2017年03月19日

北朝鮮攻撃 その5 金正恩への見切り

北朝鮮攻撃 その4 からの続き

D 金正恩への見切り

   ー不良債権は早目処理が原則

北朝鮮の核ミサイル問題を調べていくと、
全般的に金正恩の評価は低い。
金正恩は脇が甘く、目先ばかりで動いて先を見通す力がない、というのだ

例えば金正男暗殺事件。
空港で毒ガスを使用する、という衝撃的な事件が世界に与える衝撃を
金正恩はどの程度事前に予想していたのか。
強気だけで行動する、典型的な朝鮮民族の行動様式ではないのか。

そばに北朝鮮の職員がいたのだが、空港のカメラに写っていた。
しかも、彼らは飛行機を使って北朝鮮に帰国した。
こういう場合は、セキュリティチェックの厳しい空港ではなく、
船を使うのが普通だという。

この脇の甘さは、計画立案者に人物がいないか、
或いはやる気がないか、もしくは両方だという。

北朝鮮からは重要人物が続々と亡命している。
金正恩の恐怖政治ゆえに、
内部で崩壊を起こしていると見られている。

  金第1書記の実権、「自壊」か 高官の粛清続く北朝鮮
  参考 2015.05.17
  北朝鮮「工作機関」の大物幹部が亡命…背景に「粛清の嵐」
  参考 2016/4/11
  北朝鮮亡命情報、韓国で相次ぐ 体制への影響不透明
  参考  2016/8/26
  北朝鮮幹部が韓国亡命か、秘密警察局長級と報道
  参考 2016.10.12


金正恩は孤立を選んでいる。
内部的にもそうだし、外部もそうだ。
特に中国に対する恫喝には驚く。

中国に牙をむく金正恩氏「社会主義の裏切り者」…北朝鮮内部文書
YAHOO NEWS

金正日も崖っぷち外交といわれ、その強引さに驚かされたものだが、
金正日は戦略的には狂気でも、戦術的には天才的と評されていた。

しかし、金正恩の行動は暴走しているだけのような印象を与える。
若い金正恩の焦りなのか。
或いは核を手にして神にでもなったような気分でいるのか。
父親の崖っぷち外交を越えようとしているのか。

いずれにせよ、金正恩の行動がエスカレートするのは間違いないだろう。
金正恩は不良債権化し、処理化まったなしなのだ。
遅らせれば遅らすほど負債額は雪だるま式に増えていく。

内部テロはどうなんだろうか。
相当な恐怖政治で少しでも目立つ分子は処罰され,
毎日を戦々恐々と過ごす金正恩の側近は,
とても反抗などできる状態にないのかもしれない。

喜び組.jpg
画像は喜び組。金正恩の顔の替わりに。
韓国人にはこういう控えめで上品な外見の女性を見たことがない。


問題は、中国である。
中国がどういう立ち位置にいるのか。

中朝は血盟同士だ、とよく言われてきたが、
私はそれを信じたことはない。
チンピラ同士の間に信頼などあるだろうか。
それはあまりにセンチメンタルだ。

中国がなぜ北朝鮮をかばうのか。
そこに明らかな利益があるからだ。
アメリカは半島権益に興味はない。安全を確保できればいいのだ。
それならば中国に対しては利益を補償してやれば良い、ということになる。

中国が北朝鮮をかばう理由は

 北朝鮮利権を失いたくない
 東西両陣営の緩衝地帯を失いたくない
 東北中国への難民流失を防止したい

他にもあるだろう。
こうした中国の懸念を担保することができるのなら、
中国は北朝鮮を捨てるのではないか。

北朝鮮の核ミサイルは中国にとっても気持ちのいいものではない。
北朝鮮がよりコントロール可能なエリアになるにこしたことはない。




posted by DEBUO at 00:00 | 東アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする