2010年01月19日

訃報:小林繁氏死去に思うこと


小林繁氏が急死…通算139勝、巨人と阪神で活躍

ここんとこ,激しい眼精疲労に陥り,ちょっとパソコン作業をセーブしているというか,
やる気が今ひとつなんですが,
この一報にはかなり驚きました。

小林氏,まだ57歳なんですよ。

と言っても,小林繁,という文字を前にして敏感に反応するのは,
おそらく50歳以上,ひょっとしたらもう少し上の方でしょう。


小林氏は,江川事件の時,阪神に指名された江川氏と
交換トレードで巨人から阪神に回された選手です。

時は超江川バッシング,小林氏は悲劇のヒーロー。
しかも,トレードの年に22勝,巨人から8勝。


この時代背景を十分感じ取れる世代は,
おそらく当時の20歳半ば以上ではないかと思うわけです。

ある程度の社会人経験をされてた方,ということです。


江川事件については,詳細は省きますが,
『実行犯』である巨悪の二人に批判が集まらず,
むしろ被害者ともとれる江川氏に尋常ではない批判が集まった事件です。

これについては,私は未だに納得がいっていません。


江川事件と似ているんじゃないか,と思っているのが,
ライブドア堀江氏及び村上氏へのパッシング。

彼らは確かに法律に違反したんでしょう。

しかし,彼らが犯した罪を遥かに超える非難が彼らに集中しました。

当時の特捜部長大鶴基成氏の言葉です。

額に汗して働いている人々や働こうにもリストラされて職を失っている人たち,法令を遵守して経済活動を行っている企業などが,出し抜かれ,不公正がまかり 通る社会にしてはならないのです。


上記の特捜部長のこの言葉,どういう経路で発せられたのかはわかりませんが,
当時よく引用されてました。

一言で言って,実に安っぽい。
特捜ともあろう方が本当に上記のようなことを信じて行動したのか?

いや,おっしゃる通りですよ。
彼のコメントに抗する点はひとつもございません。


しかし,検察は日興コーディアルグループの粉飾決算問題はスルーしてましたね。

額面の桁がちがうんですよ。この粉飾決算は。




江川事件とホリエモン事件に似た点を感じるのは,
ある種の社会的ないじめ,という点です。

巨悪を見逃し(おもねり),
若者の新しい力を摘み取り,
そして,それに対して世間が拍手喝采するという。

おそらく,彼らが制裁された理由はただ一点。
やりすぎたんでしょうね。

出る杭は打たれるとか,
日本村,
とか私はそういう形容詞は好きじゃありませんけど,
やっぱり,そう言わざるをえない。

日本の精神風土が拒否反応を示すような行動を
彼らがとったということなんだろうと私は理解しております。


そうした日本風土は,私が日本を離れた理由でもあるんですけどね。



ただ,上記の事件を取り上げて,日本ダメ論を展開するつもりはありません。

こうした保守的な旧体制といわばその反逆者のような人たちの反目というものは,
どこの世界でもありうるもの。

ユニクロ柳井正氏が長者番付日本一になったそうです。
少し前なら,ソフトバンクの孫氏のような存在もいました。

別段,新しい才能が芽吹いていないわけじゃありません。


確かに現在の日本は息苦しいのかもしれません。
しかし,それなら90年代の方がずっとひどかったと思いますよ。

何しろ,土地神話が崩れ,55年体制が崩れ,
大地震が起こって大都市が壊滅し,
毒ガスをばらまく狂信者達が現れたり,
大銀行を含む超一流企業が次々と破綻したり。

現在の日本は,次へのステップのための雌伏の期間じゃないか,
とさしたる根拠もなしに漠然と考えております。

多分日本のがん細胞の一つであるマスコミがヘタってきてますしね。
自民党はそれなりに上手くやってたと思うし。
(むしろ,民主党は保守反動じゃないかと思う時もあります)


まあ,話は随分それましたが,故人のご冥福をお祈り致します。合掌。



ところで,日本は犯罪率が下がり続けているそうです。

犯罪率.JPG

こういう数字を出すと,端から拒否する人がいるそうですね。
「おれの体感とは違う」とか言ってw出所

検挙数はあんまり変化していませんが,おまわりさんの能力のMAXなんでしょうね。


メモ:来日外国人犯罪の検挙状況
posted by DEBUO at 00:06 | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする