいつか結ばれるだろう、
そう私は考えていた。

しかし、チェスンシル登場で
一気に韓国状況はお笑いに変わってしまった。


に続く




posted by DEBUO at 00:00 | 東アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする