2010年10月30日

驚いた。初音ミク・コンサート

昨年,私のお気に入りはPERFUMEだった。
ある時期,相当なヘビーローテーションだった。

その時の感想はこちら。

  perfume パフューム,なかなかイイぞ。
  こちら
  perfume パヒューム 2 『ポリリズム』のアレンジが凄いわけ 改2
  こちら
  パフュームの前衛性 初音ミクとの境界:攻殻機動隊との類似性 1
  こちら
  パフュームの前衛性 初音ミクとの境界:攻殻機動隊との類似性 2
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  パフュームの前衛性 初音ミクとの境界:攻殻機動隊との類似性 3
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上記で,PERFUMEと初音ミクの境界について少し述べてみた。
両者を区別するものは何か?という疑問からだ。

あれから1年。
こんな騒動が起きていた。

miku's medley from 39's giving day concert
 


ものすごく驚いた。
非常に不可思議なことがステージの上で起こっていた。

ステージ上ではホログラムで投影されたバーチャルアイドル。
コンピュータ・プログラムで作られた3D影像だ。

そして,それに対して熱狂するオタクたち。

その夥しいオタクの邪な妄想の僅かばかりの上澄みが,
ステージ上に集まり,純粋なものとして昇華している。

現実と幻想の狭間がステージに現出していた。
何しろ,私は神々しささえ,感じたのだ。

そして,オタクたちの思いが初音ミクを生み出している,
ということに私は大変感動していた。


確かに,声にしても,動きにしても,
少し変だ。

しかし,ボーカルの機械臭さが気になるというほどではない。
考えて見れば,初音ミクの声はシンセサイザーみたいなもので,
インストルメンタルに慣れた人には無問題かもしれない。
少なくとも,現実のアイドルたちの下手な歌よりはましだ。

それから,動きが実にスムーズかつ,
細部に非常にこだわっている。


バックは一流。かなりの手練ればかりだ。
特にベースは私のお気に入りだ。
T-スクウェアのサポートをやっているらしい。

THE 39S
キーボード:安部潤,ギター:黒田晃年,ベース:田中晋吾,ドラム:折田新(ds)

曲は,プロ・アマ混成で,趣味的に発表されたのだという。
モー娘。とかAKBなんとかのような業界の力学に染まらない
才能が集まったのだろう。

そういう観点からも,面白い試みだ。
初音ミクは,ニコニコから生まれた文化的潮流だ。
商業的に生み出されたものではない。

日本のトップクラスの埋もれた才能と,
ある意味,世界的にもとんがった感覚を持つ視聴者の支持が
初音ミクを育て上げている。


エンターテイメントとしても,このライブはかなりクォリティが高い。

まず,ダンスのクォリティ。
どれだけ,細部にこだわって打ち込みを繰り返したのだろう。
かなりの手間暇がかかっているのが見て取れる。

さらに,楽曲はある程度クォリティの高い視聴者を相手にするためか,
或いは,初音ミクの技術的な高さ故か,
メロディや歌詞に実験性が見られる。

それに伴い,アレンジもかなり高度なことをやっている場合が多い。
このバックバンドのクォリティ,世界中で追随できる国はそうない。

アメリカを除けば,せいぜい数カ国ぐらいしかないのでは。

勿論,東アジア諸国とはレベルがかけ離れている。
捏造された韓流アイドルが日本に流入しているが,
比較するまでもない。


バーチャル・アイドル・初音ミクのベストセラーが生まれる,
それは,そんなに遠い未来じゃないとは思っていたが,
現実が目の前に来ている。

興味のある方は,YOUTUBEにたくさん動画がおいてある。
私は,DVDを買うかどうかちょっと迷っているところ。


posted by DEBUO at 00:00 | 映像・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする