2017年03月16日

北朝鮮攻撃 その2 今年、米軍の北朝鮮攻撃がある理由

北朝鮮攻撃 その1 からの続き

A 今年、米軍の北朝鮮攻撃がある理由

シンプルな話だ。
北朝鮮問題は不良債権処理に似ている。
遅らせれば遅らすほど、問題が大きく複雑になる。

どのような不良債権があるか。

@核弾道ミサイル
このミサイルを持つと,北朝鮮はアメリカ本土全域を核攻撃できる。
これをアメリカは絶対に容認できない。

A核ミサイル(技術)輸出
南米,中近東,旧ソ連諸国が北朝鮮から核ミサイルを購入したら。
その周辺の政治バランスが根底から覆る。

B東アジアの核ドミノ
北朝鮮が核ミサイルを配備すれば,
韓国は北朝鮮主導の半島統一を受け入れるか,
自国核配備を決断しなくてはならないかもしれない。
半島が核化すれば,日本,台湾も相当な対抗をする必要がある。

C北朝鮮に強い態度をとれなくなる。
アメリカはおそらく韓国を引き払うだろう。

D北朝鮮は核を絶対に手放さない。
北朝鮮は核によって国体を維持してきた核原理主義国である。
仮に米朝平和条約を結ぼうとも,北はこっそり核を開発し続ける。
ソフトランディングはトランプに言わせると『ない』。
妥当な判断だと思う。


トランプはオバマのソフトな態度を批判している。
太陽政策が北朝鮮に効果がないのは既に証明済みだ。
ただ、今までは北風政策をとるほどの利益がなかっただけである。

しかし、ここに至って北朝鮮をのさばらせるわけにはいかなくなってきた。
核ミサイルと金正男暗殺事件は周辺国に強い脅威を与えているのだ。

国益において何が優先されるか。
 安全保障>経済的利益
である。
命と引き換えにしてもお金が欲しい、などという人は極めて限られるだろう。
アメリカを含む周辺諸国は,安全を脅かせる北朝鮮の核問題から
逃げるわけにはいかないのだ。

移動ランチャーミサイル.jpg
参考画像 画像はTHAAD

繰り返すが、
北朝鮮の核はのっぴきならないところまで来ている。
それはアメリカを含む周辺国ののど元近くまで刃を向けている。

ソフトランディングは効果がない。
相手に時間を与えれば、その分だけ不利になる。
ハードランディングで早急に脅威を取り除く必要がある。
安全保障>経済的利益なのだ。

安全保障が激しく脅かされているにも関わらず、
仮に今年中、それも割りと早い段階で北朝鮮に攻撃しないのならば、
その不手際を責められるべきだろう。

タイムリミットは,北朝鮮が核ミサイル配備するまで。


米韓合同演習.jpg





posted by DEBUO at 00:00 | 半島有事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする