2010年04月19日

何故,民主党は普天間協議に乗り出したのだろう。

政権が変わっても,前政権が交わした約束を引き継ぐのは当然。
日本はその辺のチンピラ国家じゃない。
国際間の約束を守ることにかけては,日本は開国以来相当厳しくやってきた。

第2次大戦中,特許使用料をアメリカに払っていたとか,
そういう愚直なまでの正直さが日本のウリだと思う。
ましてや,普天間問題はそう簡単に反故できるような内容じゃない。

それでも,民主党は辺野古移設に反対した。


ところが,というか当然というか,民主党はごく簡単に迷走し始める。

何しろ,民主党に代替案があるわけじゃない。
代替案を必死に議論する,という感じでさえ,ないのだ。

年内解決と言いながら,間に合わないとなると,じゃあ翌年の5月解決。
なぜかと言うと,6月にサミットがあるかららしい。

オバマには『トラストミー』と言い,翌日他の人には違うことを言い,
どんどん日米間に,そして国民に民主党政権に対する不信感が溜まっていく。


しかも,gdgd(グダグダ)しているうちに,辺野古のある名護市長選挙で,
移設反対派(民主党推薦)が勝ってしまった。

もう八方ふさがりだ。
国外も国内も,更には元々の移転先までダメになってしまった。

もう,積んだ状態だ。
もうどうすることもできないのだ。


だから,このようなアメリカの事情が伝わってきている。

 ★「ハトヤマは事態の深刻さが分かっていない。
  鳩山政権に期待するのを諦めた」 米政府、普天間継続使用を日本に伝達へ


私は,新聞記事の情報確度をどう読めばわからないが,
政府高官って言ってるんだから,大物が愚痴ったんだろう。

まあ,至極当然の反応だろうと思う。
私でさえ,名護市長選の結果を聞いたときに,普天間移設は消滅した,
と思ったぐらいだ。


ただ,こうなってしまう前に,というか,
そもそも辺野古移設反対を申し立てたらgdgdになるのは,
かなりの確度で予想できたはずだ。

確かに,民主党には想像以上の馬鹿がいる。
しかし,頭の良い人じゃなくても,普通の判断力のある人なら,
どうなっていくのか,容易に見渡せることじゃないのか。

10年以上に渡り話を詰めてきた日米合意。
それも基地問題と言う非常に繊細な話。

それをひっくり返そうというのに,
強力な代替案もなく,
政権内は意見がバラバラ。

そういう状態で普天間移設に異を唱えれば,
それがどういう結末を迎えるのか,
判断できない方がおかしい。


それにも関わらず,民主党は普天間再協議に及んだ。
それが実に不思議なのだ。

彼らの筋書きはなんだったのだろうか。
どういう勝算があって,事に及んだのか。

いや,ポッポはじめてとして,LOOPIESだから。
といわれれば,納得できないわけではないが,
それにしても,度を外れた馬鹿ぶりである。

あまりに度を外れすぎていて,それが不思議なのだ。


通常なら,とりあえず辺野古移設は粛々と受け入れ,
それと並行して,沖縄基地の移転問題をアメリカと協議する。

もっとも,その前にデザイン(日本の立ち位置)の策定。
親米か媚中か。日本の独自路線か。それをもとに,
日米安保の見直し,自衛隊の軍隊への昇格,核配備等
の重要懸案もセットにして議論する必要がある。


民主とはそんなことすっ飛ばして,とにかく,
子どもが駄々をこねるかのごとく,
普天間再協議を口にしたように見える。

お子ちゃまの多いポッポ政権のバランスをとるため,
試しに口に出していたら,
いつの間にか取り返しのつかないところに来てしまった,
とでも言うのだろうか。

或いは,当初からgdgdにするのが目的だったのか?
そんなに(ある意味)賢い人たちではないと思うが,
もしそうなら,おそるべき自爆テロ政権だ。


既に,民主党の支持率は20%台前半だ。
半年ちょっとでの急降下,当然だろう。

ここまで民主党がひどいなんて,誰も考えもしなかったと思う。
ひどい,とかじゃなくて,何か違う世界に住んでいるような感じだ。

私は,外国人参政権法案その他さえ通らなければ,
後はまあいいか,と思っているのだが,
ただ,民主党によって損なわれた国益は相当なもんだと思うし,
今後も激しく国益を毀損することは何度も出てくるだろうと思う。




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posted by DEBUO at 00:00 | 普天間・沖縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする