2013年04月18日

先祖返り 中国に取り込まれる韓国

昨年の私のブログでも申し上げたが,
  揺れ動く韓国 その1
  揺れ動く韓国 その2
  どうする韓国
再度,韓国の中国への傾斜に言及したいと思う。

下のグラフは,韓国貿易における日米中のシェアの変遷である。
50年前は,韓国にとっての世界とは日本とアメリカであった。
ところが,現在では日米はその他大勢の一つであり,
日米を足してようやく中国と同じ程度のシェア,というところにまで低下した。
韓国が中国に軸足を置く理由がよくわかるというものだ。

韓国の貿易依存度は対GDP100%を超える。
   ※日本は30%ぐらい。
韓国の内需が貧相なため,外需に依存せざるを得ず,
貿易の成果ははっきりと国の勢いに表れる。

韓国貿易日米中シェア.jpg


歴史的に韓国は中国の属国であった。
下は朝鮮の昔の国旗。大清国属高麗国旗とある。

属国旗.jpg


距離的にも中国と韓国は非常に近い


ソウル東アジア.jpg

ソウル〜北京は,東京〜福岡程度,
ソウル〜大連は,東京〜大阪程度の距離である。
しかも,地続きである。
韓国人は中国を相当身近に感じていると思う。
台湾人が中国に感じるものよりも身近かもしれないし,
少なくとも,日本やベトナムが中国に感じるものよりは身近であろう。

韓国が中国に接近するのは先祖返りであるとして,
肯定的に眺める人が多いのも頷ける。


韓国の在韓米軍への不信感

アメリカが中国よりも影響力を持つのは,軍事面である。
韓国はアメリカの同盟軍であり,朝鮮戦争以降,在韓米軍が駐留してきた。

しかし,在韓米軍と韓国人との相互不信感は強い。
まず,朝鮮戦争時の韓国軍の振る舞いの酷さに米軍はあきれ果てて,
戦時統制権を韓国に渡さなかった経緯がある。
在韓米軍人やその家族も韓国に親しみを感じず,
むしろ蔑むような態度を取ってきたと言われている。
だから,日本人のアメリカ軍人に対する感情とは比べ物にならないほど,
在韓米軍と韓国との間の関係は悪いらしい。

そもそも,朝鮮戦争のきっかけを作ったアチソンラインにしても,
当初はアメリカは半島を念頭に置いていなかった。
朝鮮戦争を経験して,半島の戦略的価値を思い知ったのであるが,
その価値とは,日本の在日米軍と大陸との緩衝地としての価値である。
アメリカは半島自体を積極的に守る気がないのだ。

それは,2015年の戦時統制権の韓国返還,
2016年の在韓米軍地上軍の引き上げ(見込み)にあらわれている。
アメリカには韓国で血を流す気がない。
半島で戦闘が起きたら,地上での戦闘は韓国軍にまかせて,
米軍は補給と空と海からの攻撃に専念するつもりなのだ。

韓国人が米軍に不信を感じるな,というほうがおかしい。
いざとなったら,米軍は韓国から逃げるのではないかと。


韓国のアメリカへの失望

アメリカは北朝鮮との交渉の果てに,
北朝鮮の核配備を許してしまった。
韓国はアメリカに失望していることだろう。

北朝鮮は核を手にしながら,ごろつきのような恫喝を繰り返している。
それに対して,韓国のできることは土下座外交だけの状況だ。
そもそも,韓国は昔から,
  経済がポシャるのは嫌,
  北朝鮮を抱え込むのは嫌,
  そもそも韓国人に戦う意思がない。
というヘタレ具合であるから,まとまる話もまとまらない,というのはある。
だから,韓国のアメリカへの失望はお門違いというのはあるが,
それは韓米お互い様である。

だが,韓国は真っ先に責任転嫁を考える人達だ。
アメリカに任せていては,ジリ貧だ,今後頼るのは中国。
そう考える人が増えているとしても不思議ではない。

韓国の中では日米中の間を泳ぎまわるぐらいのつもりなのだろう。
ひょっとしたら,大国を手球に取っているつもりかもしれない。
夜郎自大の妄想癖は韓国の懲りない性癖だ。


続く

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posted by DEBUO at 18:00 | 東アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする