2011年02月27日

イスラム教の宗派

中近東・北アフリカ騒動で,
スンニ派とシーア派の対立が見られる。

イスラム教のことは殆ど関心がなかったが,
調べてみると,案外面白い。

特に,開祖・預言者ムハンマドの一生は,
人間臭い部分も多く,興味が惹かれる。
参考


彼は,軍事・外交の天才でもあるが,
同時に,女好き・ロリコン?でもあった。

奥さんは,12人,一説には22人。
最愛の奥さんは,9歳で娶った妻。

但し,当時のイスラム世界では,
いずれも常識の範疇であったかもしれない。

ただ,息子の嫁も奥さんにしてしまったこともある。

息子は養子であり,離婚後に奥さんにしているのだが,
それは当時のイスラム社会でもおかしなことだったようで,
奥さんと結婚するために,法律を変えたらしいw


スンナ派とシーア派はイスラム教の2大宗派


イスラム教の2代宗派は,
  スンナ派・・・最大派閥。スンナは『慣行』という意味。
          スンニ派とも言う。スンニはスンナ(慣行)に従う人。

  シーア派・・・シーアは,『党派』という意味。


二つの派閥ができた理由


後継者争い。
 
預言者(開祖)ムハンマド(マホメット)の最初の信徒は,彼の妻。
二番目が,イトコで娘婿のアリー。

ムハンマドとアリーは,様々な困難を共に克服してきた同士でもある。
ムハンマドとの直接の結びつきが強い。

そのアリーとその子孫を,ムハンマドの後継者とするのが,
『シーア・アリー』。アリー・党派,略して,シーア(党派)派。

対して,長老会議等合議で後継者を決めたのが,スンナ(慣行)派。


シーア派とスンナ派とどちらに票が集まるかと言えば,
合議で後継者を決めたスンナ派になるのは理解できる。

いい意味でも悪い意味でも,多数の意見が集約されるからね。
だから,スンナ派は多数派。

イスラム教.jpg
 クリックすると拡大します。

上記の地図の内,
  黄緑・・・スンナ派
  緑・・・・シーア派

このとおり,スンナ派はシーア派を圧倒している。

シーア派は,
  イランの大部分
  イラクの2/3
  バーレーンの70%
  レバノン
  アゼルバイジャンの85%
  その他,パキスタン,サウジの一部などに分布する。
  この分布には,16−18cのサファヴィー朝の影響がある。 

スンナ派とシーア派は教義でも差がでてくるが,
さらに分派していくので,イスラム教と言っても,様々なタイプがある。

例えば,インドネシア・ジャワイスラムとアフリカのイスラムでは,
同じスンナ派でも,教義にかなり違いがあるという。


ちなみに,日本ハムのダルビッシュ
ダルビッシュは,イスラム教の『修業僧』みたいな意味である。

イスラム教を,自分に納得できるように解釈する人々,
そしてそのために修業に打ち込んだり,
教えを説いて回る人々を言う(と思う)。

スーフィーともいう。
イスラム神秘主義と解釈されることが多い。
参考

スーフィーは,新興宗教となる可能性が強く,
新たな騒動の芽となるため,
スーフィーを禁止している地域は多い。

或いは,インドのターバンをまいたシーク教徒。
シーク教は,イスラム・スーフィズムの影響が強いと言われる。

スーフィズムにはこういう教義の拡散という面で弾圧をうけやすいのだろう。


但し,日本ハムのダルビッシュについては,
快活な若者,というような意味で用いられているかもしれない。



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posted by DEBUO at 10:05 | 世界の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする