2012年05月06日

太陽が北側を回る

フィリピンは北回帰線と赤道の間にある。
だから,夏至の頃は,太陽が北側を回る時間帯がある。

では,太陽が頭上にくるのはいつ頃なのだろうか。
計算してみようと思ったが,単純にはいかないようである。

サイトをうろうろしていたら,こんなのを見つけた。
【日月出没時刻方位サービス御案内】
  参考:http://www.chireki.com/earth/latlon.htm

このサイトでチェックしてみることにする。

  カバナトゥアン 北緯15.49度 東経121度
  マニラ      北緯14.60度 東経121度
  とする。

すると,太陽が頭上にくるのは,
  マニラ
  4月29日頃,11時53分頃
  8月13日頃,12時01分頃
  
  カバナトゥアン
  5月2日頃,11時53分頃
  8月10日頃,12時01分頃



フィリピンでは3〜5月は真夏とされ,
学校は長期の夏休み(3ヶ月間!)となる。

確かにこの時期は暑い。
暑いのみならず,乾季と重なるからだ。
去年など,3ヶ月ほど殆ど雨が降らなかった。
先日もカバナトゥアンで38度を記録したらしい。


しかし,このところ夕立が降るようになってきた。
だんだんと雨季が近づいてきているのだろう。

フィリピンの雨季は,6月あたりから始まる。
多分,太陽の高度が関係している。

通常は,赤道の方が暑いのだが,
太陽が北に傾いてくると,
赤道よりも北回帰線あたりのほうが暑くなる。

暑い場所では上昇気流が発生し,
海の水分をたっぷり含んだ雲が発生する。
これを熱帯収束帯というらしい。
熱帯収束帯は,太陽とともに移動する。

熱帯収束帯とともに,季節風が変化する。
熱帯収束帯とは,地球規模の低気圧の帯であり,,
熱帯収束帯に向けて風が吹きこんでいく。


だからフィリピンでは季節風は
  1月 北東風が吹く⇒ハバガット(Habagat)という。
   (南東のインド洋が暑いから)
  6月 南西風が吹く⇒アミハン(Amihan)という。
   (北東の太平洋が暑いから)

但し,フィリピン・ルソン島の雨期では南西風,と言い切れないことがある。
ルソン島が熱帯収束帯に覆われているからだ。
雲の発生状況により,風向きはどんどん変化する。

  参考:http://www.asean.or.jp/ja/tourism/trip/travel-base/season/

また,乾季になるのは,インド洋の湿った空気が
インドシナ半島あたりの雨で乾燥してしまうからではないかと思う。
フィリピンの乾季の時期はインドシナ半島は雨期だそうである。



さて,雨期になっても日本の梅雨のような
ジメッとした雨が降り続くことは少ない。
午前中は晴れていても,午後からいきなり
日本ではなかなかお目にかかれないような大豪雨になる。

それがフィリピンの雨期だ。


但し,台風が発生するとやっかいだ。
長雨の原因は,台風であることが多い。
台風のしっぽがずっとフィリピンにひっかかっていることが多いのだ。

しかも,台風は連続して発生することが多い。
1週間に一つぐらいの割合で発生する。
だから,フィリピンの雨期は7〜9月頃が最も酷い。

10月以降は台風の発生も少なくなり,
だんだんと雨が少なくなる。
そして,11・12月頃になると乾季に入り始める。
こうなると,日中でも30度前後の大変過ごしやすい季節になる。



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posted by DEBUO at 15:16 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする