2011年07月11日

中国BBS:尖閣問題、わが国は日本人船長


中国BBS:尖閣問題、わが国は日本人船長を逮捕する勇気あるか?

中国の親日サイト?サーチナの記事である。
これは勇気の問題ではない。

中国に日本人船長を逮捕する権限があるのか、
という話である。

中国共産党ははっきり理解している。
尖閣諸島が日本のものであると。

それを知った上で、
中国は尖閣諸島を取りに来ているのだ。

だから、中国は日本人船長を逮捕しない。
逮捕できないし、
逮捕したら、一気に紛争化する。

現状で紛争化しても、中国に勝ち目はない。
また、ただでさえ悪い中国の印象が更に悪化する。

それは、共産党中央の意図するところではない。

尖閣諸島が日本のものである理由

◆国際法

国際法によれば、尖閣諸島がどの国のものかは、
  誰が実効支配をしたのか
というのが重要である。

実効支配と認められるには、
他国から異議が唱えられないことが要件の一つ。


◆中国は76年間、日本の支配に異議を申し立てなかった。

1895年に日本が尖閣諸島を領有化してからの流れは以下の通り。

  1995年に日本が尖閣諸島を、南西諸島の一部として沖縄に編入
    (国際法の手続きに基づく)
  その後、尖閣諸島の魚釣島にて日本人実業家が鰹節工場を運営

  1952年のサンフランシスコ条約で、
  南西諸島が米軍管理下となる(三条)

  1972年の沖縄返還で南西諸島は日本に返還される


中国や中華民国(台湾)がこの間に何をしたかというと、

  1968年に尖閣諸島付近に巨大油田が発見される
  1971年に中国と中華民国(台湾)が尖閣諸島の領有権を主張


つまり、国際法に基づいて日本が領有を宣言した1895年から、
1971年までの76年間、彼らは何も主張しなかったのだ。

日本の実効支配、というよりも、
尖閣諸島が日本の領土であることに、彼らは関心がなかったのだと思う。


彼らが日本の実効支配/領有を認めていたのは、
いろいろな史料によっても確認できる。
  例:http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/syasin.htm


◆最初に発見したのは誰?

中国は尖閣諸島の最初の発見者であるという。
だから、尖閣諸島は中国のものだと言いたいらしい。

最初に発見した、というから、
領有権がある、ということにはならない。

無人島のような所有者のいない場所を取得したいのなら、
占有する必要がある。


だいたい、中国が尖閣諸島の最初の発見者であるか、
も疑わしい。


中国が尖閣諸島に言及した史料は1534年の『使琉球録』だという。

しかし、琉球王朝は1372年~1879年の間に何度も
中国に渡っている。

状況的に、中国よりも琉球のほうが尖閣諸島をよく知っていただろう。
何しろ、中国は陸の民、琉球は海の民、である。

地理的にも尖閣は沖縄に近い。

中国よりも琉球のほうが早く尖閣諸島を発見していた、
と考えてもおかしくない。


そのほか、
  中国に近いから、
とか、
  中国の古地図にのっている、
とか、
そういうのは領有権の証拠にならない。


こちらの動画が、尖閣諸島の領有権問題について、
良くまとめてあるので、ごらんになって頂きたい。

  尖閣諸島が中国領ではない5つの理由



  補足:尖閣諸島の領有権についての基本見解
 外務省

それでも中国は尖閣にやってくる

尖閣諸島の領有権は、日本にある。
疑うべきもない。

しかし、中国はそんなこと100も承知で、
尖閣諸島は中国のものだと主張する。

尖閣の周辺に大油田があるのと、
沖縄は軍事的な要地であるからだ。
  
  拙ブログ:地政学と沖縄その1・2
  

中国は沖縄が欲しいのだ。
そのためには、どんな無理でも通そうとする。

彼らの無茶振りは、以下の通りである。

  拙ブログ:やっぱり,中国とはつきあえねー
  


中国には国際法が通用しない。
というよりも、中国は国際法に怨嗟があるようだ。
100年前に国土を蹂躙されたために、
西欧中心の国際社会に疑いをもっている。

そこに、中国の厚い面の皮が加わるわけである。
この19世紀的価値観の強く残る国は、
強欲ではあるが、頭が悪いわけではない。

中国は日本人船長を逮捕できない。
その権限がないことを、中国自身がよく理解している。

理解しつつ、なお前に出ようとするのが中国である。


何度も申し上げるが、
中国は尖閣が日本のものであると理解した上で、
なおかつ、尖閣を取りに来ているのだ。

いや、尖閣だけではない。
中国は沖縄を狙っているのである。


もっとも、間違いなく中国のおかげで、
周辺国は一つにまとまりつつある。

流れ的には、中国の無法ぶりが
日米関係を修復した。

わかりやすい危機というのは、
逆に安定をもたらすこともあるということか。



竹島についての外務省の見解
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/index.html

韓国が竹島を実行支配している、という話がある。
韓国は竹島を実行支配していない。

実効支配するためには、
占有時に不法があったとか、異議が申し立てられたとか、
そういうことがあってはならない。

竹島が韓国の領土であった記録はない。
イスンマンは占拠時に様々な悪事を働いている。
占拠後も日本政府は異議申し立てをしている。

つまり、韓国は竹島を違法に占拠し、
日本が異議申し立てをしている。

これでは実効支配にならない。

なるとしたら、あと20年ほどおとなしく竹島を占拠していたら、
ひょっとしたら実効支配が認められるかも、というレベルである。


北方領土について 外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/index.html



posted by DEBUO at 04:13 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月21日

アメリカ、北方領土問題で日本を支持

久しぶりの更新。
このブログは政治経済に特化しようと思うのだが,
面倒くさいので,なかなか考えがまとまらない。

現状では,なんとか中近東情勢とTPPについてまとめてみたいのだが,
気力がわかない。

アメリカが日本を支持する理由ー国後水道

で,アメリカ、北方領土問題で日本を支持

ソースは,イランラジオ
この件に関しては,他にソースがないが,
昨年の11月,メドベージェフ大統領の北方領土訪問発言時に,
同じような発言を米高官がしている。

  北方領土、「日本を支持」=ロ大統領の国後訪問受−米

今回だけでなく,米政府は,一貫して日本の四島返還論を支持しているとされる。

勿論,アメリカは日本の為を思ってこのような発言をしているわけではない。
全ての国政に携わるものは,その国の国益のみを考えて行動する。

国益とは,主に,『安全保障』と『経済的利益』。
金と安全である。

ああ,日本の政治家はそうじゃなかったかもね。
特に,民主党とか。他に民主党とか。
でも,自民党にもわんさかいるかもね,
他国の国益に阿る輩。

アメリカが日本を支持する理由ー国後水道

アメリカが日本を支持する最大の理由は,軍事的理由,
ずばり国後水道にある。

クリックすると拡大します。
北方領土01.png

ロシアは,宗谷海峡(ラペルーズ海峡),根室海峡(クナシルスキー海峡)をふくめ,
オホーツク海への出入り口をすべて監視下に置いている。

オホーツク海はロシア原潜がうようよしていると言われている。
対アメリカ核攻撃のためだ。
ロシアにとってオホーツク海は軍事的戦略的に譲れない第一の理由である。

仮に国後・択捉両島を返還してしまえば,
国後・択捉間の国後水道(エカチェリーナ海峡)の統括権を失ってしまう。

国後水道は,冬季でも凍結せず安全に航行ができる。
水深も500mほどあり,潜水艦にも便利だ。

対して,他の千島列島は,
冬季の航行が危険であり,水深も浅い。
間宮海峡(水深6m?)も宗谷海峡(水深60m)も
発見されやすい。

国後水道を日本に取られてしまうと,
米軍がオホーツク海に自由に出入りすることができるようになってしまう。


もう一つ,米軍が四島返還にこだわる理由がある。

日露平和条約締結には,日米安全保障条約の破棄ならびに
米軍を始めとする全外国軍隊の日本からの撤退が第一条件となっている。

当然,アメリカはこれを飲むことができない。

つまり,北方領土のいざこざは,
中露の日本挟撃とか,そういうのではなく,
露対米,とみるべきなのであろう。

軍事的以外にはメリットが薄い?

北方領土には,産業がない。
資源があっても開発資金がない。
或いは,採算ベースにのるか疑問である。

この地はモスクワから遠く,忘れがちになるが,
プーチンは2005年,この地域への開発計画を策定したとされる。

最近,この地区への中韓投資を促す報道があった。
  ★北方領土問題:日本孤立、打つ手なく 露、中韓巻き込み開発攻勢
   毎日

ロシアがこのような手に出た理由の一つは,
ロシア単独では,開発ができないからであろう。

さらに当然,領土問題を複雑化しようとしているのであろう,

中韓がどの程度乗ってくるかはわからない。
こういうのに真っ先に首を突っ込んでくるのが,
韓国企業だ。

しかし,案件が順調になったら,
ロシアにいいようにやられるんじゃなかろうか。

かつて日本でもサハリン2事件というのがあった。
サハリン2事件

ロシアとの商売は,中韓以上にエグイらしい。

この地域のロシア軍備増強

これについては,次のレポートに詳しい。
  北方領土問題、ロシアの嘘に騙されるな

この地域のロシア軍は随分と旧式で装備も人員も貧弱のようだ。

確かに,この論者が言うように,ロシアはこの地域の軍事的圧迫を
あまり感じていないのかもしれない。

平成23年度以降に係る防衛計画の大綱においても,
全面に出たのは,対中国・北朝鮮であり,
北方領土については,話題にならなかった。

何しろ,対露の窓口がポッポなのである。
日本の対ロシア外交は思いっきり後退したのだろう。

メドベージェフの度重なる北方領土へのこだわりは,
ポッポのような,薄らバカを窓口にした,
日本政府への怒りが,あるのかもしれない(笑


お勉強 歴史的経緯

1943年11月、テヘラン会談
米・英・ソ三国首脳による。
米国はソ連に対して,南樺太・千島を与える見返りに,
日本との戦争に参戦することを求め、合意されたとされる。

このときの合意は,1945年2月のヤルタ協定に引き継がれ,
さらに,ポツダム会談でも再確認されているとされる。

1943年、太平洋戦争中に米・英・中がカイロで首脳会談をおこなった。

この時のカイロ宣言では、
1914年の第一次世界大戦以後日本が奪取した太平洋上の領土を奪還することや、
満州・台湾を中国に返還することを目的としている。

カイロ宣言は、米・英・中の宣言であるため、
ソ連と関係した南樺太や千島列島は、同宣言の奪還の直接対象とはなっていない。

ポツダム宣言ではカイロ宣言を履行されなければならないとしている。
ポツダム宣言でも千島列島・南樺太に関する言及は無い。

ただし,四国よりも大きい樺太が諸小島に含まれるとも解釈できない。
宣言ではソ連への千島・南樺太の譲与にも言及がない。

ポツダム宣言 八

    「カイロ」宣言ノ條項ハ履行セラルベク又日本國ノ主權ハ本州、北海道、九州及四國竝ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ

 カイロ宣言

    三大同盟国(米・英・中)は、日本の侵略を制止し、日本を罰するために戦争をしている。右の同盟国は、自国のために何の利益も要求するものではない。また、領土拡張の考えがあるわけではない
    右同盟国の目的は、日本国より1914 年の第一次世界大戦の開始以後において、日本国が奪取し又は占領した太平洋における一切の島嶼を剥奪すること、並びに満州、台湾及び澎湖諸島のような日本国が清国民より盗取した一切の地域を中華民国に返還することにある

1952年サンフランシスコ講和条約
日本は独立を回復したが、同条約にしたがって、南樺太・千島列島の領有権を放棄した。
サンフランシスコ講和条約をソ連は調印しておらず、ソ連とは、1956年日ソ共同宣言によって、国交が回復した。

サンフランシスコ講和条約に代わるものが,日ソ共同宣言である。

日ソ共同宣言(昭和三十一年条約第二十一号) 9

    日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、両国間に正常な外交関係が回復された後、平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。ソヴィエト社会主義共和国連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする。


その後,冷戦下で事態は暗証に乗り上げるが,

1991年4月,ゴルバチョフ大統領が来日。
領土問題の存在を公式に認めた。

1993年10月,日露首脳の東京宣言

日露首脳は北方四島の帰属問題について,
平和条約を早期に締結するよう交渉を続けることとなった。

1997年11月のクラスノヤルスク合意
東京宣言に基づいて2000年までに平和条約を締結するよう
全力を尽くすことで日露首脳が合意した。

1998年4月(川奈提案)

日露首脳会談で日本側は「択捉島とウルップ島の間に
国境線を引くことを平和条約で合意し、
政府間合意までの間はロシアの四島施政権を合法と認める案を非公式に提案。

1998年11月(モスクワ提案)

日露首脳会談でロシア側は「国境線確定を先送りして平和友好協力条約を先に結び、別途条約で国境線に関する条約を結ぶ案」が非公式に提案された。

日本側は四島返還が大前提であるが、ロシア側は歯舞・色丹の引き渡し以上の妥協はするつもりがなく、それ以上の交渉は進展していない。

ロシアは日露平和条約締結により北方二島返還に応じる,としている。
しかし,日露平和条約締結には,日米安全保障条約の破棄ならびに米軍を始めとする全外国軍隊の日本からの撤退が第一条件となっており,二島返還は平和条約締結後,順を追って行うとしている。

これは暗黙の了解ではなく,ソ連時代に度々公言されていたことである。
そして日米安保問題に抵触していることから,アメリカが日露間に領土問題は存在する,として返還を要求するようになっている。


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posted by DEBUO at 13:05 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日

<自衛隊派遣>民主、恒久法化検討 集団的自衛権も


<自衛隊派遣>民主、恒久法化検討 集団的自衛権も 毎日


昨日,綺麗事ばかり言う民主党になってから,
『軍靴の音』が大きくなってきた,と申し上げた。

綺麗事ばかり言うとその代償は大きい,
ということだ。

しかし,現在の民主党は綺麗事ばかりではない。
案外,現実的な外交政策をとっている。

基本は二つ。

  反中と親米

民主党内においては,反小沢勢力が政権を担っている,
ということも大きいのだろう。

外務大臣が親米派で中国に厳しい前原氏であるのは
偶然ではないと思う。

さらに,前原氏の所属する凌雲会(前原グループ)の会長は
仙谷氏である。

菅政権は,実質仙谷政権だと言われているし,私もそう思うが,
前原氏の外務相就任には仙谷氏の意向が強く反映しているだろう。

つまり,仙谷氏も反小沢=反中=親米路線なんだろうと思う。


さて,民主党が集団的自衛権の検討に入るという。

民主党は野党時代にさんざん集団自衛権に
反対をしてきたのではないか,
私にはそういうイメージがあるし,
そう非難する向きも多いんじゃないかと思う。

昨日は反自民,今日は反小沢,
昨日も今日も本質は権力闘争なのかもしれない。

しかし,昨日は昨日,今日は今日,
私は民主党のこの姿勢を支持する

現在の東アジア情勢,及び日本の将来あるべき姿を鑑みるに,
日本が集団的自衛権を発揮できるようになるのは当然だと思うからだ。

 ※日本は集団的自衛権はあるが,それを使用できない,
  というおかしな見解が,日本政府の立場だと思う。

確かに,菅政権は戦後最低の名にふさわしい。
 ※ポッポ政権は宇宙政権であり,評価対象外。
彼らの経済政策はあきらめよう。

外交政策も実に心もとない政権ではある。
しかし,私は外交政策だけは注視するつもりでいる。

とういうよりも,『尖閣』を中心に菅政権を見るつもりでいる。


反中という流れは,2010年の1月からできた流れである。
アメリカが,中国べったりから反中政策に転換し始めたからだ。

その背景には,中国の横柄な拡張・対外政策がある。

特に,中国に多大な圧迫をうけている東南アジアが,
軍事的にアメリカ側になりつつある。

特にベトナムは,ロシアのみならず親米路線も模索している。
ベトナムは必死だ。


韓国も親米度が強い。
李-オバナの蜜月時代,ということもあるのだが,
ノムヒョン時代とは180度転回して,べったりとした親米だ。

軍事的な背景としては,北朝鮮の権力移譲問題がある。
金正日はいつ政権を息子に譲ってもおかしくない。
つまり,彼の死は近いかもしれない,ということである。

そうなれば,中米露をまきこんでの紛争に発展する可能性がある。
そこに,李大統領の半島統一の野望が加わる。


ロシアは基本的には反中である。
北方領土について日ロには争いがあるが,
そんなのとは比べ物にならないぐらい,中露間のトラブルは多い。

少し前までは,ロシアは反米だった。
だから,中国と一時的に手をつないでいた(上海協力機構)。

しかし,ここにきてロシアはNATOとの繋がりを強くしている。
インド洋に軍事的拠点を作るか?とも言われている。
ベトナムとも軍事的な結びつきを強化している。

流れは,ロシアの中国包囲網政策,というふうに見える。

これらが反中政策に即つながるかというと微妙かもしれないが,
ロシアの中国離れ,という文脈で,私はこれらの出来事を見ている。


他にも豪州,インド,パキスタン,中央アジア,中近東(特にイラン)の動き
には注意をはらう必要があろう。

対中国,という観点からであれば,パキスタンは重要そうな国だ。
この,歴史的に親米であり,国民感情は親中であり,現在の政権はロシア
との繋がりを強めているというパキスタン。

中国のエネルギー政策上,無視することのできない国である。


本日は時間がないので,思いつくまま,投稿する。
日を改めて,中国包囲網を軸として投稿していきたいと思う。

  その他
  ★民主、外交・安保抜本見直し…普天間移設先修正 読売
  ★外相「日韓の同盟希望」報道…韓国紙に訂正要求 読売
  ★<物品融通>韓国軍と…政府方針 北沢防衛相、来週提案
   毎日

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posted by DEBUO at 08:17 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日

尖閣諸島が中国領という「鉄の証拠」が競売に

昔,NAVERとかENJOYKOREAと呼ばれる
日韓チャットサイトがあった。

ここの歴史部門には,日本人の研究者や博士クラスの人が
常駐していた。

日本側はとんでもなくレベルの高い人たちが常駐していたのである。
だから,彼らの発表するものは,【論文】といってよかった。
まるで日韓歴史学会の発表の場のような雰囲気だった。


そのサイトで韓国の歴史の嘘が次々と明らかにされていった。

韓国の歴史学というのは,学問ではない。
政治に非常に強く左右される。

まず,結論が先にある。

『韓国の歴史は5千年。ずっと他国から被害を受けてきた。
しかし,韓国は勇猛に抵抗してきた,文化強国だった』
というような結論のもと,
殆どといっていいほど,歴史の教科書が歪曲される。

そんなだから,韓国の歴史研究者は,世界の学会で相手にされない。
何しろ,件のサイトでは韓国を代表する歴史学者が,
日本側に完膚なきまでに叩きのめされたこともあるくらいだ。


そういう歴史で学んだ韓国人たちも,
まともな思考をしていない。

韓国歴史学会同様,韓国人の一般的な特徴だが,

結論が先

というのがある。
自分にとって都合のいい結論が先にあり,
それに反するものは【妄言】だとか【差別】だとか,
とにかくデパートで駄々をこねて床に転がる幼児のような態度を示す。

日本人にもたまにそういう人物がいるが,
韓国はそんな比ではない。

冷静で理性的かつ論理的な韓国人は少数派だ。
そういう韓国人は韓国社会では生きにくいから,
ひっそりと韓国社会にとどまるか,
或いは海外に流出する。


【結論が先】という一般的な韓国人のことを我々は
【量産型】韓国人と呼んでいる。

韓国人は個性が強い,という嘘が日本人に喧伝されているが,
韓国人は幼児のように我の強い人が多いだけで,
決して個性が強くない。

もっと明瞭に言えば,個性に多様性がない
量産型韓国人は,驚くほど同じような反応を示すのだ。


また,韓国人は,食事には群れて出掛ける。
日本人なら,A定食で横並びになるかもしれないが,
韓国人は何を食べるかで紛糾する。
で,各自バラバラなものを食べる。

そこだけ見ると,日本人は個性がなさそうだ。
しかし,団体行動した場合に横並びになりがちなだけであって
日本人は食事に行くのに必ずしも群れるわけではない。

和食,中華,イタリアンを好む人もいるし,
読書やネット,スポーツジムに向かう人もいる。
日本人は意外と個人主義で,価値観が分散している。

対して韓国人はやたら群れたがる。
何しろ,韓国では一人で飯を食うと奇異な目で見られるという。

韓国人は個性に多様性がないだけでなく,
日本人以上に集団主義なのである。

金太郎飴というかつての日本の代名詞は,
実は一般の韓国人にふさわしく,
それ故に『量産型』韓国人と私たちは呼んでいる。


個性に多様性のない【量産型】韓国人であるが,
彼らの特徴はやはり【結論が先】。

だから,突っ込まれると途端に論理が破綻するのだが,
その過程で様々な抱腹絶倒の【言い訳】を用意してくる。

例えば,彼らの主張の根拠はテレビとか映画だったりする。
本当である。

【テレビ(ドラマ)】で見た
というのが彼らの有力なソースなのだ。


日本人でもそういう傾向はある。
しかし,テレビの『水戸黄門』が史実に忠実だと言えば物笑いになる。

一方,韓国人はすんなり歴史ドラマを信用してしまう人が極めて多い。
『チャングム』は99%がファンタジーだ。
それを韓国人(と頭の弱い韓流おばさんたち)は頭から信じてしまう。


韓国人が自分に都合のいい嘘を信用しがちであり,
それ故に,時の政権にいいようにコントロールされがちになる。

それに対して,
中国人はもっと冷徹だ。

中国人は,韓国と同じようなタイプの人たちのように見えるし,
韓国同様,歴史的にも虐げられた期間が長いのだが,
韓国よりも中央政府に対する不信が強い。

韓国よりも民族に多様性があるからだろうか。
或いは国土が広大ということもあるのだろう。

だから,韓国とは比べ物にならないぐらい,
意見に多様性が出るし,冷静だ。

中国の歴史学会も,近代史を除けば,
ちゃんとした学問になっている。
日中共同研究はかなり実りの多い研究になるという。

日韓,中韓とはかなり違う。


その中国であるが,
 ★尖閣諸島が中国領という「鉄の証拠」が競売に レコードチャイナ

中国には尖閣諸島が中国領という「鉄の証拠」があるという。
それは何かというと【小説】である(大笑)。

いつもは冷静な中国人ではあるが,
尖閣に関しては冷静さを失うのか。

中国側の尖閣領有の証拠には実に苦しい言い訳が多いのだが,
それを裏付けるようなものである。


但し,小説であろうと何であろうと,
尖閣問題は領土問題,つまり中国人の劣等感と結びついている。

ここ百年は日本や欧米に領土を侵食され続け,
根底には,漢民族はその歴史の多くを他民族にやられ続けてきた。

そういうコンプレックスと結びつくのでやっかいではある。
そう考えれば,小説だろうと何だろうとかまわないのだろう。

中国政府は確信的に小説を根拠にしようとしているのだ。
尖閣領有の根拠が大切なのではなく,
中国人に尖閣が自国のものである,と信じこませるのが大事なのである。


それと共に,中国が尖閣で攻勢を強めている。

  ★中国、尖閣沖に常時監視船 海洋権益確保へ強硬路線
   ASAHI.COM

常時監視船とは軍艦である。
既に南シナ海では,常時監視船と漁船が護衛船団方式で
行動しているという。

圧力が益々高まる尖閣周辺であるが,
対するは菅政権(笑)である。


実は,私は日本の政治に興味を失っている。
菅では物笑いにするだけの気力が湧いてこないのだ。

あまりに低レベルの笑いはこちらが惨めになるだけである。
菅を笑っても,情けないだけなのだ。

太陽が東から出るからといって,驚く人はこの世にいない。

だから,尖閣関係以外は日本の政治は
あまりブログで取り上げないようにしている。


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posted by DEBUO at 00:00 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月18日

レアアース代替素材「中国と共同研究」 経産相



レアアース代替素材「中国と共同研究」 経産相
日経 毎日新聞 東京新聞
皆さん,上のタイトルを見て唖然としませんか。
私は見た瞬間に頭が沸騰した。

デマかもしれないと思ったが,
少なくとも3社の新聞社が報道している。


レアアース代替素材研究の発端は,
中国のレアアース輸出禁止である。
脱中国を模索しているのに,原因の中国と組もうと言うのだ。

確かに,レアアースの中国の埋蔵量は3割程度でしかない。
しかし,安価とはいえ,世界市場のほとんどを中国が担ってきたのだ。
急にレアアース代替と言われも,
当分は中国にすがるしかないのかもしれない。


だから,民主党が恥を偲んで,中国に擦り寄っているのか?
そんなことあるわきゃない。

家に強盗が入ってきた。
対応策は強盗と一緒に考える。

もう,民主党政権のバカどもは,マゾか変態じゃないのか。

やはり,中国様なのだろうか。
中国にガツンとやられて正常な判断力を失ってしまったのだろう。

何しろ,こんなことをこぼす人物がトップなのだ。

菅首相 「実務を積み重ねているのに、
なぜこんなに支持率が落ちてしまうのか」

TBS News 但しリンク先は2ch

冷静にとか客観的とか,そういう判断力が
民主党政権からはあまり見えてこない。

民主党は,
社会党が沈没するときに避難してきた人物と,
自民党の金権体質のアブクが合体した政党である。

政党の理念など,あるはずがない。
バラバラの党をまとめるのが,金と反自民。

だから,民主党はひたすら『自民党反対』を掲げてきた。
そこで思考停止してしまったのだろう。

マスコミと判断力に欠けた国民のバックアップもあり,
  (判断力に欠けた:そう申し上げて問題ないだろう
   正直申し上げて,私は民主党に投票した方に怒りを感じている)
いざ政権が転がり込んできたら,
反自民だったことがブーメランで脳天に突き刺さる。


しかし,彼らの多くはブーメランが頭に突き刺さっていることも
わからないのだろう。

さすが,政治家たるもの厚顔無恥でなければできない。
まっとうな神経があれば,恥ずかしくて
目の前に拳銃があれば脳を吹き飛ばしているところだ。


いや,厚顔無恥以前に,正常な判断力のある人物なら,
政治家など志さない。

職業に卑賤はないが,
政治家というのは,例えばミュージシャンになるのと同じくらい,
まっとうな職業ではない。

国を想うまっすぐな気持ちがあるか,
それとも肥大した自己顕示がそこにあるか,
或いは権力闘争に多大な関心のあるタイプか,
少なくとも地道な人間にはなかなかできることではない。


民主党は,加えてできの悪い人物が集まっている。
何しろ,
  旧自民党の金権体質と
  社会党の成れの果て
が民主党の中枢を握るのだ。


確かに,自民党にも売国は多数いる。
例えば,メモリー技術や新幹線。
売り渡しのは,政治家だ。

政治家の圧力があり,技術移転したと聞いている。
それはブーメランとなって日本企業を圧迫している。
そこに言い訳のできる余地があったとは思わない。

しかし,レアアースを中国と共同開発,というのと比べれば,
まだ憂国の思いがあったのではないか?

繰り返すが,レアアース日中共同開発は,
 家に強盗が入ってきた。
 対応策は強盗と一緒に考える。

ということである。

中国にキャンと鳴かされたから,涙目で中国に擦り寄っているのか?
或いは,善意を示せば,向こうも善意で答えてくれる,という
お花畑脳なのか?


やっぱり,この党は根っこから魂を抜かれているんだろう。
村山政権もひどかったが,
戦後最低・最悪の売国政権という評価は伊達じゃない。
(ポッポ政権は,銀河外宇宙基準で判断すべきであり,評価外。)

根っこの腐った人間が政治を司る。
心の折れた人物らが現在,日本を率いている。
こいつらを叩き出す上手い方策がないのか?



ちなみに,
大畠章宏経済産業相とは,こんな経歴である。

 民主党茨城県総支部連合会会長、政権公約を実現する会会長。  
 1990年の第39回衆議院議員総選挙で当時の日本社会党から初当選
 日韓議員連盟常任幹事
 日立グループ連合顧問
 日立労組顧問
 日朝友好議員連盟

理系と言いながら,労働組合畑の出身だ。


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2010年11月17日

メモ:海上警察権「見直し必要」,支持率


馬淵国交相、海上警察権「見直し必要」=参院予算委で集中審議
時事


海保の強化は,社会党時代からさんざん反対してきた件だけどね。
民主党政権になって,自分たちが反対してきたことを
続々と決定していく,この皮肉(笑



年代別世論調査 政治オぴみオン
調査期間  2010-11-11〜2010-11-16 10:00 am

菅内閣 〈支持率〉
10代 18.3%(▲7.8←▲4.4) 有意に減少
20代 16.7%(▲8.1←▲0.0) 有意に減少
30代 14.9%(▲8.7←▲1.7) 有意に減少
40代 16.4%(▲5.7←▲6.3) 有意に減少
50代 15.7%(▲9.0←▲4.7) 有意に減少
60up 21.2%(▲10.8←▲4.6) 有意に減少

菅内閣 〈不支持率〉
10代 55.0%(+14.7←▲0.3) 有意に増加
20代 58.3%(+12.5←+ 0.0) 有意に増加
30代 61.0%(+14.9←+ 1.7) 有意に増加
40代 56.7%(+ 9.9←+ 6.2) 有意に増加
50代 60.0%(+10.6←+ 6.7) 有意に増加
60up 57.8%(+13.6←+ 3.8) 有意に増加


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2010年11月13日

メモ:武器輸出三原則,緩和を検討 年末に公表で調整


「米英などのNATO加盟国や韓国、オーストラリアの計19カ国を対象に
緩和を検討」 〜武器輸出三原則 年末に公表で調整
産経

少し前から,武器輸出三原則を緩和する動きがあったのだが,
記事を読むと,意外と早く話がまとまりそうな感じだ。

■武器輸出三原則 昭和42年に佐藤栄作内閣が(1)共産圏(2)国連決議で禁止された国(3)国際紛争の当事国−への輸出を禁じた。
51年に三木武夫内閣がこれ以外の国にも「慎む」と事実上の全面禁輸に。
その後、米国への武器技術供与、米国とのミサイル防衛の共同開発・生産を例外とした。
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2010年11月12日

ビデオ流出について

尖閣ビデオが海保職員によってYOUTUBEにアップされ,
日本中に大騒動を巻き起こしている。

何しろ,2chではスレッドの数が過去の記録を大幅に上回った。
歴代ダントツで一位ということである。

注目度は半端ではなかった。


海保職員がどういう処分になるかはわからない。

法律に乗っ取って『粛々』と処分されるべきであるが,
中国船の船長をいきなり釈放してしまったとあっては,
海保職員を有罪にすることは非常に難しい。

また,海保職員の公務員としての倫理規定に抵触するかもしれないが,
果たして機密情報を流出させたのか,については疑問点を指摘されている。

それに,仮に彼が有罪となったとしても,
彼の『英雄』としての意義は失せそうにもない。


彼の英雄行為が賞賛されるのは,
日本政府のあまりにも腰砕けの対応への批判がベースにある。

つまり,愛国感情の自然の発露が底流にある。

仮に中国がもっと反発を見せれば,
日本政府の目を覆いたくなるような対応と反比例して,
日本人の覆い被せられてきたパンドラの箱を開けかねない。

いや,中国の行為は日本人の怒りに火をつけた可能性が非常に強い。


そのなかで,ネットでは公然と言われてきた噂話が
信ぴょう性を持ってきたようだ。

つまり,尖閣ビデオ公開と中国が振り上げた拳を下ろす,
というバーター密約の存在だ。

もっと具体的に言えば,フジタ社員の釈放が背景にある。


この可能性については,私も始めから感じていた。
故福田政権が1977年,「ダッカ日航機ハイジャック事件」で
拘留中の赤軍派を身代金付きで釈放し,世界中から強い批判を浴びた。
これを私は思い出していた。

人の生命がかかっているときに,それを無視できるかどうか,
というのは非常に難しい問題だ。

一人の命と国益とのバランスを見切ることができるのか。
また,国益の方が大きいと考えたとしても,
では国益を優先できるのか。

そこで,トップとしてのガッツが試されるのだが,
おそらく,現日本政府にはそういう判断はムリなんじゃないかと思う。


さらに言えば,私は日本政府が船長を釈放せざるを得なかったのには,
日本政府のだらしなさ・配慮のなさに加えて,
それまでの日本が曖昧にしてきた問題が横たわっている,と思う。

例えば,
なぜ,海保や自衛隊が周辺海域で堂々と振る舞えないのか。
なぜ,過去の自民党が違法操業している漁船や尖閣に上陸した中国人に
強い態度で臨めなかったのか。

そのたびに,日本中が湧き上がる。
政府は弱腰だと。


じゃあ,自衛隊を強化してもいいのか,
或いは,最悪,戦争になるかもしれないが,それでもいいのか。
という話になると,それは・・・ということになる。

いや,自衛隊の強化などもっての外,『ぐんくつのおと』を鳴らせるな。
とこれまた腫れ物に触るような態度を国民はずっと示してきたのだ。

つまり,日本政府が船長を逮捕・起訴できる環境を,
日本はまだ整備していない,ということである。


その中で,現日本政府が中国船長を逮捕し,起訴しようとしたのだが,
その意気込みを私は評価しているし,
また,腰砕けしてしまったことには,
現政府の素人政権の判断力の無さを感じずにはいられなかった。

結局,中国船長を起訴しようとしたことは,『暴挙』でしかなかったのだ。
現日本政府の能力を遥かに越える事案だったわけである。


しかし,現在進行形である事件の処理と共に,
日本政府は反省を生かさなければならない。

つまり,次に似た様な事件が起きたときに,
しっかりと日本の主張を通すことができるような,
或いは,似た様な事件を起こさないような,例えば,

  ◆領海侵犯法の制定,
   或いは,海保や海自が動きやすい法律の整備
  ◆尖閣周辺の警備強化
  ◆尖閣に建造物設営
  ◆日米安保の強化
  ◆合わせて,韓豪印東南アジアとの連携強化
  ◆中国とのパイプづくり

そのような環境整備をすすめることができるのか,
ということが大切だと思う。

その文脈の中では,ビデオを公開するかどうか,
ということは些末なことである。


確かに,ビデオ公開は一番先に行うべきであったと思う。
中国がどうのこうの言う前に公開しておけば,
その後の展開が随分違ったであろう。

政府がなぜぐずぐずと公開を先延ばししたのか理解できない。
これだけでも随分と国益を損なっている。

公開を先延ばしした結果,公開するタイミングを逸し,
結局,腰砕けを起こした現政府が退却戦の中で,
ビデオ公開密約を中国と結んだとしても,
彼らの能力では目一杯だったのだろう。

我々は,戦後最低の政府を戴いていることを思い出さなくてはならない。
売国云々ではなく,能力が決定的に欠けているのだ。

ビデオ公開して対決姿勢が更に悪化することも考えられる。
そうなれば,益々政府の手に負えなくなる。

結局,途中で腰砕けしたのが,
現在の我々のトップたる日本政府の限界であったのだ。


だからこそ,ビデオが流出したことで,日本国民の怒りが加速した。
この怒りを現政府は受け止められないかもしれない。

しかし,現政府,或いは次の政府が外国からの侵略者に対して,
より十全な対応がとれるような環境づくりをすすめるには,
日本人の怒りは強い送り風を送ることになるだろう。


日本が戦争でうけた傷を乗り越える初めての契機は,
北朝鮮不審船事件とテポドン騒ぎだと思う。

さらに,北朝鮮拉致事件,中国の反日騒ぎ,
と周辺諸国の日本に対する敵意が日本人に知れ渡るところとなった。

ビデオ流出は,更なる日本人の覚醒に相当な貢献をしたであろう。

中国船長は北京の意思が背景にあったのか,軍人だったのか,
或いは,単なる馬鹿だったのかは,私にはわからない。

ただ,泥酔した中国船長の突発的(に見える)な振る舞いは,
日中関係を大きく揺れ動かし,
日本のパンドラの箱をまた一つ開けてしまった。


パンドラの箱から次々と飛び出してくる日本人の核たるものは,
どういう化学変化を起こすだろうか。

胡錦濤は頭を抱えているかもしれない。
ただ,中国の意向など私の知った事ではない。

管政権の評価は地に落ちて地面にのめり込んでいる。
それでも,管政権はいかなる後始末をつけるのか。
繰り返すが,

  ◆領海侵犯法の制定,
   或いは,海保や海自が動きやすい法律の整備
  ◆尖閣周辺の警備強化
  ◆尖閣に建造物設営
  ◆日米安保の強化
  ◆合わせて,韓豪印東南アジアとの連携強化
  ◆中国とのパイプづくり

上記のような環境整備を如何に進めるのか。

それさえできずに『キャン』と鳴いたまま,しっぽを丸めているのでは,
中国のケツを舐めまくっている売国政権という評価は
永遠のものとなるだろう。


確かに,彼らは売国政権の評価がふさわしい。
ただ,次の2点においては,私は管政権を支持する。

  ◆前原・北沢大臣を据えた意味
  ◆結果として腰砕けしたとしても,
   中国船長を逮捕・起訴しようとしたこと

何しろ,ひょっとするとあと3年間はこの愚昧な政権が我々のトップとなる。
毎日が目眩の連続ではあるが,
それでも,僅かな光明にすがるしかない。

  ※前原氏のようなタイプは外相に向いていないとは思うが。
   あまりに原則主義すぎるんじゃないかという気はする。


posted by DEBUO at 19:39 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月09日

メモ:与那国島に陸自200人配備へ


中国警戒を強化、与那国島に陸自200人配備へ
読売


なお,この件は麻生政権時代に既定方針であったが,
鳩山政権の頃の北沢国防相に潰された経緯がある。
インド洋上給油を潰したのも北沢氏(と民主党)だ。

しかし,北沢氏はその後,路線を転換している。

  ★北沢防衛相、先島配備の意向 自衛隊増員

  ★北沢防衛相が外国人参政権に慎重姿勢
   「予断を与えてはいけない」と賛成表明から転換
  ★与那国島に陸上自衛隊部隊を配置する構想
  ★武器輸出三原則「見直しも」 北沢防衛相


与那国自衛隊.jpg


ネットにこんな嬉しいことをアップした人がいた。

  吉田茂 1946年5月22日 - 1947年5月24日 1年 (68歳−)選挙大敗
  片山哲 1947年5月24日 - 1948年3月10日 10か月    3党連立崩壊
  芦田均 1948年3月10日 - 1948年10月15日 7か月    昭電疑獄事件
  吉田茂 1948年10月15日 - 1954年12月10日 6年

  麻生太郎 2008年9月24日- 2009年9月16日 1年 (68歳−)選挙大敗
  鳩山由紀夫2009年9月16日- 2010年6月02日 9か月 連立崩壊
  管直人 2010年6月02日-            ← 中国船衝突事件がバレる
  麻生太郎 2010年XX月XX日 - 2017年XX月XX日 6年???


posted by DEBUO at 16:05 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

今年最大の祭りのはじまり?

ご覧になっている方が多いとは思いますが,
YOUTUBEでのアップはすぐに削除されるようなので,
NICONICO動画をアップします。






海保衝突.jpg
  クリックで拡大

こうなると,騒動があったとされる逮捕時の映像も
是非とも見たいものです。

海外の反応も気になるところですね。


さて,この映像を見てなお,このような発言をする国会議員がいます。
【尖閣ビデオ】視聴議員コメント集 産経より

 福島瑞穂社民党党首「車が道路でちょっとコツンとぶつかるような、
 あてて逃げるという映像だ。(挑発行為は)離れてるし、分からなかった。

 小林興起(こうき)衆院議員(民主党)「向こうが逃げまどって、
 当たっちゃったということだ。
 衝撃があるような当たり方じゃない。
 ぶつかる瞬間はカメラの位置からして見えない」

 LIVEDOORブログ
 田中康夫「尖閣ビデオを観て・・・」期待外れだった これが「衝突」なのか


福島みずほ氏の脳が腐っているのは様式美ですね。
しかし,小林興起氏。普通の保守派のようですが。


なお,投稿者のSENGOKU38の意味。
『嘘のサンパチ』という言葉があるそうです。
『嘘っぱち』と同じ語源。詳しくは,こちらを


注意

【法務委員会】人権擁護法案(人権侵害救済法)早期提出へ

 オレンジいろのあさ

 人権擁護法案(人権侵害救済法)とは・・・?
 人権委員会が、「これは差別だ!」と認めたものに
 罰則を課すことが出来るようになる法律
 詳しくは,サルでも分かる?人権擁護法案

 人権擁護法案の正体




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2010年10月27日

噂 中国軍 北朝鮮に駐留?!


中国軍 北朝鮮に駐留?! YAHOO ヘッドライン
韓国の東亜日報は20日、北朝鮮軍の現代化を図るため、中国人民解放軍が早ければ年内にも平壌(ピョンヤン)に駐留する可能性があると報じた

この件に関しては,韓国当局も否定しているという。
もし事実なら一大事だが,私も飛ばし記事のような気がする。


先日,金正日の後継者が
彼の3男である正恩氏に決定したとの報道があった。

金正日は69歳,以前より肝臓を患っているとされており,
近年は重病説がいくつも流れた。

半島情勢の専門家である重村 智計(としみつ)氏など,
昨年,金正日が死亡しているという本まで出版している。

実際,公的な場所に姿を見せた金正日は
驚くほど痩せていたり,片腕が震えていたりしたという。


金正日は,米中を手玉にとってきた,と見なしてもいいぐらい,
天才的な外交戦術を繰り広げてきた。

天才的,というよりも狂気に近い,と言ってもいい。
狂気は,外交戦略において。
天才は,外交戦術において発揮され,
北朝鮮の延命に寄与してきた。


一方,北朝鮮は特に冷戦構造の終焉と共に,
その地政学的な重要性を後退させた。

若干の資源はあるが,特段,資源の豊富な地域ではない。
農業,工業は著しく後退している。
国土も禿山で治水を考えるには潤沢な資金を投与する必要がある。

一言でいえば,北朝鮮は積極的に関与したくな地域なのだ。

仮にこの地域で紛争が起こり,北朝鮮難民が発生したら,
困るのは,韓国は当然,中国もロシアも大変困る。

中国には旧満州地域に朝鮮族を初めとする多くの少数民族がおり,
地域の不安定化を避けたい。

ロシアはこの地域においては人口が少ないから,
大量の難民は避けたい。

だから,六カ国会議は基本スルーだったのだ。
誰も北朝鮮にコミットしたくなかったわけなのだ。


しかし,ポスト金正日となると話が違ってくる。
後継をめぐって紛争が起こっても不思議ではない。

東アジアが緊張し始めている現在,
周辺国が北朝鮮を【安定】させるために,
様々な仕掛けを繰り出してくるだろう。

ここで大切なことは,北朝鮮云々ではなく,
中国と,東アジア連合(米日韓)の対峙,という眺めだと思う。

両陣営の前線が動く可能性のある,ポスト金正日騒動,
その観点で中国の北朝鮮進駐報道を読むべきであるのだろう。

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2010年10月26日

メモ 自民 領域警備を自衛隊任務に

自民 領域警備を自衛隊任務に
10月26日

自民党は、尖閣諸島などの国境付近の離島に武装した外国人が上陸した際、速やかに自衛隊を派遣できるようにするため、自衛隊の任務に「領域警備」を加えるための法改正を目指すことになりました。

現在の自衛隊法
国境付近の離島に武装した外国人が上陸しても、外国の軍隊と認定できなければ、自衛隊を派遣することができない。

自民党案
自衛隊法で定められる自衛隊の任務に新たに「領域警備」を加え、防衛大臣が警備が必要と判断した場合には、離島などに速やかに自衛隊を派遣できるようにする。


中国漁業監視船2隻が尖閣の接続水域を航行 魚釣島に一時、接近

沖縄・尖閣諸島周辺の接続水域内で24日夜、中国の漁業監視船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。領海内に侵入しないよう警告したところ、2隻は1時間半ほどで水域を出ており、領海内には進入していないという。

尖閣周辺のトラブル急増 政府答弁書で鮮明に
海上保安庁の巡視船が、尖閣諸島周辺の領海内で違法操業した外国漁船に実施した立ち入り検査の件数が,今年1月から9月末までに21件に達し、昨年1年間の3・5倍に上ることが22日、政府が閣議決定した答弁書で分かった。ほとんどが中国船や台湾船とみられる。



posted by DEBUO at 22:21 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

日本が防衛意思示さねば、米国は何もしない

私は法学部を専攻した。
法学部に入学した学生は,たいてい弁護士を夢見るものである。
私もたいした考えもなく,入学すると弁護士のサークルに顔を出した。

いくつかのグループに分かれ,ディスカッションをすることになった。
新入生が7人,先輩として2年生が二人ついた。

題目は自衛隊は違憲か,である。
これについては『違憲』ということで話題はすぐに終わってしまった。
当時の私たちでは,それ以上話を掘り下げることはできなかった。


しかし,自衛隊の要否については話が盛り上がった。
主導したのは二人。
必要だ,という学生と,不要だ,という学生の二人だ。
(その二人は後に,一人は教授,一方は弁護士になった)

私は小学生の時は軍事専門雑誌を購読していたほどだから,
自衛隊の必要性を叫ぶ学生に賛同した。

残りの学生は全て,自衛隊反対だった。
軍隊に頼るな,話し合いや経済の深まりで関係を打開していこう,
そんな話だった。

それは,学生だけじゃなくて,議論する必要もないほど,
日本人全般に見られた当然すぎる反応だったと思う。
核の話など,口に出すのもはばかれる,そんな時代だった。

時は1978年。
ソ連のアフガンに侵攻,中国のケ小平による解放政策,
それらが1979年である。


世界は激動していたが,日本は平和な時代が90年代末まで続いた。
それを破った最初の事件は,北朝鮮のテポドン・ロドンだろう。
それと,北朝鮮不審船事件。

この二つの事件が少し日本人の目を覚まさせた。
さらに,小泉政権で,中韓の反日ぶりに多くの日本人が驚かされた。

ネットの発達も大きいだろう。
左翼の欺瞞性がはっきりわかるようになってきた。


さて,尖閣騒動では多くの日本人が怒りを示した。
これほどまでに日本人が怒りを示したのは,最近ではちょっと記憶にない。
  ※食品関係を除くw

何しろ,左巻きの新聞でさえも,中国に怒りを示し,
内閣の腰砕けを非難したぐらいだ。

日本人はそこまで成熟し,先の大戦の呪縛から解放されつつある。

ここで,当然すぎる助言をアメリカ人がしている。
  ★尖閣問題 「日本が防衛意思示さねば、米国は何もしない」 イザ


確かに,民主党内閣はへたれである。
戦後反日教育の最後の徒花ではないか,と私は思っている。

だが,尖閣騒動で政府が腰折れしたのを非難する前に
私たちは自省する必要がある。

中国が尖閣を狙っているのは今に始まった話ではない。
自民党時代からずっと続いてきた話だ。

じゃあ,柳腰で対応してきた自民党が悪いのか。

強硬姿勢に出ることのできない時代背景があったのだ。
自衛隊は極悪組織で,
核など口に出すことさえできない時代が長く続いた。

つまり,自民党の対応は日本国民の民意が反映されてきたのだ。
だから,毅然とした対応のとれない体制に日本はなってしまっている。

現政府は途中までは強硬姿勢だった。
そこは評価しよう。
しかし,最後までつっぱり通せなかった。

法律も,自衛隊の整備も,その前に覚悟も,
日本には足りていなかった。

彼らをチキンにしたのは,日本国民の軍事アレルギーだったのだ。


尖閣問題は,日本の負け。
しかし,中国は自国を取り巻く状況を悪化させた。
中国は自爆したのだ。

だから,勝者がいない。

だが,第2ラウンドがある。
中国は必ず尖閣を取りに来る。
日本政府はそれに向けてどのような対応をとるのか。

そして,環境整備に風を送るのは,日本人の意思である。
  『自分のことは自分で守る』
そういう当たり前のことを表明するだけで,
中国は尖閣に進出できなくなる。


民主党というのは,共産党よりも反日勢力の強い党である。
日本の国益よりも,外国,特に中韓の国益を優先したがる,
国益を顧みない,世界でもまれな政党である。

ただ,少なくとも領土問題そのものについては,
民主党といえども,それほどおかしな主張をしているわけではない。

領土を守る,という方法論に圧倒的な過誤があったのだ。
  ★「同盟深化」文書は先送り=11月の日米首脳会談 時事

がっかりだ。
普天間問題があとを引いているためだという。
普天間問題について,政府はどの程度,理解を深めているのだろうか。
自分たちの馬鹿さ加減を理解しているのだろうか。

先の代表選では,小沢氏が普天間再協議などと
相変わらずおかしなことを言い出していたようだが。
あれは,小沢氏流の鼻のきかせ方だったのだろうか。
  ★小沢氏、普天間問題を代表選の争点に 読売


posted by DEBUO at 04:09 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

【竹島問題】防衛白書 9月に延期された陰に仙谷官房長官


【竹島問題】防衛白書 9月に延期された陰に仙谷官房長官
 「韓国に配慮、こんなことは今までならあり得ない」防衛省関係者指摘


管氏は,8月に管談話を発表した。
私だけじゃなくて,多くの日本人が歯ぎしりをした。

そして,今回の防衛白書発表の延期である。
またもや,多くの日本人が腹をたてているだろう。

しかし,私は少し方向転換する。
以前は,管政権はただの売国政権で,しかも頭が悪い,
とみなしていたのだが,
頭が悪いのは,相変わらずだが,
反中に舵をとってきた,と思えるからだ。


少なくとも,軍事的には東アジアは反中で固まり始めている。

  南シナ海でのクリントンの発言資料
  沖縄普天間問題
  黄海での米韓軍事練習
  自衛官が米韓演習に参加資料
  韓国軍と物品役務を相互提供 首相、李大統領に提案へ資料
  尖閣に関するアメリカ高官の発言資料
  小沢一郎「尖閣諸島、“中国領”と認められない」資料

米国,日本,韓国,ASEAN,インドによる中国包囲網がつくられ始めていると,
私は見ている。

管政権においてその中心にあるのは,
前原氏と北沢防衛大臣であろう。

さらに,ここに仙谷氏がからむのだが,
この仙谷氏,立ち位置がはっきりしない。

仙谷氏,学生運動家あがり,
有名な高木健一弁護士とも活動を共にしたこともあるようだ。

また,現在,盛んに媚中発言を繰り返している。
だから,売国・媚中政治家なのか,と見なされているのだが,
私にはまだ仙谷氏の真意がよくわからない。


管政権は,実質的に仙谷政権だと思う。
管氏には見識も実務能力もない。

私は,仙谷氏の思想ではなく,人間性に興味がある。
なかなかの人物じゃないか,という気がしているのだ。

少なくとも,刀傷を負うのは自分の役目,
そう仙谷氏が覚悟しているように見える。

以前にも,汚れ役を買ってでたような痕跡がある。
打たれ強いタイプなのか。


その仙谷政権は,反中に舵を切ってきたと思う。
おそらく,ポッポ政権末からそういう流れが民主党内部にあるのだろう。

その中心にいるのが前原氏であるのは間違いないと思うが,
そこに仙谷氏もからんでいるようなのだ。

少なくとも,中国漁船を検挙しようとした,その決断の中心には,
政権の実質的なトップ,仙谷氏がいるはずである。


結局,彼らは腰砕けしてしまったのだが,
中国の想像以上の野蛮さにおじけづいたのと,
やはり,素人政権であることの悲しさ故であろう。
中国へのパイプがなかったようだ。
 
途中でイモを引いてしまったのは情けなかったが,
まだ挽回することは可能だ。

例えば,
  海保と海自が身動き取れるような法律整備。
  現場周辺での取り締まりの強化。
  尖閣に拠点設営。
  周辺各国(米豪印,韓東南アジア)との連携。

環境整備に民主党政権が如何に取り組むのか。
それによっては,評価を逆転させることも可能だと思う。


今後も媚中発言を繰り返すばかりで,
尖閣に何の手当もしないとなれば,話は違ってくる。
やっぱり売国政権,しかも史上稀にみる馬鹿政権,
という評価を覆すことはできない。

いや,馬鹿政権ということであれば,
ポッポ政権が空前絶後の馬鹿であるが,
もうポッポ政権は馬鹿の殿堂入りしている。
真性馬鹿,宇宙馬鹿は評価対象外である。


以上を踏まえて,最初に戻るが,
管政権が韓国に配慮しているのは仕方ないだろう,
と私は思う。
配慮しすぎ,という感じはするが。

反中で東アジアが中国に対抗し始めているのだ。

向こう側,李大統領も日本に配慮しているように見える。
少なくとも,伝統的な反日政策を,李大統領は採っていない。
彼は相当な野心家だ。


posted by DEBUO at 00:24 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月16日

東京で5000人規模の反中デモ



デモは千人と言っていますが,
警察発表では,5800人だそうです(未確認)。

この反中デモ,2回目ですが,
前回では,諸外国が報道したのに,
日本のテレビ局は全てスルーでした。

その理由が,
 ★知らなかったから・・・orz


腰が砕けたんですが,
さて,2回目はどうでしたでしょうか。

NHKは期待を裏切らなかったようです。
7時のニュースでは,
中国の反日デモをトップに報道しながら,
日本の反中デモは一切触れず。

9時のニュースでは流石に日本のデモに触れたようですが,
中国の反日デモに2分割いたのに対して,
日本の反中デモの割り当ては30秒ぐらい。

(上記,未確認)


ところで,日本の反中デモを受けて,
中国も対抗でもを繰り広げたそうな。
  ★若者の反日感情、もはや制御できず…反日デモ、
   中国指導部に打撃。
   もはや大衆の行動は党中央では抑えきれないことを露呈
   朝日


このデモが官製デモなのか,自然発生なのかは私にはわかりませんが,
ずっと気になっているのは,
今回の一連の騒動で胡錦濤が全面に出てこないこと。

中国にも最低限の節度がある,ということなのかな。


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2010年10月03日

有言実行内閣,ビデオ提出を先送り。


首相,「有言実行内閣の出発」を宣言 産経
第176臨時国会が1日召集され、菅直人首相は所信表明演説演説の中で、社会の閉(へい)塞(そく)感が深まっている現状を憂え、これまで先送りしてきた課題の解決に取り組む「有言実行内閣の出発」を宣言した。

有言実行内閣なんだと。
今までの口だけ番長ぶりを反省したらしい。

  ※久しぶりの国会での出来事だ。
  管政権で3ヶ月ぐらいたつが,その間に何日国会が開かれたのだろう?

しかし,その口も乾かぬうちに,

漁船衝突ビデオ提出先送り 読売

証拠ビデオは課題には入らないらしい。


さて,そのビデオ先送り。
政府が懸念していることの一つは,記事にもある通り,
拘束中のフジタ社員だろう。

開放された社員のコメントが入っている。

「軍管理区と気づかず」帰国のフジタ3社員 読売

彼らのコメントにおかしな点がある。

  ◆中国人社員がいた。
  ◆細い道で進入禁止のゲートがあったため、手前で車を止めた。
  ◆ゲートの奥に「軍事禁区」の表示があることに気付かなかった。

デジタルカメラで撮影したとあるから,それが拘束の理由ならわかる。
しかし拘束の理由は,『軍事管理区域への立ち入り』。
社員の話だと,立ち入りしていないじゃないか。

また,中国社員がいたらしいが,彼はどういう存在なんだろう。

セットアップの可能性は?


詳細はどうでもいいんだろう。
何か不審に見える行動を彼らがした。それが全てだ。

経緯がどうであれ,ピンポイントのようなタイミングで
フジタの社員が拘束された。

拘束された後は彼らは日中関係の渦に巻き込まれるしかなかったのだ。
いわば誘拐みたいなもので,それを国家機関がやっている。

しかし,誘拐と違って金で解決できない。
何しろ,彼らの面子がかかっているからね。


フジタ社員のうち3人は解放された。
数日前にも,
  ★中国、レアアース禁輸を解除 姿勢軟化の兆し ASAHI.COM

とりあえず,表面的には幕引きがなされ始めている。
いつまでも中国は怒ってばかりいるわけにはいかないだろう。


しかし,フジタ社員はまだ1名が拘束されている。
レアアース禁輸などの経済ネタに日本が弱腰なのもわかった。

さらに,
  ★中国政府、尖閣を「核心的国益」に…香港紙報道 読売
  ★中国監視船、尖閣沖で活動=外務省が中止求める 時事
  ★中国監視船が尖閣最東端まで侵入 中国紙「歴史的達成」 ZAKZAK

中国は攻勢を強めている。
そんなことは誰でも予想できることだ。

表面的に姜報道官がひきつった笑いで軟化を示したとしても,
むしろ,その笑みに不気味さを感じる日本人が殆どだろう。

中国の19世紀的な強圧姿勢は露ほどの変化もしていない。


ところで,フジタが中国で何の事業をしていたか。
遺棄化学兵器の廃棄事業である。

これについては,また日を改めて。


posted by DEBUO at 14:37 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

北朝鮮不審船事件


能登半島沖不審船事件 1999年 資料


1999年(平成11)3月23日に発生した
海上自衛隊及び海上保安庁による不審船追跡事件。

【経緯


P-3C哨戒機が日本領海内で不審船2隻を次々と発見。
自衛隊・護衛艦,海保・巡視船,巡視艇による追跡が始まる。

船舶電話を使って不審船に呼びかけるも停船せず,
逆に不審船が速度を上げて,巡視艇が遅れ始めたため,
警察官職務執行法に基づく威嚇射撃を行う。

1953年のラズエズノイ号事件以来46年ぶりとなる警告射撃である。

不審船は更に速度をあげると,海保の船は脱落。
そこで,自衛隊法第82条に基づく初の海上警備行動が発令される。

 海上警備行動
 防衛大臣の命令により発令される海上における治安維持のための行動。
 防衛大臣が発令できるもので最高位のもの。

不審船に対して警告爆撃・警告射撃が行われるも,不審船は北朝鮮に逃走した(推定)。

【その後】

◆北朝鮮の偽装船の存在が一般に知られる。
◆前年(1998年)のテポドン事件と合わせ日本の世論に大きな影響
◆自衛隊における2回目の武器使用事案
 (1回目:ソ連機による沖縄本島領空侵犯時の威嚇射撃)
◆事件後の法改正で海保が不審船に対して船体射撃する要件が改正された。
 (海上保安庁法の改正)


能登半島沖不審船事件 2001年 資料


北朝鮮の工作船と思われる漁船を,海保と自衛隊(及び米軍)とが追跡した事件。

経緯

日本海からの怪電波を受信,護衛艦が緊急出港した。
法的根拠は、防衛庁設置法に基づく「調査・研究」。

不審船が速力をあげると巡視船が遅れ始める。
そこで,「漁業法励行」のため、船尾に国旗を掲揚していない不審船に対して
度重なる停船命令を行った。

不審船はさらに逃走を続け、
この時点で「漁業法違反容疑(立ち入り検査忌避)」が成立。

射撃警告を行った後,逃走防止のため、「警察官職務執行法第7条」を準用した
「海上保安庁法第20条1項」を遵守しながら,
14時36分からRFS付20mm機関砲による不審船の上空及び海面への威嚇射撃を行う。

不審船は中国側EEZに向けて逃走。

海保は,警告放送の後に20mm機関砲による船尾と船首への船体射撃を行う。
不審船は出火

この船体射撃の根拠は「漁業法違反(立ち入り検査忌避)」容疑。
但し,この根拠では人身に危害を与えると違法性を問われる可能性がある。

不審船から巡視船に対する銃撃が開始される。
(対戦車弾RPG-7を含む)

巡視船には正当防衛が成立,不審船船体に対する正当防衛射撃を開始。

当該不審船は海上保安庁の巡視船と交戦の末,自爆して東シナ海沖の中国のEEZ内で沈没。

その後

◆日本国憲法施行後はじめての日本国による船体射撃。
◆拉致問題に揺れる日本の世論にさらなる影響を与えた。
◆それでも左派政党(特に社民党)をはじめとする,
 いわゆる「護憲派」が激しく非難した。
◆海上保安庁法改正案が提出され,社民党以外の賛成で可決された。


posted by DEBUO at 09:06 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

日本には領海侵犯罪がない

日本でオーバーステイしてもちょろかった

私はフィリピンに5年ほど住んでいます。
周りには日本で不法滞在して強制送還されたフィリピン人が数多くいます。

以前は罰則が緩く,確か30万円以下の罰金が課せられるだけ。
事実上,罰金が課せられることは殆どなかったんじゃないでしょうか。
拘束⇒強制送還でした。


現在は罰則が厳しくなりました。
◆3年以下の懲役若しくは禁錮若しくは300万円以下の罰金、
又は懲役若しくは禁錮と罰金の併科
です。

法律ではそう決められていますが,
不法滞在だけなら有罪になっても執行猶予だけ。
有罪確定後,そのまま強制送還のようです。

裁判費用がかかるので,それがいわば罰金みたいなもんでしょうか。

なんにしろ,多くの場合は起訴されずに,
2週間ほど移民局に収容されて,
そのまま強制送還です。費用は本人持ちです。

ただし,費用が捻出できないときは半年ほど収容された後,
国庫負担で強制送還。
或いは,特別な事情のある時も国庫負担で強制送還。

今でも,不法滞在はちょっとキツメの交通違反程度でしかありません。

漁船が領海侵犯した場合

漁船が領海侵犯しても,『領海侵犯罪』はありません。
領海侵犯に対しては,摘発する法律がないのです。

だから,領海侵犯には不法滞在や漁業法を適用します。
たいていは,領海侵犯してもそのまま強制退去です。
(といっても,勧告するだけ)

少し処分が重い場合は,『漁業法』を適用します。
検査に応じない場合の立ち入り検査忌避容疑を適用。
罰則は懲役6月以下または30万円以下の罰金。

領海侵犯は,そこに重大な侵害があるとしても,
交通取り締まり,例えばシートベルト未装着のように扱っています。
(形式犯という)

領土や領海を不法に侵害しても,それを取締る法律がないのです。

なぜ?

領土,領海の警備という,日本の主権を守ることは国家に必要不可欠です。
ところが,自衛隊の権限が広がることを嫌って放置されてきたといいます。

誰が反対してきたかわかりますね。
野党,マスコミそして多くの国民です。
(90年代まで,多くの国民は【軍靴の音】を大変嫌いました。)

法の不備は,海保の頑張りや日米安保条約でカバーされてきました。


また,領海侵犯をあやふやにすることで,
問題を大きくしないメリットもありました。

谷垣総裁が
  ★時事通信  国外退去にすべきだった=自民党の谷垣氏
と発言しました。

これは伝統的な自民党の技です。
今回の谷垣氏の発言にも,ネットではブーイングの嵐です。
真意を理解している人はあまりいません。

この谷垣氏の発言,つまり伝統的な自民党の技は,
  ◆とりあえず,日本の法が適用される。
  (日本の領海であることを主張することができる)
  ◆すぐに強制退去にすることにより,
   相手に対処の時間を与えない。
  (尖閣の場合だと,領土問題化させない)
というメリットがありました。


しかし,この『領土問題化させない』という意味,
今回の事件で国民の多くに理解されました。

以前は,この手の事件に興味のある人が理解していただけで,
多くは単純に興奮していただけでした。

日本国民の反発を招くことは,中国の思うツボだったのです。
ネトウヨがネットでブーイングすればするほど,
北京はニッコリという構図だったのでした。


繰り返しますが,領海侵犯を問おうにも,
野党や国民の反発がありました。
自衛隊の強化につながるからです。

自民党時代の早期国外退去は,
それを反対に利用した自民党の苦肉の策だったんでしょうかね。

どんどん高まる中国の圧力

しかし,自民党時代のいわば『戦略的曖昧さ』は,
もう効力がなくなってきました。
  ◆中国が力をつけてきたから。
  ◆日米安保体制がゆるんでいるから。
  ◆何より,日本では素人が政治を行っているから。

今後,中国はもっと強行な手に出てくるでしょう。
日本領海内に中国船が居座っても,
  ◆海保は退去要請しかできない。
  ◆自衛隊に海上警備行動が発令されても,
   警察権の行使しかできず,海保と同じ。


更に,尖閣に上陸して建造物を設営したらどうなるでしょうか。
先日も申し上げましたが,そうなると大変ややこしくなります。
  ★米軍のバックアップが難しくなる
  
中国はそれをHIT&AWAYで探りに来ています。
日本が気弱なメッセージを送れば,躊躇なく実行に移すでしょう。


だいたい,尖閣周辺の中国の行動には,
どの程度北京のコントロールが効いているか疑わしいのです。
軍部の暴走で事がなされることも多いんじゃないでしょうか。

だから,紛争など,お構いなしです。
他国の反応や経済的デメリットを無視して,尖閣を取りに来ますよ。

しかも,その時は北京の暗黙の了解があるのだろうと思います。

民主党がとった『公務執行妨害』

民主党は,自民党の『戦略的曖昧さ』を理解していなかったのか,
或いは,新しい東アジア情勢を作ろうとしたのか,⇒多分これ
それとも単純に国民の人気取りに利用しただけなのか,
中国船に積極的に対応しようとしました。

中国船を公務執行妨害罪で検挙,はっきりと白黒つけようとしました。

背景には,民主党のアメリカとの対話があると思います。
いつの間にか,媚中から親米に鞍替しつつあるんですね,民主党政権は。

また,中国船は,船首に固いものをくくりつけ,
そこを海保の弱い部分にぶつけてきたといいます。
非常に悪質です。
明らかな意図がそこにあります。

だから,私は民主党政権のとった行動は当然だと思います。
中国自ら,曖昧さを破りに来たんですよ。

民主党は『粛々』と日本の法律で裁く,そう何度も公言していました。
私はそこに民主党の『決意』を感じました。

そして,それは起訴−判決で新しい東アジア情勢が生まれるはずだったのです。

ところが,民主党は腰が砕けてしまった。

  ◆中国の圧力に負けたように見えること
  ◆つまり,日本はチキンであると世界中に公言したこと
  ◆日本は法律を曲げてしまったこと

そういう腹立たしい結末を迎えてしまいました。
素人が暴走すると,事態がより悪化する典型例でしたね。

求められる尖閣周辺の治安強化

民主党がすべきことは
  ◆領海侵犯法の制定,
   或いは,海保や海自が動きやすい法律の整備
  ◆尖閣周辺の警備強化
  ◆尖閣に建造物設営
  ◆日米安保の強化
  ◆合わせて,韓豪印東南アジアとの連携強化
  ◆多分,中国とのパイプもいるんだろうな
  ◆最善は,政権返上,議員辞職です。

麻生氏の先見性がわかりますね。
大きく見れば,尖閣で文明の衝突,
海洋勢力と大陸勢力がぶつかっていると見るべきでしょう。

民主党が最後までやり抜けば,
この構図がはっきりと浮かび上がるはずだったんですが。


民主党,旧社会党は自衛隊の強化にはずっと反対してきました。
また,反米でもありました。
反戦思想家ばかりでした。

ところが,民主党政権になるや
  紛争を呼び込み,
  自ら自衛隊を強化する必要にかられ,
  結局媚中を捨てアメリカに頼らざるを得ないという。

何の冗談か,と思いますね。
いかに民主党の連中が浮世離れしていたかよく理解出来るというものです。


更に,国民の決意も問われるでしょう。
あやふやに終始できた時代は終わりを告げました。

全面対決するというわけではありません。
中国に限らず世界各国の多くとは相互互恵関係にあります。

しかし,いざという時には,その相互互恵関係を捨てる決断を
国民自らがしなくてはなりません。

その決意があればこそ,中国との互恵関係は維持できるんだろうと思います。
それは言葉のアヤではありません。

周りが泥棒ばかりならば,鍵をしっかり掛ける。
それでようやく近所づきあいができるということです。


  参考:【風を読む】論説委員長・中静敬一郎 領海侵犯罪がない不思議 産経


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2010年09月28日

尖閣,今後どうするか その3

尖閣,今後どうするか その1 その2 からの続き

日本は将来,中国と激しく衝突する。

中国の勢いは昇竜の如し。
経済的にも軍事的にもぐんぐん力をつけている。
その力が外に溢れないわけがない。

ましてや,中国は全世紀に領土の殆どを植民地化された記憶が
生々しく残っている。

トラウマは各国の行動を規定することがある。

アメリカなら,世界大恐慌時の失業。
ドイツなら,一時大戦後のインフレ。
日本なら,広島・長崎。

中国が外国にやられた記憶は,中国に領土拡大を促す。

ある国の力が増大し,領土拡大に積極的になれば,
当然,周辺の旧来勢力と衝突するのは明らかだ。

日中,慣れ合いの時期は終わった

問題は,そこで引くのか押すのか。

押しても押せるかどうかわからないが,
引けば必ず押して来る。

これは外交の常識だ。

最近,ネットでちらほら散見されるのが,
英首相チェンバレンの教訓だ。

ヒットラーと宥和政策を取ろうとして足元を見られ,
ヒットラーのポーランド進行を許し第2次大戦に突入した件である。

増大する中国の圧力にどう日本は対応していくのか。

もう馴れ合いでやり過ごせる時を過ぎてしまった。
民主党政権がその扉をあけてしまったのだ。
(或いは,高度な慣れ合いのできるスキルが民主党政権にない)

争いは怖いからしっぽを巻いて逃げるのか。
或いは経済的損失は嫌だから中国に阿るのか。

しかし,下手に出て良い時期と悪い時期がある。
何度も言うが,下手に出ていい時期を過ぎてしまった。
損失を覚悟して,中国と向き合わなくてはならない。

そうなると,周辺国,特にアメリカとの軍事的連携が重要になる。

アメリカは日米安保を守るか?

沖縄(尖閣)に中国が軍事侵攻したとき,アメリカが守ってくれるか?
ということに疑問をもつ人がいる。
アメリカの研究者レベルでもそういう人がいる。

愚かだ。
尖閣が日本の支配下にある限り,
アメリカはちゃんと尖閣を守る。
それがアメリカの国益だから。

沖縄がアメリカにとっても重要な地ということもある。

だが,より大きな視点では,アメリカが沖縄を守ることができないのなら,
世界中の同盟国の結束にヒビが入る。

軍事的プレゼンスの低下は,アメリカの信用低下につながる。
信用低下,つまりアメリカのドルは基軸通貨の役目を後退させる。

基軸通貨としてのドルが縮小すれば,
アメリカの経済国境が後退する。

後退すれば,アメリカへの投資は減り,
貿易赤字が牙を向く。

アメリカはアルゼンチンになるのだ。

アメリカに大きな戦略的変化がない限り,
つまり,アメリカが国力を縮めるという決断をしない限り,
アメリカが尖閣を守らない,というのはありえない。

もっとも,かつてのクリントンのように
軍事と経済の関連性に疎い政権も出てくるだろうから,
断言するわけではない。

しかし,疎くても日米安保の後退=アメリカの国力低下,
という図式にかわりはない。

そのことに気づかずにアメリカが尖閣を守らなかったら,
それはアメリカの地位低下につながるだけであり,自業自得だ。
そして,その場合は,日本はアメリカから離れることになる。

試される日本の胆力

ここで,最も大事な事がある。
アメリカの助けを得るためには,
日本も腹を括る必要があるということだ。

東アジア共同体とかふらふらしているようでは,
アメリカも困り果てる。

ちゃんと中国と対峙する気があるのか。
中国と何らかの紛争がおこって仮に人的被害が出ても動じないか。
経済的損失も覚悟できるのか。
中国と国交が断絶するようなことが起きるかもしれないが,
耐えられるのか。


もっと言えば,自分で自分の国を守る,
そういうごく当たり前の決断ができるのか,ということだ。
小沢氏的に言えば,『普通の国』になる,ということである。

その場合,究極の選択が待ち受ける。
日本の核配備だ。

自分の身は自分で守る,と考えたときに,
日本が核配備するかどうか,という議論は必ず出てくる。

正直に言えば,日本の核配備は非現実的であろう。
勘違いされると困るが,私は核配備論者ではない。

ただ,日本が独立するなら(アメリカから離れるなら)核配備が必要だ,
ということを言っている。
つまり,アメリカから離れることは非常に難しい。

しかし,そういう議論をオープンにできる環境作りは大切ではなかろうか。
日本が核配備の議論をするだけで,それが周辺国には大変なプレッシャーになる。
合わせて,日本国内の軍事成熟度が高まってきた,ということでもある。


さて,事が起きれば,事態は連鎖的におきてくる。
だから,予め早急に手を打たなくてはならない。
そこに待ち受けるのは,上記のような重要な決断だ。

【腹をくくる】,日本の胆力が試されるのである。


誤解しないように付け足すが,
腹を括れ。というのは,何も戦争をおっぱじめよう,というんじゃない。
逆だ。

中国に日本の決意を見せつけるのだ。
そのメッセージはすぐに中国に伝わる。

そうであれば,中国は手出しをしなくなる。
少なくとも,正面突破は避けようとする。

腹を括れ。というのは紛争回避の術
なのだ。

怒れ,日本人

民主党政権が今後どう対処していくか。
もう答えははっきりしている。
事態が飲み込めないまま,ただいたずらに言葉を弄すだけだ。

彼らを少しでも評価した私が愚かだった。
彼らはポッポ政権と並ぶ戦後史に残る馬鹿政権なのだ。
間違いなく,豆腐の角に頭をぶつけると死んでしまうような政権なのだ。

我々ができることは,中国に怒りを示すことである。
中国はあまりにも理不尽な行動をした。
そして,現在も理不尽な行動を継続している。

日本政府はただのチキン野郎でも,
日本人は非常に怒っている,ということを中国にみせつける必要がある。

これは非常に中国に効く。
そうやって,中国の親日本派に力を与えよう。

ここで一般の日本人も日本政府同様ただぼけーっとするだけなら,
沸点が高くなりすぎて,沸点に到達した時には後戻りできない,
ということになりがちだ。

日本人は,危機が訪れると,それに『正しい』対応をするばかりか,
過剰対応してしまう。

日本人はそういう過剰反応をする体質であり,
しかも,それをやり遂げてしまう。

それは歴史が証明している。
私は日本人の過剰反応が怖い。

ましてや,日本の軍事オンチぶりは,先の大戦のトラウマに起因する。
だから,なおさら日本人は成熟する必要があるとおもうのだ。

まださほど沸点の高まっていないときに,
中国側に『正しい』メッセージを送って,場を膠着状態にしておく。
そういうことが望まれるんじゃないだろうか。


ところで,事態がここまで深刻になっても,
まだお目出度いことを抜かす輩がいる。

財界は相変わらず中国べったりなのか?
9条が日本を守ってくれるはず,というスウィートたちはまだいるのか?
1000万人の移民政策を掲げる馬鹿政治家は?
外国人参政権を推進する売国奴は?
東アジア共同体はどうなった?


posted by DEBUO at 00:00 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月27日

尖閣,今後どうするか その2

尖閣,今後どうするか その1 の続き

謝罪と賠償

引けば押して来る。
外交の基本だ。
外交ならずとも,普通に生活していれば,事例はそこら中に転がっている。

中国は,船長を釈放したら謝罪と賠償を要求してきた。
日本が引いたのだから,押した。

そういうことなんだが,
中国の謝罪と賠償はそういう意味で捉えない方がいいかもしれない。


船長は,日本の法律で逮捕され,
曲がりなりにも,日本の法律で釈放された。
尖閣周辺が日本の領海であることを明らかにする行為である。

そのことが中国にとっては大変なマイナス要因になっている。
だから,そのことをなんとしてでも覆さなくてはならない。

そうでなくては,政敵にやられる。
それどころか,共産党の屋台骨を揺さぶっている。
だから,必死だ。

勿論,彼らは尖閣が中国の領土でないことは十分承知している。
しかし,そんなことは大したことではない。
尖閣は自分の領土,と公言しているからだ。

中国の領土内で日本の法律が適用された。
とんだ不条理だ。だから,謝れと。

くどいが,日本の行為をなかったことにしなくてはならないのだ。
それが,『謝罪と賠償』の本当の意味だと思う。

だから,民主党は大人の対応をして,
中国に貸しを作ったつもりかもしれないが,
中国にとっては,借りたことにならないということだ。

早急に必要な周辺整備

勿論,日本は謝らないし,賠償もしない。
『国内で国内法を適用して処分した』
との主張を繰り返すことになる。

中国にとっては,そのことが日本人の考える以上にグサリとくる。
だから,中国はしゃにむに次の手を打ってくる。
日本の法律が適用されたことを打ち消すような手を。

しかも,日本政府が芋引いたせいで,中国には勢いがついている。
必ず,やくざのいいがかりものっけてくる。

そのやくざのいいがかりは,中国からみれば,
自分たちの『当然あるべき権益を回復』するため。

尖閣を取りにくる,ということだ。


漁船はますます増えるだろう。
尖閣に上陸する中国人も出てくるだろう。

海保は手が出せない。
手を出してもあやふやに終始する。
政府がそうしてしまったのだ。

そのあやふやさは自民党の時とは性格が違う。
自民党のは高度な政治判断,としても良かったのだが,
民主党の場合は,ただ単に取り締まれないだけである。


漁船保護のために,中国海軍も出張ってくるだろう。
海自は手が出せない。

取り締まる法律,自衛隊を運用する法律,
欠陥だらけだという。

自民党が法整備を疎かにしてきたからだ。
それは,やむを得ない面もある。

曖昧にしておいたほうが紛争がおこらない。
紛争が起こらなければ,そこに領土問題は発生しない。

また,整備しようとしても反対してきたのは野党だ。
民主党とか旧社会党とかの連中なのだ.
というよりも,日本国民の戦争アレルギーは強烈だった。
『軍靴の音』を鳴らしてはならなかったのだ。


しかし,増大する中国の圧力を前に,
いつかは中国と対峙する必要が出てくるだろう。

そのきっかけを民主党政権が作ってしまった。
作っただけではなく,明らかに中国の領土野心を前進させている。
今,尖閣周辺海域は実質的に中国のものだ。


さらに予想される事態に向けて,
日本は早急に整備をしなくてはならない。

日本国内の法整備はもとより,
外国との連携も大切だ。

軍事同盟国であるアメリカ,オーストラリアやインド。
そして韓国,東南アジア。

外国の目は冷笑を含んだものになるかもしれないが,
今一度仕切りなおして,連携を深める必要がある。


その3に続く


posted by DEBUO at 04:10 | 尖閣 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする