2011年07月05日

民主復興相・松本氏、大ブレイク

昨日は一日中アクセス(データベース)と格闘していて、
夜は飲み屋に拉致され、へべれけで就寝。

目が覚めたら、ネットでは祭りがおきてた。

  松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発
  資料

松本語録w

  ◆仮設住宅の要望をしようとする達増知事の言葉を遮り、
  「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。
  ◆「知恵を出したところは助けるが、
  知恵を出さないやつは助けない。」
  (激励のつもりらしい)
  ◆「九州の人間だから、東北の何市が
  どこの県とか分からない」
  (冗談のつもりだったらしい)
  ◆応接室に後から入ってきた村井嘉浩知事に
  「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ。」
  (知事は予定通り応接室にきたらしい資料
  
こりゃ、庇えんでしょ。
しかも、

  松本復興相 「『知事は客より先にいろよ。
  自衛隊ならやるぞ』の発言、
  (記事に)書いた社は終わりだ」
  動画
  http://www.youtube.com/watch?v=VtUqWdbjnTk

これを放送したのは、TBC、宮城の地元局。
『アッパレ』である。


大ブレイク中の松本氏にのっかる民主党議員もでてきた。

  民主党梶川ゆきこ氏が宮城県知事を批判
  「復興利権がほしくてヨダレを垂らし、
  腹を空かせて待ってる狼ども」
  資料

この記事で思い出したが、
梶川という議員は、以前から不思議発言で注目されていた人。

  「東日本大震災は、アメリカの地震兵器HAARPが起こした」
  「福島原発が爆発したのは
  空母ロナルド・レーガンから発射された小型核によるもの」

なんというか、人としてどう、というレベル。
人材が豊富なんだな、民主党┐(´д`)┌


さて、この松本氏、WIKIPEDIAを見ると、
あまり優秀そうではないが、随分と正直な人みたいだ。

部落解放同盟のナンバー2、
部落解放の父と呼ばれた松本治一郎の養孫。
実家は養祖父の代からのゼネコン・松本組。

出身が特殊だが、その筋では毛並みは良い。
ただ、顔に上品さがある。
ボンボンという評価があるらしいが、
確かにたたき上げ、という気構えは伺えない。


その松本氏に対してだが、共産党からこんな発言が出た。

  「マスコミ恫喝は、部落解放同盟の地金が出たもの」
  …共産・小池晃氏
  

共産党と解同は昔から仲が悪い。

流れはこうだ。
  60年代まで共産党と解放同盟は仲が良かった。
  しかし、1965年の同対審答申の評価をめぐって分裂。
  同答申に反対する人々が解同を離れて、
  共産党や全解連に流れた。

  共産党と解同との対立は、暴力事件にまで発展した。
  八鹿高校事件


現在の主要同和団体 は次の通り。

  ・部落解放同盟(同盟・解同):
  古くは社会党、現在は民主党・新社会党系。 
  現在も根強く差別が残るとする。
  脱税・詐欺・暴行・差別自演・人権侵害事件などで有名。
  人権擁護法案を推進。 

  ・全国地域人権運動総連合(人権連・全人連):
  共産党系。旧全解連の流れ。 
  基本的に同和問題は解決したものとする。
  かつての差別を公で取り上げること自体を批判。
  解同を激しく敵視。人権擁護法案に反対。 

  ・自由同和会:自民党系。
  脱税、詐欺恐喝などの不法行為が相次いた
  全日本同和会から分裂。 
  現在も差別が続くとする。
  啓発と教育を続けていくという方針。
  人権擁護法案を推進。


現在の共産党の主張は、
  現在では、共産党は「部落問題は基本的に終わった。
  行政の同和予算は逆差別を温存するだけ。
  一般対策の充実ですべき
  同和予算が利権や腐敗の温床になっている



私の幼少の頃の住まいの近くに部落があったのと、
部落問題に尽力した偉大な祖先がいたため、
部落問題は、私には割合身近な問題である。

部落問題の現在の問題点の一つは、
部落ゴロ、差別ゴロのような人物が
大量に紛れこんでいる点だろう。

部落出身でもなく、
部落問題にシンパシーを抱いているわけでもなく、
ただ『儲かる』その一点で、
部外者が問題に雪崩れ込んでいるわけだ。

部落問題は、部落のものではなくなっているのである。


共産党、一般的にイメージが悪い。
しかし、私は自民党のカウンター政党だと思っている。

部落問題に対する主張のように、
立場に気骨があり、明快であるからだ。


それに、民主党は『世界市民』などといって、
日本を外国に売り渡そうとする勢力がいるが、
共産党は、まず『日本ありき』。

現在の体制側を放逐して、
新たな体制を作ろうとしているだけである。
勿論、新たな体制を作るのも日本人である。


だから、共産党は領土問題に関しても、
『筋の通った』主張をしている。

  ※千島列島全島の返還をロシアに求めている。
   日本に竹島の領有権がある
   尖閣諸島は日本固有の領土である



民主党は、自民党以上の寄せ集め集団で、
党内の主張がまとまらず、
ただ自民党案に反対だけしている政党だった。

その一点だけでも、民主党の現在の体たらくは
予見できた。
(まあ、予想より酷すぎたのだがw)


民主党が大勝したとき、
なぜ、国民は民主党ばかりに目がいき、
なぜ、共産党に目がいかなかったのか。

共産党には政権担当能力はないように見えるし、
政界のご意見番みたいなものかもしれないが、
私にとって、共産党はそんなに悪いイメージはない。


  松本氏、辞任
   


posted by DEBUO at 11:38 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

いつ辞めるんだ

数年前、韓国にノムヒョンという政治家がいた。
韓国らしく、主に若者の情緒的な判断で
雪崩的に当選した大統領だった。

彼は悪い意味で理想主義的な人物だった。
現実を見ず、自分の脳内お花畑で仕事をするタイプだった。

その最たるものは、
韓国を日中米のバランサーにしようとしたことである。

自国の力のなさを顧みず、
周辺大国の綱渡し的役割を韓国の生きる道、
としたのであった。


結果は、周辺のどの国も思いっきり韓国から引きまくった。
韓国に甘い日本でさえも、韓国をスルーした。

どころか、竹島をめぐって日韓戦争勃発の危険さえあった。
(これは冗談ではない)

韓国の政治史上、主要諸国と外交関係を最も疎遠にしたのが、
ノムヒョン政権であった。


そんなノムヒョンを我々韓国ウォッチャーたちは
【ノムタン】と呼んで生暖かく見守った。

ノムタンの最高の舞台は、彼の訪米である。
当時、どのくらい我々が笑い転げたかを説明するのは
大変難しい。

私の初めてのブログに当時の状況が記されている。
http://blog.goo.ne.jp/debuo2006/e/10b8f236fdbe8e2aacff837e487340f5



彼の外交も壊滅的であったが、
彼の統治時代の韓国経済状況もどんどん悪くなっていったといってよい。

彼の退任する2008年には、韓国はデフォルトしかかったぐらいだ。

日本のマスコミの韓国万歳記事に慣らされている日本人には
信じられないかもしれないが、
韓国はサブプライムローンのあおりを受けたこともあって、
2008年に1ドル800ウォン台から1400ウォン台に急落。

短期(流動)債務は多額で、おそらく韓国政府の動かせる現金は、
底を突いていると我々は観測していた。

X-DAYはいつか。
我々韓国ウォッチャーは韓国ニュースに一喜一憂する毎日であった。



だが、ノムヒョン劇場は終わってしまった。

次の大統領であるイミョンバクはなかなか有能な人物で、
あっという間に韓国の外交関係を立て直し、
デフォルトしかかっていた韓国をなんとか食いつながせ、
急落したウォンによる貿易黒字により、
韓国経済を見かけ上は立て直したのであった。

ところが、ノムヒョン劇場は第2幕があった。
それはなんと、こともあろうに、この『日本』で上演されることになったのだ。

ノムヒョンの霊が憑依したような人物が日本に現れたのである。
それが、『鳩山ポッポ由紀夫』であった。
(ノムヒョン自身は09年5月に逝去)


我々韓国ウォッチャーは相当早い時期から、
ポッポがノムヒョンの生まれ変わりであることを見抜いた。

ひょっとしたら、楽しめるのではないか、
と余裕をかましていたのだが、
真に甘かった。

予想を遥かに下回るポッポの能力に暗惨たる思いを味わったのだ。

何しろ、ポッポはノムヒョン以上にお花畑の人物であった。
東大卒とは思えない頭の悪さと、
それ以上に地球人とは思えないM78星雲的な発想で、
日本をあっという間に漆黒の闇に突き落とし始めた。

疑うべくもなく、ポッポは日本の戦後政治史上、
最低の暗愚であった。



しかし、私は当時を振り返り、
まだポッポ在籍のころは幸せであった
と述懐せざるをえない。

確かに、ポッポは毎日お花畑でフォークダンスを踊っているような、
空前絶後のアレな宰相であった。

しかし、彼はいってみれば痴呆症のような人物で、
少なくとも、利己主義的な発想はなかったと思う。

そこは生来の育ちの良さがにじみ出ていたと思うのだ。
さすがはM78星雲の王子、と呼ばれるだけのことはあった。



そう懐かしく思い出されるのは、
現在の状況があまりに酷いからである。

いや、私は現政権が酷いとは思っていたが、
ポッポほどの最低ぶりは示していない、と思っていた。


だが、東北震災対応の不手際から、
このところの、内閣不信任案をめぐるゴタゴタを見るにつけ、
現在が戦後の日本政治史上の底である、
と感じざるを得ない。

何しろ、前総理大臣から現総理大臣が
  『ペテン師』
呼ばわりされているのである。

それも同じ党内の人物にだ。


明らかに、あの男は人のいいポッポを騙そうとした。
それはいいだろう。

ある程度の嘘は方便もありうる。

しかし、あの男は地位に恋着しているために、
嘘は方便、を上回って自分の地位に執着している。

ポッポを騙した理由が、
自分の地位の延命にある、と見なされる、ということだ。

そこには、いかなる大儀も大局もない。



この愚劣な芝居が国民にどんなに深いため息をつかせているのか、
あの男だけは理解していないようだ。

ZAKZAKの記事で信憑性に欠けるが、
  ★“権力亡者”末期菅に処置なし「何で俺が辞めるんだ!」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110606/plt1106061613003-n1.htm


まさしく、【権力の亡者】である。
私は、あのペテン師は掛け値なしに【権力の亡者】であると思う。


そういえば、あのペテン師はいつもイラつき怒鳴ってばかりいる。
その怒鳴り具合も、常識を超えているという。

次の記事は、ネットで出回っているものだ。
週刊現代のものらしい。

週刊現代1.jpg

承認なしで転載して申し訳ないが(クリックすると拡大します)、
この記事では、政府に呼ばれた佐賀大学元学長 上原 春男氏が、
首相を諌めたところ

  「私に厳しく言われてかっとなり、
  日本語でも仏語でもないような言葉を早口で延々わめいているんです。
  日本の総理大臣がこんなことになっているなんて思いもよらなかった。」

この記事を確認する術はない。
しかし、顔写真まで出しての上原氏の見解だ。

現首相が常軌を逸した人間であることは、
他にも多くの証言がネットに出回っている。



確かに、ポッポは期限を切らなかった。
発注を受けて、期限を切らないなんてありえない、
という声もあろう。

しかし、事は一回限りのものではない。
ある程度の信頼関係の上に成り立った出来事なのだ。
次もある、という世界の話である。

紙に書いていないから、などというのは理由にはならない。
言った言わない、というのはよくある話ではあるが、
口約束で事が進むのもよくある話、
しかも、今回のケースはポッポと現首相のいずれかが、
確信的に嘘をついている。


いや、嘘をついていないのだろう。
何しろあの男は、紙に書いてあること以外は、
ぼかそうと思ってポッポと会談に臨んだのだ。

はっきりいえば、ポッポを嵌めようとして、
ポッポとの頂上(笑)会談に臨んだのだ。

私はそう思うし、
この見方に賛成する方は非常に多いと思う。


オバマに『トラストミー』と言ったことがあるポッポが、
『ペテン師』と叫ぶのは確かに滑稽ではある。

しかし、ポッポは『残念な子』なのである。
やればできる子、ではないのだ。

その人物に対して、あの男は絵を描いたわけだ。
そこには、国民目線というのは一切ない。

ポッポを嵌めた理由が、自己保身なのである。

党利、いや自分の利益しか考えない、
実に自己中心的な人物なのだ。

醜悪、の一言である。



ところで、内閣不信任案が出され理由は、
第2次補正予算案が、
現政権では成立しそうになかったのが主因だ。

多くの国民は、内閣不信任案の提出に対して、
震災復興を遅らせて、と憤慨しているかもしれない。

しかし、4月には成立していてもおかしくはない本格的な震災復興予算が、
成立が遅れに遅れて、秋になるかも、と言われているのだ。

震災復興を加速させるために、
内閣不信任案が出されたのである。

そのぐらい、現内閣は酷い、ということなのだ。


現首相には、【無能】というレッテルの他に、
卑劣】というレッテルがより大きく追加された。
首相辞任の流れはますます勢いを増すだろう。

だが、いったいいつ辞任するのか?
私は6月辞任が当然だろうと思う。

それが最善だ。

しかし、8月、9月、いや来年だ。
いろんな声が聞こえてくる。

民主党の言うことには一切の信用はない。
なんとか、あの醜悪な男を引き摺り下ろす手立てはないのか。

そういう意味で、私は内閣支持率に注目している。
今回のドタバタ騒動を受けて、国民はいかなる態度を示すのか。


なんにせよ、
史上最も愚昧な内閣から
史上最も卑劣な内閣へと政権の変遷した民主党。

現民主党政権には、このキャッチコピーを送ろう。

 『最低』から『最悪』へ。


早く解散総選挙をやってくれないものか。
その際には、西東京市民には是非ともお願いしたい。

投票には熟慮して頂きたいと。

【最低】の人物からペテン師となじられる、
私はあの矮小な人物の顔をこれ以上見たくないのだ。




posted by DEBUO at 16:33 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

震災対策 補正予算

現在の日本がなすべき最重要事項は何か。

震災復興である。

と申し上げて反対する日本人は誠に少ないのではないかと思う。

ところが,ご存知のとおり,現政権の対応は誠に遅い。

以下の表は,産経新聞がまとめたもの。
初動に遅れたとされる村山内閣と,菅政権の震災対応の比較だ。
菅と村山.jpg
発生2カ月 菅内閣VS村山内閣…対応遅れ、首相のパフォーマンス 産経


村山内閣と比べて,菅政権の無能ぶりは歴然としている。
東北震災後,一ヶ月という区切りだとそれがもっと明らかになる。

何しろ,
  「16対1」・・
  震災後1カ月で"無能"と言われた村山内閣が提出した緊急法案と、
  菅内閣が提出した緊急法案の数の差

であったのだ。

  震災関連法律をなぜドンドン成立させないのか 現代

菅内閣がやっとのころで提出した唯一の緊急法案と言えば,
被災地の統一地方選を延期する特例法案だったという。


震災対策の仕組みも,やたら肥大していると批判されている。
  乱立する震災対策本部・会議やポスト 資料


震災対策に対して,統一したイメージもなく,
対策が遅れに遅れている,というだけではない。

震災対策のための補正予算が政争の具使われているのだ。

とりあえず,1次補正予算は5月2日に成立している。
  1次補正予算成立 震災復旧4兆円 インフラや生活支援 朝日

この予算は,緊急的な意味合いが強いようだ。
震災対策の本格的な補正予算は2次で求められるという。

その2次補正予算は,
国会満期の6月下旬までに成立させる予定であった。


ところが,菅おろしの声が高まったために,
国会を延長せず,補正予算は秋に決めるという目論見が出てきた。

菅は自らの保身のために,
大切な震災対策のための予算を人質にしたわけだ。

  首相、国会提出は8月以降 震災復興の2次補正予算案 47NEWS


このところ,不信任案提出騒ぎがニュースをかけめぐっている。
その背景には,上記のような菅の東北の人々を犠牲にしかねない,
鬼畜な態度がある。

だから,民主党員である参院議長でさえ,
首相退陣を求める始末だ。

  首相が姑息な延命策 6・22閉会を画策 与野党の不信ますます
  産経
  参院議長、首相退陣を求める 自民党総裁は不信任案提出表明
  産経

ただ,国民の目からは,単なる政争にしか見えないだろう。
野党が不信任案を提出したとすると,
  震災対策を遅らせるのは野党,
  というイメージが先にくるんじゃないか。
ということで,野党も不信任案提出には逡巡しているようだ。


ところで,大切なことは,震災対策だけではない。
先日,G8会議がフランスで開催された。

その席で菅はこうぶちあげた。
  首相、G8で太陽光発電の推進表明へ 読売

太陽光発電には問題が多い 参考
問題点の多い太陽光発電を,菅は1000万戸に普及させると,
G8の首脳の面前でぶちあげた。

これに対して,いつもの光景が繰り広げられた。
  海江田経産相「報道で知った。聞いてない」 読売



菅の存在が日本にとってマイナスであることは,
多くの日本人の知るところであるが,
世界的にはどうでもいいことらしい。

次の画像は,ドイツ高級紙Die Zeit 5月26日付のものである。
 ドイツのメルケルがG8で一人ぼっち,と報じる記事のイラスト。

メルケル.jpg


イラストをよ〜くご覧頂きたい。
ポイントはメルケル首相にあるのではない。

麻生?.jpg

麻生元首相?・・・orz










posted by DEBUO at 12:50 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月27日

何が起こってるのか

何が起こってるのか,とタイトルを出せば,
日本人ならば,すぐに同意してくれると思う。

『所長がもう1回考えたら、『注水継続してた』が出てきた』
福島第一原発、海水注入の件である。産経

もう一回考えたら,とは何だ。
そんな重要なことを忘れていたのか。
とてもそうは思えない。


つまり,吉田所長は
このどちらか,ということではないのか。

  上からの指示により注水をストップした。
  しかし,官邸から言い含められ,
  注水を継続していたことにした。

  上からの指示(注水STOP)に従う振りをして,
  注水を続けていた

いずれにせよ,吉田所長は嘘をついている,
とみんな思っている。

経緯まとめ

経緯を追ってみよう。

11日
15:30
  津波
12日
05:50
  淡水注入開始
14時頃
  東電,海水注入を決定
   ⇒東電は,早い段階で海水注入を決定していた。
15:20
  東電,保安院に海水注入決定の報告
  東電は,官邸からの連絡待ち
15:36
  水素爆発
18:00
  官邸+保安院,海水注入協議【1】
19:04
  海水試験注入開始
19:25
  海水試験注入STOP?,と思ったら停止しなかったらしい。
20:20
  海水注入開始(ホウ酸入り)

事実関係を並べると上記の通りである。


【1】の海水注入協議は,海水注入を決めるため,だと思う。
海水注入を検討する,ということではない。
TOPの判断を最終確認する,という意味合いである。

そう考える理由は,
  ◆会議が20分ほどで終了している。揉めた感じがしない。
  ◆『海水注入を早くしたほうがいい』というメモがあったとされる。
  ◆海水注入準備に1時間かかるという。
   東電は19時,つまり会議から1時間後に海水を注入した。
   東電としては,準備万端だったわけである。


そもそも,一貫して官邸は機能していない。
ましてや緊急時である。
現場判断で,TOPの意向をまたずに行動する,
ということは十分考えられる。

現場のTOPである東電の吉田所長が,ある程度の裁量をしていた,
と考えても不自然ではない。

男を下げた人たち

さて,
もう一回考えたら
で男を下げたのが二人いる。

一人は安倍元首相だ。
自身のメルマガで,官邸のでっちあげを告発している。
  【メルマガ】安倍晋三です 個人のブログで代用

管が激怒したために,海水注入がSTOPしてしまった,
と安倍氏はメルマガで主張しているわけだが,
ハシゴをおろされてしまった。

但し,菅激怒〜海水注入STOPという流れがあったかもしれず,
安倍元首相は正しいのかもしれない。


もう一人は,斑目氏である。

  政府,細野:「班目氏が再臨界を指摘」…斑目:「言ってない」参考
  政府,細野:班目氏発言「再臨界、ゼロではない」と政府訂正 読売
  東電:もう一回考えて見れば・・・
  斑目:「いったい何だったのか」=二転三転に困惑の笑み時事



ああ,こんなこともあった。

  ◆枝野氏:東電は「普通の民間とは違う」−債権放棄発言への批判に(1)
  BLOOMBERG
   ▼▼▼
  ◆枝野氏:「私は求めていない」、東電向け銀行債権放棄−国会答弁(1)
  BLOOMBERG


混乱,錯綜,出鱈目,不統制,感情的,丸投げ,無責任,
ありとあらゆるネガティブな評価がこの政権に対して浮かんでくる。

政府発表のたびに,いちいち確認しなくちゃならない。
『それは本当のことですか?』と。

誰も政府の発表を信用しちゃいない。

12日朝にはフルコアメルトしていた。

さて,上記ゴタゴタは政府の信用を貶めているだけで,
大事なことが他にもある。

その一つが,この件だ。
上記ゴタゴタの前に,つまり12日の朝の時点で,
福島第一はすでにメルトダウンしていた
ということである。
ソースを提示できないが,どうやら炉心が全て溶けてしまったようだ。

  ◆福島第1原発「炉心溶融が進んでいる可能性」 保安院 日経

保安院の中村審議官は,地震の翌日にそう発表している。
それに対して政府が何をしたかというと,

  ◆広報を中村審議官から西山英彦審議官に交替
  ◆住民被ばく、枝野長官「健康に大きな問題ない」3月13日,読売
  

政府はかなり早い段階でメルトダウンの可能性を掴んでいたと考えられる。
それに対して,国民にいかなる危険回避の指示を与えたのか。

福島原発に関しては,いろいろな憶測が飛び交い,
人々は正しい知識も情報もないまま,
ほぼパニック状態に陥った。

今後,検討が進むと思うのだが,
我々もより正しい知識・情報の共有に努めたいものである。

メルトダウンについて

メルトダウン・・・

何らかの原因で、余熱冷却系の水の循環に不備が起こることなどで炉心の冷却を行われないと、臨界を終えていても、燃料棒の高い余熱のために原子炉圧力容器内で制御棒や燃料棒自体を溶かしてしまう現象が起きる。これを炉心溶融という。


メルトダウンが怖い時・・・

溶融貫通

高温の溶融燃料が原子炉圧力容器や原子炉格納容器の壁を溶かして漏れ出すこと。
周辺に放射性物質がばらまかれる。

水素爆発

炉心が高熱になると,燃料被覆管に使われるジルカロイから大量の水素が発生する。
また,放射線分解により,水が水素と酸素に分解される。
これらの要因によりたまった水素が爆発すれば,原子炉崩壊・炉心溶融となる恐れがある。

水蒸気爆発

福島第一のような沸騰水型原子炉では,水蒸気爆発を警戒しなくてはならない。
水蒸気爆発がおきた場合,大量の放射性物質が広範囲に飛散してしまう。

水蒸気爆発を防ぐには、とにかく圧力容器に冷却水を注入して,温度を下げること。

再臨界

一旦活動をやめた核燃料が再度反応をし始める(臨界)こと。
飛び交う中性子が減らず,連鎖反応が起こり,核暴走⇒爆発へと至る。

原子爆発よりも爆発力は小さいが,再臨界によって水素爆発または水蒸気爆発が引き起こされ,原子炉が破壊されると,多量の放射性物質が周囲にばらまかれ,被害は甚大になる。

再臨界事故を防ぐために,ホウ素が有効である。ホウ素は中性子を吸収するので,連鎖反応を抑制する事が出来る。
posted by DEBUO at 13:05 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月20日

東電 債権放棄?

与謝野 馨氏は,与謝野鉄幹/晶子の孫,
麻生高校時代はかなり優秀な生徒だったらしい
(平沼赳夫氏の同級生でもある)。

政界入りしても,その優秀さはかなり高く評価され,
法律関係の政策通とされる。

また,官僚との橋渡しもうまく,
順風満帆であれば総裁になってもおかしくなかった。
かなりの大物である。


ただ,私にとって与謝野氏は『アレ』な政治家である。
特に,彼の経済政策は単純な『財政再建論者』

この手のタイプは理屈ではないから,大変困る。
身の回りの生活レベルの主張を
国の政策にまで持ち込んでおり、
しかも、その愚に絶対気づかないというタイプだ。

私にとって、与謝野氏は非常にランクの低い政治家である。


その与謝野氏であるが,東電に関して誠に正論を述べている。

  ★東電融資の債権放棄、貸し手責任発生は理論上あり得ない=与謝野氏
  ロイター

彼は,元日本原子力発電の社員ということである。
電力会社・原子力発電に通じているのだろう。

だからこんなことも言っている。

  ★福島原発事故は「神の仕業」=東電の責任否定
  YAHOO


そもそも,なぜ東電の債権放棄話が一人歩きしているのか?
枝野氏の発言が発端である。

  ★東電への債権、金融機関に放棄を期待…枝野長官
  読売

だいたい,債権放棄というのなら,東電内部ですることがあるだろう。
リストラ,経費削減とかそういう努力である。

それが,
  ★東電追加リストラ策 「老後に直結」 清水社長、年金削減拒否
  YAHOO

内部努力もせずに,いきなり債権放棄では誰も納得しない。


しかし,東電にどういう責任があるのか
という問題もある。

原子力発電所は国の認可を受けて建設した。
しかも,観測史上4番目に大きい地震と,
想定をはるかに越えた津波被害を受けたのだ。

東電に何らかの責任があるとしても,
同程度以上に,建設を進めた政治家と
それを許認可した官僚にも責任があるのだが,
東電叩きの声が圧倒的だ。


もっとも,件の枝野氏の発言,民主党政権のお家芸が始まった。

  ★東電融資行に債権放棄求める?求めない? 政権内乱れ
  朝日

民主党政権のお家芸なんてもんじゃない。
政権内でまともに意思疎通ができていないのが常態なんだろう。

彼らが問題点を拡散せしめるのは当然であろう。
震災に対しても,政権が一体となって取り組んでいるとはみられていない。
むしろ,対策会議ばかりが乱立して,現場が混乱しているという。

  ★乱立する震災対策本部・会議やポストまとめ

すでに震災発生から2ヶ月以上が過ぎたのだが,
こんな恐ろしい話も出ている。

  ★参院議長、首相退陣を求める 自民党総裁は不信任案提出表明
  産経

何が恐ろしいのか。

『自民党の谷垣禎一総裁は17日の党役員会で、
首相が平成23年度第2次補正予算案を今国会に提出せずに会期を閉じる場合、不信任案を提出する考えを示した。』

補正予算を通さずに国会を閉じる観測が出ているのだ。
通さなかったら,復興はその分遅れる。
菅政権は東北に死んでほしいのか。

国会は,かなりのっぴきならない事態にあるようだ。


村山内閣の時も初期対応の鈍さに大変な非難が集中した。
しかし,村山内閣は初動こそ遅れたが,
その後は迅速な対応をしたとされる。

何しろ,村山内閣は神戸震災後一ヶ月で16の法案を提出したという。
対策会議もシンプルな形にして,官僚を最大限活かす形にしたという。

それでも,村山氏は初期対応の遅れを後悔していたという。


菅はどうか。
「16対1」――阪神大震災後1カ月で村山内閣が提出した緊急法案と、
菅内閣が今回の震災で提出した緊急法案を比べた結果。
  ライブドアニュース

菅はこう言ったとされる。

  ★役人をうまく使えるのは一に亀井さん、二に私・・・
  朝日

恐ろしいほどの厚顔無恥
それが,あれだけ能力のない人間がトップに上りつめる,
一番の秘訣なんじゃないのか。




posted by DEBUO at 12:23 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月30日

日韓図書協定、衆院委が可決

昨日は,友人のバランガイ(フィリピンの町みたいなもの)で
フィエスタ(お祭り)があった。

そこに呼ばれて日本人が5人ほど集まった。
9割以上が馬鹿話三昧になるのだが,
長老の一人ES氏が土地取引をめぐる悩みを打ち明けてくれた。

ES氏はある土地を購入したいのだが,
目的の土地を無料で借りている比人Aが文句をつけているという。

無料で借りているんだから,立ち退け,というのは簡単だが,
このケースは日本でも揉めるかもしれない。


だから,ES氏はいろいろと便宜をはかる。
そうでなくても,日頃から比人Aに配慮しているんだという。
ところが,比人Aはここぞとばかりに無茶な要求をしてくる。

『これだけやっているのに,奴ら(比人)は恩義を感じない』

というのが,一般的な日本人の感じる感情であろう。
だが,ここフィリピンではそれが通用しないことが多い。

フィリピンで便宜を図ると,それは既得権益になったりする。
恩義に感じるどころか,それが当たり前になる。

次に便宜を図るときは,さらに大きなものを要求することも珍しくない。
(おそらく,ES氏もそのことに気づいているのだが,
 世の中は,理屈だけで通せないことも多いので余計にややこしくなる。)



よくあるケースは,飲み屋のGRO(ホステス)にプレゼントする時だ。
最初は100p程度で喜んでいたのに,
次は500p,1000pとエスカレートする。

携帯も2000p程度が5000p,アイフォンと欲求が膨らむ。


そうして,日本人は簡単に自分の陣地を失っていく。
『ここまでしてやっているのに』
そう思いながらも,相手はなんの感謝の念もない。

反省して,額を減らしたりしようものなら,
『ケチ』『愛情が減った』となる。

そうなったら,比人を元に戻すのは難しい。



この姿は割合世界中に見られるんじゃなかろうか。
『配慮したんだから,お前も譲れ』
というのは,いかにも日本的な考えで,
譲ったら,譲っただけ相手は攻めこんでくる。

外交の基本である。
押しても押せるかどうかわからないが,
引けば必ず押してくる。


その典型的な国家が,日本の近くにある。
中国と韓国である。

特に,韓国という国は,
『他人がやれば不倫でも,自分がやればロマンス』
という考えがごく一般的な国である。

他人にはツバをとばして批判するようなことでも,
自らがするときは,平気なのである。

日本では考えられないほど,非常に自己中の人たちが多い。


そういう相手に配慮してやられていく日本と,
要求はすれど,要求されるのは死ぬほど嫌な韓国
という構図がはっきり現れている決議が日本の国会でなされた。

  日韓図書協定、衆院委が可決 産経

韓国併合中に,半島から日本に渡った書籍がある。
韓国はそれを返せ,という。
日本が盗んだのだから,というのが彼らの言い分だ。

当時の日本が盗んだ,とは考えにくいが,
韓国としては,盗んだ,としなくてはならないのだ。
そうでなければ,返してもらう理由がなくなる。
というか,彼らは日本が盗んだのは当然,と信じ込んでいる。


通常,そんな要求は拒めば良い。
ところが,民主党政権は日韓関係を『良く』するために,
ホイホイと韓国の理不尽な要求に乗ってしまった。

それはただのマスターベーションにすぎないのだが,
彼らは『良心的な』自分に酔っているのだろう。
良心的左翼にありがちな風景である。


だが,断言する。
そんなことをしても日韓関係はよくならない。
むしろ,日本の立場を悪化させるだけである。

日本は盗人であることが確定してしまうからだ。
上辺だけ良好な片務的・従属的な関係はいらない。



そこで,日本側からこういう要求も出た。
  日韓図書協定、一方的返還に自民から異論 元ソースGOO

半島に残っている日本由来の書籍を返せ,というわけだ。
お互い様で常識的な反応だろうと思う。

ところが,韓国側は,
  『捨てていったものを拾っただけなので返す義務はない』東亜日報,韓国語



もっとも,韓国が書籍をしっかり保管しているかどうかは,非常に怪しい。
何しろ,こんな国である。

  お笑い韓国。下賜されたらいかがですか、何とかという本。 当ブログより

  ◆朝鮮書籍返還話のきっかけとなった「朝鮮王室儀軌」。
  これは,
   韓国,「朝鮮王室儀軌」の原本を紛失
   原本どころか,写本も紛失
   ⇒だから以前日本に贈った写本を返せ
    理由は略奪されたものだから。(イミフメイ)

  ◆韓国国家記録院が憲法の原本紛失
  ◆朝鮮王朝時代の国璽、13個すべてが所在不明・・・
  ◆韓国、憲法の原本や初代国璽など重要な記録物を紛失
  ◆貴重な新羅時代の王様ゲーム用のサイコロが出土するも、オーブンで灰に


バカ缶,くだらんことやってないで,震災法案に全力を注げ。
おあとはちっともよろしく無いんだが・・・



※民主党が潰した景気回復
リーマンショック以降,麻生政権が立て直しかけた景気を,
民主党が腰折れさせたことがよくわかる。

鉱工業生産指数.jpg
日本経済復活の会より

posted by DEBUO at 08:59 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月23日

日本の関税

日本の関税が世界でどの位置にあるのか,
計算方法や統計手法にも左右されるのだが,

W orld Tariff Profiles 2010

これは,WTOが作成した加盟国の2010年関税リスト。

さらに,それを元に作成した,G20の平均関税率
こちらのサイトの表をお借りしている。

G20平均関税率.jpg

平均関税率においては,日本はかなり低い。
日本の関税率をあげているものは農業である。

では,農業の関税率を細かく見てみると・・・

G20農産物関税の分布.jpg

水色の割合に注目して頂きたい。
非課税の品目の割合だ。

非課税品目の割合は,EUよりも多い。
日本の農産物はかなり開放されているように見える。

農業の関税率を上げているのは次のような農産物である。

高関税品目.jpg

米や小麦の関税が高いのは理解できるとしよう。
しかし,コンニャクイモの1706%という関税率は解せない。

ぐぐってみると,槍玉に上がっていた。

  前原外相「コンニャクの主要な産地は群馬県で、
  群馬はたくさんの首相が出ている」  読売,ソースはすでに削除

なお,WIKIPEDIAによると,2008年は関税率は350%程度だそうな。


失礼ながらこんにゃくなどというマイナー作物はともかく,
米の関税率778%は難しい問題であろう。

確かに,日本産米は美味しい。
しかし,例えばササニシキは10kg4000円前後だ。

対して,私の住んでいるフィリピン,
米の価格は10kg600円〜800円程度である。

多少我慢すれば,日本人でも違和感なく食すことのできる米が,
ここフィリピンにもある。


仮に,日本が門戸を開けば,品種改良による日本向け米を
ここフィリピンでも作る可能性は非常に強い。

10kg1000円の米が日本に流通したらどうなるだろう。
味の違いもさほど気にならないとしたら。

それでもコシヒカリは売れ行きを落とさないだろうか。
ノンブランドの日本産米はかなりヤバいかもしれない。


なお,加工食品として,米が輸入されている。
冷凍食品,せんべい,ファミレスなどで使われているのだ。


posted by DEBUO at 00:00 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月22日

菅政権では絶対に景気が回復しない 2 TPP

◆TPPとは◆

TPPはご存じのとおり,
環太平洋戦略的経済連携協定。

詳しくはこちをどうぞ。
解説は私のネット先生でもある中野剛志氏。

おそろしいほどの切れ者だ。




◆TPPたとえ話◆

誤解を招くかもしれないが,TPPをこんな喩え話にしてみた。

スラムがある。
昔金持ちだった人とか,相変わらず貧乏な人とかいろいろいる。
共通するのは,みんなその日の生活に困っている。

どうするか。
隣近所に盗みに入り,知り合いを恐喝し,
歩いている人にナイフをつきつける。
そんなスラムがある。

隣のアメリカさんは富豪で日本さんのボスだったが,
ばくちで大穴をあけて,スラムに逃げてきた。

日本さんは,隣近所と揉め事が多く,
最近ではアメリカさんともいざこざを起こしている。

しかし,やはり頼れるのはアメリカさんということで,
アメリカさんとよりを戻すことにした。

そこで目が光ったのがアメリカさん。
土下座すれば許してあげるよ,とばかりに,
無茶な条件をつきつけてきた。

ところが,日本さんはその条件が無茶だと気づかない。
そればかりか,救世主とばかりに,
家族揃ってアメリカに進んで土下座する始末。

それを見た隣近所の連中は,
次は俺の番だ,と謀り事を練っている最中。


この例え話,
そんなに誇張されているとは思わない。

そのぐらい,TPPの話はひどいし,
政官財あげてのTPP歓迎ぶりにはあきれる。

では,そのTPP,より詳しく見てみよう。

◆TPPとは◆

TPPの話を聞いたとき,私はすぐに『日米構造会議』を連想した。
そして,それはおそらく正しい。

◆TPPとは
  太平洋沿岸諸国による,貿易自由化を目指す経済的枠組み。
  工業製品や農産品,金融サービスなどで
  関税を原則的に100%撤廃しようというもの。

◆TPPは何のために話合われているか。
  実質,アメリカの輸出増のためである。
  オバマは輸出増大でアメリカ経済を立て直すつもり。

◆アメリカの輸出相手先は?
  主に日本である。

  何しろ,このTPPの話し合いに参加している国のGDP。
  日米で9割以上を占める。

  構成国GDP(参加未定含む),WIKIPEDIAより
  加盟国・交渉国・参加未定国(日本)のGDP割合は以下のとおり

    * アメリカ(交渉国):67%
    * 日本(未定国):24%
    * オーストラリア(交渉国):4.7%
    * その他(7か国):4.2%

◆アメリカは何を輸出したいのか。
   アメリカの競争力のある商品。
   特に,農作物とサービス関連商品

◆サービス関連商品とは。
   輸送、観光、医療、教育、特許等使用料、通信、保険、
   金融、建設、文化・興行、法務等のビジネスサービス

◆どの程度,アメリカのサービス関連商品に競争力があるのか。
   2010年時点で、アメリカの輸出に占めるサービスの割合は三割。
   対して,日本のサービス輸出が輸出全体に占める割合は、12%(2010年)。

   特に,金融、保険、法務やITなどのビジネスサービスは強力。

◆どういう企業が押し寄せてくるのか。
   穀物メジャーの一つであるカーギル。
   遺伝子組み換え植物の種の九割をシェアあるモンサント。
   シティ・グループ,アメリカ生命保険会社協議会。
   世界最大の建設会社ベクテル。
   建設機械最大手のキャタピラー。
   その他,AT&T,ボーイング,コカコーラ,フェデックス,HP,IBM,インテル,
   ジョンソン・エンド・ジョンソン,ファイザー製薬,マイクロソフト,オラクルなど。

◆当初,私はTPPは第2の日米構造会議と申し上げた。
しかし,根本的に違う点がある。

以前は,外圧を利用して日本の頑迷な慣習を打破する,
というのは日本の政治家や官僚の常套手段だった。

ひょっとしたら,今回も外圧を利用したつもりなのかもしれない。

ところが,その外圧はあちらの方向に向かっており,
しかも中途半端に成熟した日本は,
すでに外圧をあまり必要としていないというか,
もう少し,主体的な存在になっている。

当時とは,環境がずいぶんと変化している,ということだ。

 
日本がTPP話に乗った経緯

当初オバマがTPPを進めているとき,
それがアメリカにどういう利益があるのか,と反論されたという。

何しろ,TPPにおいてアメリカ以外は豪州が目立つぐらいで,
あとは経済的小国ばかりだったからだ。

そこで,輸出増大で国難を乗り切ろうとしているオバマは
日本に目をつけた。

日本は普天間でアメリカとの関係がおかしくなっていた。
中国・ロシアとも領土問題で紛争していた。

小沢との関係もあるのかもしれないが,
友達の少ない菅政権は急速にアメリカに接近する。

TPPが去年の秋頃に唐突に浮上したのはそういう背景がある。


しかし,本来ならば,TPPの話に日本は乗らなかっただろう。
だいたい,TPP内に日本と利益を共通する国がない。
TPPの枠組みに日本の意向が反映されにくい。

なにしろ,この手の話にはダボハゼのように飛びついてくる韓国が,
TPP参加を敬遠したぐらいだ。


TPPでは,日本の輸出相手国は実質的にアメリカだけである。
他国は,市場規模が小さすぎる。

ところが,輸出増とはいうものの,
アメリカはドル安政策をとる。
円高になれば簡単に効果が消えてしまう。

仮に円高にならないとしても,
日本企業が現地生産化を加速させれば,
TPP加盟による輸出増のメリットを享受しにくい。

日本の強みである工業製品にはあまり関税受益がない。


反面,国内産業,農業分野とサービス部門は
壊滅的な影響を被るかもしれない。
少なくとも短期的に見れば,TPPはデフレを解決しない。

国内の雇用が失われたり,
国内で価格競争がおきたりするからだ。
むしろ,TPPはデフレを助長する。


しかし,菅政権がTPPのデメリットを理解しているとは思えない。
というよりも,腹をすかした野良犬のように,TPPに飛びついたのだろう。

おそらく,政治主導で物事を進めていると周りからおだて上げられ,
その上で,TPPを押し付けられたと思われる。

世界観の全く欠如している菅にしても,
FTAなどの二国間交渉よりも,
10カ国で推進するTPPのほうが豪華にみえたのかもしれない。

そして,菅も上機嫌で『開国だ』などとわかったつもりになっているのだろう。
グローバリゼーションは2008年に終了した,というのに。

グローバリゼーションには注意が必要

単純なグローバリゼーション論議は誰も幸福にしない。

欧米ともにデフレ時代を迎えつつあり,
ひょっとすると近い将来,
新興国のバブル崩壊があるかもしれない,という観測のもとでは,
より苛烈な貿易競争が始まる。

より過酷な生存競争が待ち受ける。
ナショナリズムが跋扈し,誰もが他国を食い物にしようとする世界だ。

その時のお題目で,グローバリゼーションや自由貿易などが使われる場合,
今まで以上の注意が必要だ。

少し前でも,グローバリゼーションにはハゲタカのようなイメージがあったが,
それがさらにパワーアップし,かつ性質も変貌している

かつてのグローバリゼーションは,
国のエゴを取っ払うためでもあった。

しかし,これからのグローバリゼーションは,
国のエゴ丸出しになる,ということである。


歴史が2008年に変わったのだ。
各国が以前以上に,国益丸出しになる。

その第1ラウンドがTPPなのだ。


それでは,土下座を要求してきたアメリカを憎むべきか?
とんでもない。

TPP参加は義務でも強制でもない。
TPPは日本が進んで参加しようとしているのだ。

TPPの代わりに二国間交渉で十分である。
なのに,なぜ,TPPなのか。

アメリカは道の真中に穴を掘った。
さあ,こちらにいらっしゃいと。

その誰にでもわかる穴に日本は進んで落ちようとしている。
その誰にでもわかる穴が,日本には見えないらしいのだ。

穴を掘ったアメリカを憎むべきではなく,
それほどおろかなトップを戴く我々を悲しむべきなのである。

いや,民主党の頭の悪いのは今に始まったことではない。
そんな政党を選んだ国民のレベルはどうか。
あるいは,マスコミ,学者,評論家たちはどうか。


繰り返すが,
欧米が不況に突入し,新興国,特に中国のバブル崩壊が懸念される現在,
近未来の世界は,現在よりもより利己的な国々の跋扈する世界となる。

人は窮すれば人格も変わる,というものだ。
TPPは今後沸き起こる国の生き残り競争の幕開けである。

にも関わらず,政府も官僚も財界も,
諸手を上げてTPP参加を歓迎する人たちが多い。

さて,我々はどうすべきか。
わかり切っている。

TPPの問題は,デフレ云々という枠を越えている。
世界の流れを読み,
対処する身構えが我々に求められているのである。


.
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2011年04月21日

菅政権では絶対に景気が回復しない 1 増税

現在,日本はデフレである。
デフレというのは,モノの値段が下がり続けることだ。

要するに,
  景気が悪化
  ⇒モノが売れなくなる
  ⇒値下げする
  ⇒企業収益悪化
  ⇒給与削減
  ⇒ますますモノを買わなくなる
  ⇒さらに景気が悪化,最初に戻る(TωT)


デフレは,インフレと違い,じわじわと経済を疲弊させていく。
まるで,静脈から出血しているような状態だ。

対策は『消費すること』 
消費することで貨幣価値を下げ,物価を上昇させるのだ。


吉野家.jpeg無論,モノの値段が下がることが正しい場合
もあると思う。
例えば,ユニクロは値段が安いにも関わらず,
企業収益は上がり続けている。

対して,吉野家は牛丼戦争に打って出て,
企業収益が悪化した。
これは悪いデフレの見本だ。

あるいは,庶民にとってはモノの値段が下がるのは歓迎すべきことだろう。

そのように,一つ一つを見れば,デフレがいい場合もある。
しかし,全体としてみれば,デフレは国家の体力を少しずつ削いでいく。
デフレはモノの値段も下がるが,同時に収入も減る。
値段の低下よりも収入の低下が大きいと大変だ。

いい状態のワケがない。
対策は『消費すること』。

◆デフレ退治の方策。◆

しかし,この『消費』,簡単ではない。

デフレ時代には,家庭も企業も財布が固くなる。
だから,国が積極的に財政出動することが望まれる。

財政緩和+公共事業,というのが教科書的なデフレ対策だ。

次のような対策・政策はインフレ対策には有効であるが,
デフレ時には,デフレを進行させるだけである。

  効率化,人員削減,経費削減,増税。

たとえば,公務員削減を唱える人が多い。
日本の公務員は他国と比べて過剰ではないが,
なぜか公務員は仕事をしないボンクラ揃いで
無駄に国民の税金を得ている,と考える人が多い。

それが妥当な判断かどうかはここで話すことはできない。

ただ,デフレ対策,という観点に絞れば,
公務員削減はデフレを進行させるだけである。


話がそれるが,おそらく,大多数の国民は欲求不満解消の生け贄として,
公務員削減を叫んでいるだけだろうと,私は思う。

多くの人達が,民主党にゾロゾロと投票した,
あの時と同じように,
なんとなく,公務員が悪い,と信じている。

そうでない,と言うのなら,
  公務員が過剰であること,
  無駄に税金を貪っていること,
それを数値で示せばよい。

納得できるデータを示すことができるのなら,
私もその方に謝意を示し,上記暴言を撤回して,
公務員叩きに参加する。


話はそれたが,
デフレ対策は『消費すること』。

しかし,不景気だから,企業は効率化を進めるだろう。
効率化は人員削減を伴うケースが殆んどだ。

そして,企業は新規投資を控え,体力を温存する。

同様に,家庭では贅沢を控えることが多くなるだろう。
多くの家庭が貯蓄を増やし,明日に備える。

効率化も貯金も望ましい行動だ。
しかし,企業/家庭とも望ましい行動を示した結果,
銀行では借りる人が減り,貯金ばかりが増える。

銀行は貯蓄を運用しない限り,倒産する。
だから,国債を購入する。

国は銀行の代わりに貯金を運用する。
それが,日本の国債増加の主因の一つである。

◆なぜかデフレの深刻化をはかる菅内閣◆

デフレ対策は『消費すること』,非常にシンプルであるが,
現在の民主党内閣は,デフレ脱却しようとは考えていない。

いや,正確に言えば,デフレ脱却をするために,
デフレを進行させる政策をとろうとしている。

増税,財政再建,TPP。
政府は積極的にこれらの政策を推進しようとしている。

そうして,日本を再生しようというのだ。


しかし,これらはインフレ時の政策である。
デフレ時にすれば,デフレが進行するだけである。

にもかかわらず,なぜ彼らはデフレ進行政策を成立させようとするのか。

なぜかといえば,彼らはバカだからである。

何しろ,増税すれば景気が回復する,
などと表明する人物が首相なのだ。
  ソースはNHK,現在削除されているので,私のブログで代用


増税⇒景気回復なる珍理論,元々はどこかの大学教授の説らしい。
ひょっとすると,そこには多少なりとも妥当性があるのかもしれない。

しかし,伝え聞いたところによると,
菅氏はその理論をほとんど理解していないという。

いや,彼は理解する必要はないだろう。
何しろ,財政再建は財務省の宿願だからだ。

◆財務省は,日本が破綻しないことを理解している◆

問題になる日本の借金,国債1000兆円であるが,
財務省は日本が破綻するとは考えていない。

これが証拠である。
  財務省の破綻するする詐欺
  
この『外国格付け会社宛意見書要旨』,昨年ネットで『発見』され,
ネットに大きな驚きをもたらした。

財務省は,日本が破綻しないことを10年近く前に表明していたのだ。


当たり前である。

日本の国債は,100%円建てである。
日銀が円を刷れば,支払は可能だ。
少なくとも,支払不能(デフォルト)になるわけがない。


にも関わらず,財務省が財政再建を進める理由を
私はこのように推測した。

  @財務省は,納税額の中で国を運営したいから。
  A大平首相の怨念
  B馬鹿な政治家や国民に苦々しさを感じている
  C財務省の中に派閥がある。

そこに私はもう一つ付け加えたい。
  ★戦前の記憶が財政再建に走らせる。

高橋是清財政〜戦争,という記憶が戦後日本にもたらした反省は,
トラウマレベルではないかと思うのだ。

積極財政をすると,日本が破滅に向かう,
いわば,高橋是清の亡霊が日本に祟っているのかもしれない。

私が,デフレ時代に財政再建を叫ぶ人が後を絶たないのは,
経済問題ではなく,『精神問題』であると思っている。

それは上記のようなトラウマが背景にあるからだろうと,
勝手に考えている。

◆震災復興◆

さて,財務省は震災復興のために,『震災復興税』なるものを提示してきた。

これは,まさに『火事場泥棒』である。

国民が善良なることにつけこみ,
国民の震災被害に対する深い同情の念につけこみ,
国民から税金を巻き上げようとしている。

これは以下の点で誤りだ。

  震災復興は,国債増刷で足りる
  増税すれば,不景気になる。税収がかえって減る。



『国債増刷』と言うと,泡をふく国民が多い。
はっきり申し上げたい。
それはあまりにも視野が狭い。

私がそう主張する理由は,私の過去記事を参照のほどを。
  日本の経済・国債


また,不景気時に増税すれば税収が減るのは,『橋本財政』でも明らかだ。

阪神大震災の2年後,橋本財政で財政再建を行った。
結果は,極端な不景気を招き,税収が下がった。
結局,現在に続くデフレを招くことになる。

橋本財政.jpg
参考

橋本財政はその後の赤字財政を決定づけた。

政府部門の財政赤字.png
参考:橋本財政改革が生み出した恒常的な財政赤字


震災復興税なるものは,消費税アップを推し進めてきた財務省が
千載一遇のチャンスとしてだしてきたものである。

菅政権は阪神大震災〜橋本財政を再現しようとしている。
たかだか10数年前のことを彼らはなぜ学習しないのか。

 ※2002年に小泉政権でもやらかしている。

東北大地震からの復興は,
増税などせずとも,日銀引受で資金の調達が可能である。

合わせてデフレからの完全脱却を目指して,
大々的な公共事業を執り行うべきだ。

なぜ,日銀の国債引き受けで資金を調達しないのか。
その背景にあるのは,『高橋是清の怨念』である,
というのが,私の見立てである。

50兆円×5年でデフレからの完全脱却を目指そう。◆

次のグラフは,小野盛司氏,日本経済復活の会からのものである。
      日経のモデルによる経済予測

国債をもっと発行して景気対策をやるとどうなるかについて,
日経新聞社の日本経済モデル(日経NEEDS)を使って計算をしてみたという。

景気対策をした場合の【実質】GDP予測だ。

日本経済復活.jpg

国債を発行しすぎると,インフレが怖いという人がいる。

消費者物価指数.jpg

ハイパーインフレ論は,幽霊騒動と同じである。

違うというのなら,どれだけの額をどれだけの期間で投入すれば,
いかほどのインフレになるのか,示せば良い。




.
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2011年04月20日

のろのろ国会…震災関連立法大幅遅れ

1995年に阪神大震災が起こった。
村山内閣は当初かなりのんびりとした対応をした。
被害の巨大さに気づかず,自衛隊投入がずいぶん遅れた。

その点を指摘して,阪神大震災の人的被害は,
村山内閣が引き起こした,と今でも恨んでいる人が多数いる。

阪神大震災は【人災】である,というわけだ。


阪神大震災の被害と村山内閣の初動の遅さにどう因果関係があるか,
私にはわからない。

しかし,村山内閣は初動こそ混迷を極めたが,
その後の対策には一定の評価をすべきであろう。


村山内閣は,小里貞利を震災対策担当相に任命。
小里氏は,結果責任は自分が取るかわりに,
官僚主導で対策にあたったという。

そして,官僚が動きやすいように,
官僚に権限を与え,組織を簡略化。

その結果は,
『平成7年の阪神・淡路大震災時には
関連法16本のうち3本が1カ月以内に成立、8本が約40日で成立した』
 産経


さて,菅内閣
首相が原発に入ったせいで初動が遅れた,
とかいう報道が目立つ。

私は,この手の反応にはいいがかりに近いような感じをうける。
実際に,菅首相の動きは邪魔ばかりが目立ったのかもしれない。
それにしては,昨今の菅叩き,すさまじい。


しかし,首相がバカであることは,国民の8割が知っているわけであるが,
阪神大震災の教訓により,
阪神大震災の時よりも,
システマチックに震災対応が取れる体制ができている。

震災に対して,国がある程度の動きを見せることができたのは,
菅が優秀とかバカとか,そういうのとは関係がない。

神戸大震災の6000人の生命と引換に整備された,
各種法案・組織があるからなのだ。


しかし,これはどうしたことか。

のろのろ国会…震災関連立法大幅遅れ
(上記産経の記事より)

地震から一ヶ月以上が過ぎているのに,
震災関連法案はいまだ一本も成立していない

いや,その手の法案が提出されているのかどうかもわからない。
進捗状況はこうだという。

東日本大震災:震災関連法案、3段階で 月内に基本法案など提出
毎日

内容はともかく,いつ成立するのか。
にもかかわらず,こんな話が伝わっていた。

「役人をうまく使えるのは一に亀井さん、
二に私、三に仙谷(由人官房副長官)さんかな」
朝日

政治家を志す人間というのは,自信過剰ではないとできないのだろう。
しかし,あまりにも自己評価が狂いすぎている。

この話を読んだときは,私は恥ずかしくて頭で壁をぶち抜いたぐらいだ。
政治主導といいつつ,バカが政治を行うとどうなるか,
私たちは悲惨なサンプルを見続けている。


昨年,口蹄疫騒動が起きたとき,今後想定される大災害時に,
鳩山(民主党)内閣で果たして対応できるのか,
と非常な危惧を感じた。

  統治能力が無い。口蹄疫騒動は続く。

その危惧が現実となっている。

速ければいいというものではないかもしれない。
しかし,菅政権が官僚を活用できていないのは政権成立以来のことだし,
そもそも官僚を活用せず,政治主導を掲げた政権・党である。

その政治主導にしても,機能しているとはとても思えず,
官邸は無人のごとし,
ある官僚は菅の顔を見るのもいや,という報道も漏れ伝わってくる。

  無能有為の典型,菅首相 
  官邸機能せず(上)「開かずの扉」のその奥は…

震災後の政府の対応,
震災の2次被害ともいうべき種類のもののように今の私には映っている。




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2010年12月28日

菅直人首相の地元の西東京市議選で惨敗


菅直人首相の地元の西東京市議選で惨敗 産経

私は東京の大学に入学後,
吉祥寺(1年)⇒鷺の宮(西武新宿線,2年)⇒田無(2年)
と住まいを変えていきました。

合計5年なのは,1年留年したからですが,
まあ,概ね武蔵野と呼ばれるあたりに住んでいました。

西東京市というのは,田無と保谷が合併してできた市だそうです。
30年前の田無は,駅前に畑の残る,どこか田舎臭い街でした。
北口右にフィンガー5の3男?が経営するスナックがあったのを覚えています。


その西東京市は菅氏のお膝元ということです。
菅氏は三鷹か根城らしいです。

東京は左翼の強い土地柄ですが,
中でも東京郊外は,団塊がこぞって家を構えたのか,
西東京も左翼の強い選挙区らしいのですが,
今回の選挙,【惨敗】です。

【西東京市の性格】


 ・元々菅直人のお膝元、今でも隣
 ・プロ市民の牙城
 ・国政選挙で民主は常に高投票率の地域
 ・団塊世代多い
 ・リベラル志向が強い都市部郊外

こんな土地柄ですから,
過去の選挙では概ね民主党が自民党を制圧しております。

【過去の選挙結果】

西東京市議会議員選挙
 10/12/26 民主党 9,442(14.86%) 自民党 14,162(22.29%) 
参議院議員選挙・比例代表
 10/07/11 民主党 33,661(21.25%) 自民党 17,443(11.01%) 
衆議院議員選挙・比例代表
 09/08/30 民主党 45,735(43.62%) 自民党 24,416(23.29%) 
参議院議員選挙・比例代表
 07/07/29 民主党 39,081(24.98%) 自民党 21,928(14.02%) 
西東京市議会議員選挙
 06/12/24 民主党 10,629(16.74%) 自民党 7,393(11.64%) 
衆議院議員選挙・比例代表
 05/09/11 民主党 33,656(33.20%) 自民党 38,058(37.55%) 

しかし,
【今回の選挙結果】

 自民  14162 (22.29%) 民主   9443 (14.86%)
 みんな  5467 ( 8.60%)

05年の郵政選挙時の民主惨敗よりも酷い状態です。

上位はほぼ保守陣営が当選し,
左翼陣営は,下位当選か,落選。

民主党に至っては,7人立候補して,4人(全て現職)が落選。
民主党トップの得票者が,全体では21位,という有様です。

【今回の選挙順位】

1.  ○ 森 てるお     無所属              5,426.80  ←左翼
2.  ○ 浜中 のりかた  自由民主党           3,468.00 ←保守
3.  ○ 保谷 なおみ    無所属              2,462.00 ←保守
4.  ○ 藤田 みちこ    公明党              2,111.00
5.  ○ 酒井 ごう一郎  自由民主党           2,092.58 ←保守
6.  ○ 遠藤 源太郎   自由民主党           2,067.00 ←保守
7.  ○ おばた 勝己    公明党              2,063.00
8.  ○ 森田 いさお    みんなの党           1,959.00 ←保守
9.  ○ 納田 さおり    無所属              1,955.00
10 ○ 佐々木 順一   公明党              1,939.00

11 ○ 青山 としや    公明党              1,936.00
12 ○ 佐藤 公男     公明党              1,910.00
13 ○ こみね 和美    みんなの党           1,892.00 ←保守
14 ○ 浅野 たかし    自由民主党           1,864.00 ←保守
15 ○ 大林 みつあき  公明党              1,862.00
16 ○ 田中 のりあき  自由民主党           1,825.00  ←保守
17 ○ 大友 かく子    西東京・生活者ネットワーク  1,801.00 ←左翼
18 ○ 保谷 清子     日本共産党           1,754.00 ←左翼
19 ○ いながき 裕二  自由民主党           1,730.00 ←保守
20 ○ 石田 ひろこ    西東京・生活者ネットワーク  1,726.52 ←左翼

21 ○ 藤岡 ともあき   日本共産党           1,704.00 ←左翼
22 ○ 石塚 まちこ    民主党            1,651.00 ←左翼
23 ○ 石田 しこう    みんなの党           1,616.48 ←保守
24 ○ 小林 たつや   無所属              1,543.00
25 ○ 坂井 かずひこ  民主党            1,518.42 ←左翼
26 ○ 桐山 ひとみ   民主党            1,516.00 ←左翼
27 ○ 倉根 康雄    日本共産党           1,469.00 ←左翼
28 ○ 安斉 慎一郎   日本共産党           1,416.00 ←左翼
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 落選
29 × 相馬 和弘    社民党              1,390.00 ←左翼
30 × 森 信一      民主党              1,334.20 ←左翼
31 × 二木 たかゆき  民主党              1,332.00 ←左翼
32 × 山崎 英昭    民主党              1,182.00←左翼
33 × 塩月 哲朗    自由民主党           1,116.00 ←保守
34 × 望月 伸光    民主党               909.00←左翼

  総計 28/34 当選率82.4%
  自民党 6/7 当選率85.7%
  公明党 6/6 当選率100%
  共産党 4/4 当選率100%
  みんなの党 3/3 当選率100%
  民主党 3/7 当選率42.9%
  社民党 0/1 当選率0%
  無所属 4/4 当選率100%

【民主党・社民クラブのメンバー】

  民主党・社民クラブ(6人)
  代表者    山崎 英昭   ←落選
  副代表     桐山 ひとみ 
  会計      望月 伸光   ←落選
           二木 孝之   ←落選
           相馬 和弘   ←落選
           森 信一    ←落選


【美人すぎる議員の誕生】


石塚真知子.jpgトップ当選(但し,民主党議員の内)した新人石塚真知子氏。
この人は,民主党とか関係なさそうです。

美人枠で当選ですね。
オヤジが鼻の下をのばして得票したと見られます。

もう一人の新人桐山ひとみ氏もルックスは悪くありません。
蓮舫が応援演説に来たらしいですが,どこまで当選に寄与したのかは不明です。


さて,保守陣営で唯一落選した,自民党候補の塩月 哲朗氏。
『塩月哲郎友の会』のHPを見て,理由がわかりました。

HPを開いたとたん,エアコンが切れた真夏の満員電車を思い浮かべました。
有能な方なんでしょうが,おそらく主婦層は壊滅状態だったんじゃないでしょうか。


【補追】


政権交代以降の首長選 ( 県、市 )。
自民系53勝、ミンス系10勝

12月 埼玉県草加市○ 千葉県八千代市○ 静岡県三島市○ 愛知県犬山市○ 熊本県荒尾市○ 宮崎県知事○ 神奈川県逗子市○
11月 和歌山県知事○ 愛媛県知事○ 沖縄県知事○ 石川県金沢市○ 福岡県福岡市○
10月 滋賀県栗東市○ 
08月 香川県知事○ 長野県知事× 
07月 滋賀県知事×
06月 千葉県松戸市×

04月 群馬県知事○ 北海道富良野市○名寄市○ 宮城県気仙沼市○ 栃木県日光市○ 群馬県みどり市○安中市○ 茨城県鹿嶋市○
   三重県名張市○ 岡山県浅口市○ 鳥取県鳥取市○ 佐賀県神埼市○武雄市○ 熊本県宇土市○ 
   北海道帯広市× 群馬県富岡市×

03月 石川県知事○ 岩手県久慈市○ 石川県輪島市○ 栃木県大田原市○ 茨城県下妻市○ 埼玉県戸田市○ 千葉県木更津市○ 
   和歌山県橋本市○ 兵庫県洲本市○ 鳥取県倉吉市○ 福岡県宮若市○ 熊本県天草市○合志市○ 岩手県奥州市× 

02月 長崎県知事○ 東京都町田市○ 岐阜県岐阜市○ 福岡県糸島市○ 沖縄県石垣市○ 埼玉県深谷市× 岡山県津山市×
01月 福島県南相馬市○ 静岡県裾野市○ 新潟県五泉市○ 京都府綾部市○ 長崎県松浦市○ 沖縄県南城市○名護市×

09年 10月 宮城県知事○ 11月 広島県知事×


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2010年11月21日

ワロタ〜子ども手当に課税


子ども手当に課税 海江田経財相が提案、近く関係閣僚と協議
産経

子ども手当に課税するんだとwww
抱腹絶倒だwww
こいつら,クソ馬鹿だ〜

この馬鹿げた案が出てきたのには,民主党の混乱がある。

<子ども手当>財源2案に絞る 支給か控除に所得制限
毎日新聞

民主党が財源のことを考えずにいたことは,
野党の頃から指摘されてきた。

ここにきて所得制限で対処しようとしている。

  子ども手当の支給対象者に所得制限をするのか,
  所得税控除に所得制限をするのか

で分かれているという。

それも,子ども手当を3歳未満に限り上積みするための財源対策
である。


子供のいる家庭はいつ生活が苦しくなるか,誰でも知っている。
教育費の掛かり始める中学生〜大学生の間だ。

だから,40歳代の人たちの多くは,慎ましい生活をしている。
教育費のかかる子供のためだ。

しかし,所得税控除に所得制限を設ける,
或いは控除廃止となれば,
小さな子供がいなくて,10代の子供のいる家庭にとっては,
増税になるというw

一番生活の苦しいタイプの人たち,
本来,もっとも子ども手当の必要な人たちに対して
増税しようというのだwww

こいつら,本当にアホだな〜
(そんなことはみんな知ってるけどね)
こいつら,世間知らずにも程があるんじゃないのか?


そして,子供手当ての財源確保のために,
子ども手当に課税するんだと。

だいたい,子供手当てってそれだけではGDPに何の貢献もない。
消費して始めて,GDPに貢献する。

そして,消費に回る率は30%程度だと言われている。
70%は貯蓄に回ってしまうという,

消費に回りにくいばらまきを行い,
財源がないからと言って,課税して回収するw
ほとんど行って来い

そこに何の意味があるのか?
笑いすぎて,頭が溶けちゃうよ。

単純に所得制限すればいいのに,
子ども手当を全員にばらまくことにこだわっているのか?

もう一回言うけど,こいつら,本当に超弩級の馬鹿だね(^^*)
それとも,私が大きな勘違い野郎なのか?


posted by DEBUO at 02:53 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月20日

参院予算委「おわび委員会」の様相


参院予算委「おわび委員会」の様相 「内閣持たない」党内悲鳴
産経
菅内閣の閣僚6人が9件の問題で陳謝−。
18日の参院予算委員会は、さながら「おわび委員会」の様相を呈した。
国会軽視発言を追及された柳田稔法相を皮切りに、
仙谷由人官房長官、蓮舫行政刷新担当相らが次々と陳謝した。

失言、迷言 止まらぬ閣僚
東京新聞

菅内閣の閣僚6人が9件の問題で陳謝
もう,末期症状なんですかね。

『仙谷氏、自衛隊は「暴力装置だ」発言 自民の抗議で直後に撤回し「謝罪する」

産経
⇒この発言に関しては,いろいろな分析がネットを騒がしています。
『「2つ覚えておけばいい」 柳田法相の14日発言要旨
産経
⇒あまりに正直すぎる(笑 
『民主・松崎議員が自衛官を「恫喝」か 「俺を誰だと思っている」
産経
⇒記事を読む限り,クズのような男に見えます。
蓮舫氏「事務方の示唆」撤回し謝罪 ファッション誌撮影答弁で
YAHOO HEADLINE
⇒どうでもいい。
岡崎国家公安委員長、元慰安婦への金銭補償「検討していかなければならない」
産経
⇒これは本当に酷い失言。
政府の従来の見解は,
先の大戦にかかわる賠償、財産、請求権の問題は
サンフランシスコ平和条約と2国間条約で対応しており,
新たに個人補償を行うことはできないというもの。

これを大きく逸脱している,つまり紛争の種をまいたということです。


確かに,多すぎる失言ですが,
民主党は以前から失言が多かったと思います。
自民党なら閣僚が何人も首になっていたような失言が。

しかし,マスコミはあまり騒ぎませんでした。

今回,マスコミが民主党の失言を報道しているのは,
流石のマスコミも民主党を見限り始めた,ということなんでしょうか。

直接のきっかけは,尖閣問題で船長を釈放してしまったことでしょう。
例えば,中日新聞のような左がかった新聞社が
政府を強く批判していましたから。
  ★禍根残す定見ない判断 中国人船長釈放
   東京新聞 中日新聞のサイトでは記事削除

やっぱり,末期症状なんですかね。


..
posted by DEBUO at 00:33 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

菅の肝はどこにある?


菅直人首相「実務を積み重ねているのに、
なぜこんなに支持率が落ちてしまうのか理解できない

TBS News

菅の言葉である。
我々は彼の言葉にどう反応すればいいのか?

彼は本気で言ったのか,この言葉を?
言い訳とか,そういうレベルの発言ではないのか?

この発言が彼の素の気持ちからのものなのか?


菅は言う。
【実務】を重ねてきたんだと。

失笑するしかない。
【失敗】を重ねてきたんだろう。


支持率が落ちてしまうのが【理解できない】んだと。
大多数の日本国民は怒りを持って,その理由を理解しているのだが?

この男,あまりにうすら馬鹿すぎやしないか?


そもそも,菅は民主党が政権をとってから,何かしたのか?

ポッポ政権時代,彼は副総理だった。
普天間の時も,小沢やポッポの金問題が噴出した時も,
口蹄疫で大騒ぎになった時も,
菅はまるで全面に出てこなかった。

菅政権になるや,彼は1週間ほど国会を開いただけで,
後は民主党代表選に出ただけだった。

尖閣では右往左往しているイメージしかない。
彼は何か【決断】をしたのか?


政治は命がけ,という側面がある。
例えば,小泉氏。

彼は,北朝鮮問題,サラ金問題,同和問題などの日本の闇に取り組んだ。
それは,彼の理想とする政治を目指したのかもしれないし,
或いは,単純に彼の権力闘争だったかもしれない。

なんであれ,小泉氏は在任中,命がけだったと思う。
いつテロにあっても不思議ではなかった。
任期中に彼はどんどん白髪が増え,随分と老けてしまった。


菅にはそういう気概があるのだろうか?
いつも眠たそうな目をして,
口を開ければ,不明瞭な発言を繰り返し,
何か事が起こればオタオタするだけで,
【情けない】そういうイメージしか湧いてこない。

そもそも,政治は【実務】の世界じゃないだろう。
言い換えれば,彼は政治を【単なる作業】と捉えているんじゃないのか?

そういう表現をするところに,彼の政治に対する情熱の薄さが煤けて見える。

例えば,尖閣。
船長を逮捕・起訴する,これは日中のタマの取り合いである。
それは,言葉のアヤではない。

領土問題(主権)がからむから,
100年前なら,普通に武力衝突に発展したはずだ。

政治は実務じゃない。
肝と肝がぶつかりあう世界である。
実務は官僚がすることなのだ。

菅にはそういう政治家としての気概が全く欠けているんじゃないか。
そうでなければ,
胡錦濤の面前でうつむいてメモを読み上げたりはしない。


菅という男,政策がない。
外交についても,経済についても。
政治家として,驚くほどである。

だが,菅を見ていて本当に腹立たしいのは,
彼にリーダーとしての資質がないことだ。

国会では仙谷氏が菅にかわり発言する。
胡錦濤との雑談では,下を向いてメモを読む。
韓国とは,保護者(仙谷氏)が付き添いで会談を行う。

一体,彼の政治家としての【肝】はどこにあるのか?


ポッポに引き続き,戦後最低の首相が続いている。
というよりも,これは何かの罰ゲームであるに違いない。

我々は気の付かないところで過去に酷いことをしてきたのだ。
私にはそれが何なのかはわからないのだが。

しかし,戦後日本の悪しき側面が,
民主党政権という汚臭を放つ膿となって醜く垂れ落ちている。

民主党政権の【成果】

【外交】
・普天間白紙,日米関係を不安定化
・尖閣問題,日中関係を不安定化
・北方領土問題の再燃,日露関係を不安定化
・韓国に半島文書変換,韓国への土下座外交
・小沢大訪中団
・北朝鮮金工作員接待

【内政】
・財源不明の子供手当て,しかも外国人OK
・国債発行額過去最大の53兆円(但し,私はこれを支持する)
・八ツ場中止を中止
・CO2の25%削減,実行すれば年間18兆円の国民負担増
・高速道路無料無理
・宮崎口蹄疫放置
・円高放置
・天皇謁見ルール破り
・消費税迷走選挙
・脱官僚といいつつ,天下り官僚オールスターズ
・北朝鮮高校無償化
・企業献金中止を中止
・単なる政治ショーである事業仕分け,それもとうとう中止に
・外国人参政権

【政治家の不祥事】
・小沢カネ問題

・鳩山カネ問題

・千葉落選→大臣居座

・その他,不祥事多数

ちなみに【麻生政権の成果】

外交・軍事

・IMFへ外貨準備高から1000億ドル貸し出し
・二国間の経済支援要請をすべて拒否(IMF経由で支援)
・ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意
・G7行動計画を支持、日本は外準活用の支援表明=IMFC

・「竹島は固有の領土」とする答弁書を閣議決定
・北方領土は「日本の領土」明記 改正北方領土特措法が成立
・大陸棚拡張を国連に申請決定。日本国土の倍が新たな海底資源の採掘領域へ

・日印安保共同宣言に署名。
・「米、尖閣諸島に安保適用」官房長官が確認
・与那国島に陸自部隊配置へ 中国に対抗
・自民、敵基地攻撃能力保有を了承 予防的先制攻撃は行わず

・日米「北朝鮮の14団体の海外資産を凍結」
・北朝鮮の個人・企業資産を凍結

・軍事スパイ行為を抑制する改正外為法・
・主に産業スパイを抑制する改正不正競争防止法成立

・「核の番人」IAEA事務局長に天野氏
(麻生総理が全面的にバックアップし各国に支持要請が奏功)

経   済


・一次補正予算成立
・二次補正予算成立
・信用保証枠の拡大(最大20兆円!)、
 政府系金融機関のセーフティネット貸付拡大(10兆円!)
 などの中小企業支援
・ワープアを正社員にした場合の補助

行政改革

・公益法人が国の補助金を元につくった基金から不要分約1076億円を返納させる
・各省庁の娯楽費廃止。行政コスト557億円カット
・その他多数あり。
・朝鮮総連強制捜査
(数十年脱税疑惑があったが放置されてきた在日商工会にメス)


posted by DEBUO at 00:44 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月16日

日本の外交画像集

ここんとこ,軒並み30%を切り始めた内閣支持率

 <内閣支持率>
    (前回比)支持/不支持
時事 (↓11.4)27.8/51.8(11/5~8)
新報 (↓*7.0)28.4/63.8(11/11) ※新報道2001
NNN  (↓18.0)29.4/55.6(11/12~14)

まだ30%近くあるのって感じ。

小泉首相
小泉.jpg

小泉ペンを借りる.jpg
ASEAN+3の会合で小泉氏は,わざわざ隣の席の温家宝首相のペンを借りて署名した。

小泉02.jpg

小泉金正日.jpg

安倍首相
安倍馬英九.jpg

福田首相
福田.jpg

福田02.jpg

麻生首相
麻生.jpg

麻生02.jpg

麻生03.jpg

ポッポ
ポッポ.jpg

管首相
管.jpg

日中首脳.jpg


若干,恣意的な画像の選び方ではあるが,
ポッポと管首相にいい絵が見当たらないのは確か。


おまけ
故盧武鉉韓国大統領
盧武鉉01.jpg
解説:中韓会談の後に署名する盧武鉉。
後ろの黄色の韓国の国旗は『属国の旗』,勿論中国が掲げた物。
この時,中国から盧武鉉に送られた印鑑も『属国の証』。

ちなみに,天皇が中国を訪問された時も,中国から天皇に印鑑が贈られた。
この時は,周りが事前に察知し,断ったという。

盧武鉉酋長.jpg
解説:ノムヒョン訪米時のもの。
ネットでは,ノムヒョンを『酋長』と呼んでいた。
訪米したら,アメリカから酋長の棒をプレゼントされた。
ジョークにソースがついた,ということで,韓国ファンの間では騒然となった。

故ノムヒョンもアレだったが,我々に笑いを提供してくれた。
故人のご冥福をお祈りいたします。


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2010年11月15日

日中で雑談があった。

先日,日中会談というか雑談が管と胡錦濤の間でなされた。
僅か22分だというが,その映像。

日中首脳.jpg

TOP同士がどのような形であれ,顔を合わせるのは悪いとは思わない。
しかし,中国側から,
 ★菅直人首相の求めに応じて会見し、懇談を行った 時事
   ⇒日本側の求めに応じて
   ⇒懇談(会談ではない)をした
という発表がなされたこの日中雑談

それだけでもここ最近では類を見ない(ポッポも何かやらかしてるかも)
恥ずかしい外交なのに,
あろうことか,管は下を向いてメモを読み上げるだけときた。


胡錦濤,あきれてるんじゃないの。
中国人は,自分に阿る人物には侮蔑を感じるという。
いかに表面的には歓待していても,だ。

小沢氏のような媚中態度は,中国人の軽蔑の対象になる,
ということである。


しかし,管のはそんなレベルじゃない。
まるでできの悪い小学生が怖い先生の前で
作文を読まされているような,この管首相の態度。

住んでる世界が違いすぎる。
家の近くにある居酒屋で政治談義をしてるのがやっとの男が,
このような世界の耳目を集める場所に刈り出されたのだ。

それでも,
頭が悪くて,政策が理解できなくてもいい,
未来に対する何の見通しもなくてもいい,
リーダーシップがなくてもいい,
せめて,お飾りとして見栄えのいい態度をとってもらいたい,
というのは,そんなに無理な注文なんだろうか?

  ★日中首脳 22分にわたって会談 NHK



APEC首脳会議閉幕 菅首相、「アメリカ重視」に回帰する姿勢鮮明に
YAHOO


さて,そのAPEC,管は『アメリカ重視』を強調したんだと。
私は,管政権は設立時からアメリカ寄りの姿勢があったと思っている。

  外相が前原。彼は親米,嫌中。
  (実質トップの仙谷は前原グループの会長。)
  北沢国防省の再就任。軍事的に保守派(に方向転換した)。
  対小沢

この3点からだ。

ポッポ政権末期に民主党内部で
反中・親米を模索する流れが浮上している,
という分析が半年前の中国で既にあったぐらいだ。

ましてや,現在,親中国は世界中にいくつあるのか,
というほどのジャイアンぶりを見せている中国,
媚中だった民主党政権が結局アメリカに擦り寄ってもおかしくはない。

民主党はまた一つ自民党の政治の正しさを確認したに過ぎない。
さらに,麻生氏の『自由と繁栄の弧』の着眼点が
如何に日本の国益に沿ったものであったか,それを再確認させている。


さて,日本は中国とロシアから孤立した,
などと報道するマスコミもあるようだが,
孤立し始めているのは中国である。

アメリカは既に今年のはじめ頃から反中に傾き始めている。
日本との関係悪化は,小泉政権以来だ。

韓国は,北朝鮮の関係で中国と利益が相反する。
ASEANは,中国から気持ちが離れ,
アメリカやロシアに助けをもとめている。
中央アジアとは,新彊ウィグル(イスラム)関係がある。

豪州はいつの間にか,反中発言を始めている。
インドは元々敵国。
ロシアは懐に刃をしのばせた関係。

親中国は,北朝鮮(多分),ミャンマー,スリランカ,パキスタン,
そんなところか。


そこで,中国は欧州に擦り寄り始めているようだ。

40分以上も対米批判展開=独国防相との会談で中国軍首脳
時事

あんた,子供ですか。
ドイツの国防相も困ったろうな〜
中国の軍人が,ドイツくんだりまで来て,
40分も一方的に対米批判σ(^_^;)

そういや,故盧武鉉がドイツを訪問したとき,
何故か対日批判をまくしたてて,嘲笑されていたことを思い出す。


ご存知の通り,欧州は経済的に行き詰まっている。
貿易に活路を見出したい。
だから中国とは仲良くしたい。

しかし,ノーベル平和賞でもある通り,
人権では欧州と中国は相容れない。

それに,中国は欧州の裏庭であるアフリカにコナ付けているのも,
欧州には気にくわないだろう。

中国と欧州は,基本的には相容れない存在だと思う。

というか,中国が上記軍人のようなワガママ外交を繰り広げていれば,
どの国とも関係が悪くなるって。


中国を外交上手と持ち上げる向きもあるが,
中国は決して外交上手ではない。

法を無視してくるから,目先の利益には敏いし,
それで日本が出し抜かれることも多いだろう。

しかし,中国のやり方は敵を作りすぎる。
それは昔からそうだと思う。


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2010年09月11日

【民主党代表選】米欧との事前調整を暴露 菅首相が為替介入で


【民主党代表選】米欧との事前調整を暴露 菅首相が為替介入で

現在,アメリカと欧州は,通貨安の方向にある。
輸出強化により,自国経済を立て直したいと考えているからだ。

政策金利も低いし,
金融緩和やソブリン債買取により,
市場にドルやユーロが過剰にあふれている傾向にある。

しかも,両地域とも2番底懸念がくすぶっている。
欧州など,くすぶるなんてもんじゃない。
いつパニックが起きるかわからない。

そんな状態だから,ドル安,ユーロ安の方向になるのは当然だ。
こういう流れになると,人為的なコントルールは効きにくくなる。


数年前にハゲタカファンドが円高誘導を狙って,
円に攻撃をかけたことがある。

財務省は100兆円もの資金を用意し,これを撃退した。
夥しい数のハゲタカファンドが倒産したと言われている。

いわゆる『日銀砲』として非常に有名な事件だ。


今回も日銀砲をぶっぱなせ,と言う人がいるが,
今回は日銀砲はどれだけぶっぱなしても,
効果はせいぜい一時的なものにしかならない。

ハゲタカファンドが相手ならば,たかが知れている。
人為的な金の流れだからだ。

しかし,今回のように市場が大きな流れをつくると,
動く金は半端じゃない。

何しろ,1日で動くバーチャルマネーは為替だけでも
数百兆円に上ると言われているのだ。参考
日銀砲は総額でせいぜい数百兆円にしか過ぎない。

だから,小手先の市場介入にはあまり効果はない。
基本的には市場にまかせるしかない。

為替の世界は人知を超えたところにあるのだ。


ただ,政府には急激な為替の変化を和らげる,
というのは大切な役割がある。

プラザ合意以来,為替変動に悩まされてきた企業は,
豊富な為替対策を身につけている。

多少の為替変動ならば,十分対応できるのだ。

しかし,急激に上下すると,企業も対応が難しくなる。
円高でも,円安でも,どちらに動いても急激なのは困る。

だから,政府の口先介入,というのは決して無駄ではない。


ところが,民主党,ただでさえ経済オンチが多いし,
そもそも学者とか学生とか活動家とか,
会社勤め経験の少ない人の集まりが民主党なのだ.

民主党の経済センスは,日本人の平均的な経済センスよりも,
かなり低いんじゃないかと思う。

そんな彼らだから,為替などになると,
もう言葉が上ずる。

初めて上京して超高層のビルにびっくりしている
田舎者のような感じだ。
右足と右手が同時に前に出るような,
そういう運営になっても仕方がない。


前の財務大臣であった藤井氏。彼は大蔵省出身だ。

一般的には,豊富な財務・金融知識があるはずだが,
彼でさえも為替介入に関していきなり稚拙さを露呈していた。

  ★藤井氏「為替介入に反対」 異例の発言、円相場が急上昇

民主党のその他大勢がどれほどのものかよくわかる,というものだ。

先日も,藤井氏の『弟子』である現財務大臣の野田佳彦氏が
緊急記者会見を開いたにも関わらず,
かえって円高になってしまったことがある。

その時の氏の発言はこうだ。
  ★『重大な関心を持って極めて注視

すごいね,この言い回し。
なんだか,北朝鮮みたいだ。


そう言えば,お台場にガンダムを作ったときに,
北朝鮮はそれが日本の新兵器だと信じてしまったらしい。

  ★『もし,このロボットが我が共和国に攻め入るならば,
  我が軍隊は幾千倍の無慈悲な復讐(ふくしゅう)を加えるだろう

という声明を出したそうだ。(ソースは朝日新聞?ネタかもしれない)

カッコ悪すぎる。

半島のことだから,ガンダムがきたら逃げちゃうんだろうな。
逃げ足の速さでは,半島人とか中国人にかなうものはいない。
それは歴史が証明している。



さて,為替に関しての面白ネタは今度は管氏だ。
  ★米欧との事前調整を暴露 菅首相が為替介入で

菅氏が何かを狙って発言した,ということはない。

何しろ,上記発言のあとに,

『なかなか協調してくれる状況にはない』
と言ったとされる。もう,馬鹿ですか。

民主党は為替に関しての発言で批判されてきたのに,
学習がなされていないのだろうか。

というよりも,他国との調整中の話を簡単に暴露してしまっていいのか。

信用問題だぞ。

日本は割合口の軽い政治家が多い。
政治家だけじゃないな。

軍事情報なども,あまり厳密に鍵がかけられておらず,
容易に他国に漏れることがある。

だから,アメリカは重要な情報だと,
日本に教えるのを逡巡する場合があるらしい。


もっとも,一番最初に記述したように,
欧米が日本とともに為替介入してくれる可能性はかなり低い。
低い,というよりも,『ありえない』。

ましてや,日本はこんな口の軽いトップを戴く国だ。
馬鹿のために動こうなんて殊勝な国は一つもないだろう。


ただ,円高だから業績が悪い,という常識は検討しなおす必要がある。
前回も触れたが,輸出企業は案外好調のようだ。
  ★円高株安は「買い」!?円高で急速回復する輸出企業

確かに,円高で打撃を受ける企業もある。
しかし,輸入は助かるし,
また,日本企業の輸出品の多くは非常に競争力がある。
競争力どころか,世界のオンリーワンである場合も多い。

代替品がない,というのが日本の強みなのだ。

そこが他国,例えば韓国とは違う。
韓国は,たとえ円高になろうとも,技術・部品・製造装置を
日本から輸入せざるを得ない。

だから,韓国経済が好調になればなるほど,
対日貿易が赤字になるという構造にある。

韓国経済は,日本経済に取り込まれている,
という表現をしてもおかしくない。
『鵜飼経済』である。

組み立てるだけでもノウハウが発生し,
馬鹿にすることは慎まなくてはならないが,
それでも韓国製品から値段をとったら,
一体何が残るのか。


さて,おもしろ発言を連発している民主党に
引きずられるw今の日本。

でも,それほど深刻な感じもないようだ。
少なくとも,欧州よりはずっと好調経済なのは間違いない。

円高になると,海外旅行が楽しくなる。
そういうメリットもあるのだ。

円高というのは,日本の評価が高い,ということだから,
むしろ,喜ぶべきことなんだが。

円高でノイローゼ寸前の企業もあるだろうから,
悲喜こもごも,と申し上げるほかはない。


posted by DEBUO at 23:00 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

あと数日もすると,民主党の代表選だ。


【小沢会見】(2)外国人参政権付与「その方向でいいのでは」(8日夕)
産経ニュース


私はかなり前から民主党に幻滅していた。
野党時代,彼らが反対のための反対ばかりしてきたからだ。

それは政権をとるための方策,というのは理解できる。
しかし,彼らが政権をとったら中身の薄さに唖然とさせられることばかりが続く。

民主党が政権をとって,無策・無能の人間が政権に携わる,
その危険性に気付かされた人はたくさんいると思う。
私もそうだ。


と同時に,民主党に対して非常に危機感を持っていたのが,
外国人参政権法案その他である。

この件に関して,しっかりとした国民調査を私は見たことがない。
おそらく,反対している人が多いと思うのだが,
こういう企みが進行していることを知らない人も多いと思う。

そうなると,『可哀想だから』とか情緒的な判断に流れるかもしれず,
私はそれを心配している。

外国人参政権と従属外交

その民主党の有り様を牽引してきたのが小沢氏である。
外国人参政権に関しても,小沢氏は非常に積極的だ。

上記記事によると,参政権推進の理由として,
  ・韓国も認めているから
  ・税金を納めているから
  ・世界の流れ
の3点をあげている。

彼は中国人にも参政権を与えようとしているから,
韓国も認めているから,という相互主義は理由として意味がない。
いや,他の理由にしても,さんざん否定されてきたことなのだ。


しかし,小沢氏はそんなこと百も承知だろう。
それでも,敢えて口に出す。
その背景に思いを馳せざるを得ない。

それは,巷間言われるように,
民団や中国人の票が欲しいのかもしれない。

だが,もっと怖いのは,
彼は日本を中国に進呈しようとしているのではないか,ということだ。

何しろ,小沢氏は有名な媚中派だ。
昨年など,胡錦濤との握手のために総勢600人以上を引き連れて訪中している。
  ★小沢訪中団

この大名行列,中国や周りからは,
朝貢外交そのものに見えたであろう。

逆に考えればわかる。
胡錦濤が数百人にひきつれて,来日。
その目的がただ天皇と握手するだけだったとしたら。


他にも,彼には『前科』がある。解放軍司令官発言なんかがそうだ。
  ★小沢氏、胡中国主席と会談「私は人民解放軍の野戦軍司令官」

ひょっとしたら,小沢氏はヨイショのつもりでの発言かもしれない。
しかし,外から見れば,そう取る人はいないだろう。

アメリカが小沢氏を危険人物とマークしていると聞くが,
それは当たり前のことだ。


もっと危ない行動も起こしている。
小沢氏の天皇会見問題だ。
  ★文春・新潮が怒り心頭 天皇会見問題「切腹もの」

これはどう見ても,
中国様>>>小沢>>>天皇
という序列が彼の頭にあるように見える。
左からも右からも容認できない小沢氏の行動だった。


これだけ媚中の態度を魅せつけておいて,
これで外国に日本を軽く見るな,と言うほうがおかしい。
彼の行動そのものが国益を激しく毀損させている。

イビツな?小沢氏の思考方式

さらに私が危惧するのは,
彼の思考方式である。

自民党時代,彼は有名な親米だった。
それは,従属的と評されるぐらいだった。

それが自民党を割ったら今度は中国べったりになってしまった。

そのベタつき具合が私には怖い。
ひょっとしたら,小沢氏には水平的な関係,
という観点がない
んじゃなかろうか。

親分・子分の関係を外国に求めているでは,ということだ。
それはおそらく彼の普段の人間関係そのものだと思う。


さらに,外交は右手で握手,左手でげんこつ,と言われる。
彼のげんこつはどこにあるのか。

彼のげんこつは身代わりの速さにある。
上記の通り彼は,極端な親米から極端な媚中にコロリと翻った。

こういう人間を信じていいものか。
少なくとも,私なら怖くてまともに付き合えない。

今はペコペコしているが,
明日は刃を突きつけてくるかもしれないからだ。


確かに,外交は国益が優先だ。
変わり身の速さは必要かもしれない。

しかし,小沢氏は国益のために親米から媚中になったわけじゃないだろう。
自民党を割ったから,媚中に鞍替したのだ。

極端な従属外交と変わり身の速さ。
その落差に私は彼の品の無さを感じざるを得ない。

底の浅い?小沢氏の政策

さて,彼の媚中に関しては若干の修正が加わったようだ。
  ★中国メディア:小沢一郎「尖閣諸島、“中国領”と認められない」

これは以前からの日本政府の立場であり,
驚くべき発言ではないかもしれないが,
それが媚中の代表的存在と見られている小沢氏の口から出たことは,
少々意外な感じがした。

クリントンの南沙諸島に関する発言と通じるものがある。参考

  南沙諸島問題
  沖縄普天間問題
  韓国撃沈騒動
  黄海米韓合同軍事演習
  物品サービス相互提供協定(ACSA)参考
  米軍高官による尖閣諸島発言参考

これらは繋がっていると考えていいと思うが,
その流れの中で小沢氏の発言を見ると,
民主党も学習が進んでいるのか,と思わされる。


しかし,そう発言した数日後に,
小沢氏は外国人参政権に関して,上記のような発言を行った。

小沢氏は昔から政策に関していろいろ発言してきている。
しかし,私は殆どの場合,中身或いは実効性に疑問を持ってきた。

外国人に参政権を与えるのは本当に外国人の立場に立っているからか。
外国人参政権を与えた場合のデメリットをどう考えているのか。


これに限らず,彼の主張は底の浅いのが多いように感じられる。
例えば彼の主導した子供手当て。

子供手当ては経済政策としてはかなり弱い。
多くが貯金してしまうからだ。
貯金をすればするほど,現在の日本では国債に向かうだけだ。

赤字国債でばらまきを行い,結局そのお金で国債を買う。
それが民主党の子ども手当だ。

それはあらかじめわかっていたのではないかと思われるが,
それにも関わらず,民主党(小沢)は子ども手当を強行した。
選挙対策と噂された。

結果は,やはりあまり経済対策にならず,
外国に住む外国人の子供にも手当が支給される,
などという問題点も表面化したこともあり,
国民の支持を得られなかった。
(実際に外国住まいの子供に数十億円支給されたらしい)

小沢氏の経済政策は疑問だらけ

今回の代表選で彼の主張する経済対策にしても中身がない。
彼の頭の中は20年ぐらい前でストップしてるのかもね。
  ★民主代表選:菅「財政配分地方に」 小沢「新幹線と高速道を整備」

財源に関しては未だに埋蔵金のような話をしている。
国有財産を証券化してそこから300兆円を地方にばらまくんだと。
  ★小沢氏・菅氏 財源問題で議論

或いは,地方交付金から30兆円ほど捻出するなんて案も出している。
  ★民主党代表選:小沢氏主張「一括交付金」 地方、補助金減を懸念


じゃあ,何故ポッポの時にやらなかったのか。
やれなかったんじゃないのか。

というよりも,ただの方便を言ってるだけなんだろう。
管氏が消費税と財政再建を主張しているから,
それに対抗してるんだな。


それだけじゃなくて,
消費税云々で国民から叩かれたから,若干政治の節目が変わった。
自民党も公明党も公共事業に言及し始めている。

小沢氏もその流れにあるんだろう。
あわよくば,自民党や公明党と連立,
というのも視野に入っているかもしれない。


だが,彼には財源を手当できないだろう。
結局,あてにするのは赤字国債だ。

それ自体は私は悪いとは思っていない。
むしろ,赤字国債で大規模公共事業を数年続けたほうがいい,
という主張に賛意を示している。


だが,その主張を小沢氏がやるには
悪影響のほうが大きいんじゃなかろうか。

公共事業には悪いイメージがつきまとう。
政治家がそこに群がってきたからだ。

カラオケ会場である文化会館とか,
車の走らない高速道路とかに注ぎ込まれてきたからだ。

国民の多くは,その無駄な金の使い方にうんざりしてきたのだ。
だから,公共事業に脊髄的に反対する人が多い。

『借金は返さなくちゃいけない』と信じる人にとってはなおさらだ。


その無駄なばらまき行政の先頭にたってきた政治家の一人が
自民党時代の小沢氏である。
それは自民党を離れても継続されてきたと見られている。

彼の限りなく黒に近いと思われる灰色の金の流れが
それを示している。

その彼が改めて地方へのばらまきを行う,と主張している。
国民に公共事業への拒否感が生まれるだけなんじゃないのか。

やっぱり後進国だった日本

ところで,元参議院議長の斎藤十朗氏が
読売新聞でこのようなことを発言しているという。

民主党の定例の代表選だから、しっかりやって、次の政権運営に役立ててほしい。ただ、非常にびっくりしたのは、ひょっとして起訴されるかもしれない人(小沢一郎前幹事長)が立候補し、それを担ぐ人がいることだ。自民党でも政治とカネのスキャンダルは途切れなくあったが、その党に長くいた私でも驚く。


その通りだ。仮に小沢氏が首相になったあとで起訴されたとしたら,
周りからどのように見られるだろうか。
まるで,後進国の政治じゃないか。

ここ10年ほどは,日本の政治家も上品な顔になり,
随分クリーンなイメージになった。
それが一気に20年前に戻されてしまうかのようだ。

いや,もっと酷い。
まったくフィリピンの政治を笑うことができない。

そういう恥ずかしい事態を多くの日本人は望まないと思う。
しかし,仮に受け入れるようなら,もう笑うしか無い。


といいながらも,
政策のない,何もわからないような菅氏と,
剛腕(笑)小沢氏の一騎打ち,
その中身はただの政治闘争。

代表選で投票するのは,民主党の議員と民主党のサポーターたち。
しかも,何故か外国人も投票ができるらしい。

国政に参加することが認められていない人たちが,
起訴されるかもしれない人間(実質首相)を選ぶ。
どうなっちゃうのかね。

備  考

※外国人参政権について

韓国も認めているから,という相互主義に関しては,
  ・韓国の認めている外国人参政権はハードルが非常に高い
   そもそも,相互主義を認めるべきではない。
   参政権は,国民固有の権利

税金を収めているから,という点に関しては,
  ・税金は自治体の市民サービスに対してのもの
  ・税金を納めていない日本人には参政権が与えられないのか。
  ・参政権は,国民固有の権利

地方自治体の外国人参政権に関しては,
法学上では論争がある。
むしろ,外国人に地方参政権を与えるのは違憲ではない,
という説が有力だという話もある。

だが,それは学問の話であって,実際の政治の問題ではない。


また,EUが外国人に参政権を与えようとしている,
というのは全くの事実無根だ。

むしろ,外国人排斥の方向にあるのが実情だ。
  ★フランス、不法移民の強制送還を開始
  ★ドイツ 労働移民の悲劇
  ★オランダは外国人参政権を認めてどうなったのですか?
  ★デンマーク:「移民の罠」にはまりかけるその先


※中国人に参政権を与える愚

中国人に関して最もやっかいなのは『人口』だ。
ちょっと気を緩めるだけで数百万人の中国人が押し寄せる。

何しろ,10億人以上の人々がおり,
その大部分が非常に貧しく,
失業者が数億人と言われているぐらいだ。

それに加えて,日本の地理に危うさがある。
中国は安全保障上,太平洋に分厚い安全地帯を作りたい。
ところが,それを遮っているのが日本なのだ。

その最たる場所が沖縄諸島である。

中国が尖閣諸島で騒ぐのは,エネルギー問題が第一ではない。
中国が太平洋に抜け出るために,日本の防衛線に風穴を開けたいのだ。

中国人に参政権を与えた瞬間に,沖縄は中国にやられたと考えざるを得ない。
多少は時間がかかるかもしれないが,
米軍がフィリピンから撤退した瞬間に中国が南沙諸島を奪取した,
そのデジャブが沖縄で起きるのだ。


posted by DEBUO at 02:44 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月02日

結局は立候補、小沢前幹事長


小沢氏不出馬も=菅・鳩山氏、「トロイカ」復活で一致−きょう4者会談・民主代表選

結局は立候補、小沢前幹事長 「トロイカ宣言」何だったのか


小沢 旧自民党系のドン
鳩山 M78星雲の超ボンボン
興石 旧社会党のドン
管  民主党正統派

トロイカ体制+1だそうだ。
これで民主党の挙党一致体制を作るんだという。

この顔ぶれになるのは理解できる。
ポッポが場違いだが,この超ボンボンは民主党創設に多大の費用を出しているらしい。

管氏は当初,この体制を民主党分裂を避けるためと理解したようだ。

ところが,小沢氏は幹事長ポストを要求したらしい。
幹事長は,政権の金の流れを一手に引き受けるポジションだ。


だから,管氏が首相になろうと,周りの人たちは小沢氏の顔を伺いながら,
ということになる。
いわゆる院政を敷く,ということだ。

+1は興石氏のことだろうが,実際は管氏のことであり,
ポッポはただのお飾りだから,実際は小沢・興石+管で,
実権は小沢・興石,管はただの神輿になれ,ということなんだろう。

それで,院政の提案をした。
裏番が一番強い,なんていつの時代の話だ。
非常にダークな感じがする。


興石氏もそうだ。
この男は,旧社会党系,というよりも日教組のドンだ。

それだけでも,私に拒否反応が走るんだが,
違法献金でも世間を騒がしている。

山教組から違法献金疑惑


政治に金が要るのはわかる。
だからといって,ダークな手法の集金が許されるわけではない。

ダークな集金は,自民党の十八番だったが,
それは,今や民主党の看板になっている。
その中でも代表されるのが,小沢と輿石だ。

政治の表舞台に立たされていなかったため,
また,緩いマスコミの追求もあり,
民主党内の浄化が進まなかったんだろう。
小沢とか輿石のような政治家が温存された。

それが,民主党が政権を奪取したために,
ゴミ箱の蓋を開けたような腐敗臭が日本中にばらまかれている。

日本の政治が20年ぐらい後退したかのようだ。


さて,管氏は小沢氏らの提案を拒否したようだ。
当たり前だろう。

受ければ彼の政治生命は先細りになる。
彼の持ち味は,小市民なのだ。
力はなくとも,清く,正しく,美しく,というのが彼のモットーなのである。

古い体質の政治に飲み込まれるようなことはとてもできないだろう。

繰り返すが,政治には金が必要だ。
だからといって,ダークな集金を許せば,
日本が政治の浄化に励んできた戦後政治史を否定することになる。

さらに,政権以上の存在(院政)を許すとか,
談合政治とか,管的にはありえないだろう。


さて,小沢首相の誕生となるか。
それとも,代表は小沢氏で首相は違う人,などという手に出るのか。

小沢氏が自民党でぶいぶい言ってた頃から20年立つ。
マスコミでは随分と『剛腕』小沢と騒がれてきた。
世間でも小沢待望論を唱える人がいる。

ようやく小沢氏が首相になる目算が高まってきた。
是非とも,彼には首相になっていただき,
世間の評価を受けてもらいたいものである。


posted by DEBUO at 00:40 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

民主党代表選挙

民主党党首選に小沢氏が立候補。
政局が急速に変化する兆しが現れはじめた。

管氏と小沢氏,どっちが有利?

民主党所属国会議員は412人。

小沢陣営 200人
  小沢グループ150人、
  鳩山グループ50人。

管陣営 110人 
  菅グループ 40人。
  前原グループ 40人。
  野田グループ 30人。

中間 60人
  旧社会党赤松 30人
  旧民主党直嶋30人。
  旧社会党のドン・輿石は小沢支持


その他 200人
  地方議員 国会議員50人換算。
  党員・サポーター 国会議員150人換算。
  小沢氏支持が60%と伝えられるが・・・

小沢が立候補する事情

菅首相及び,本来の『民主党正当派』の小沢排除。
直接のきっかけは,「小沢氏を幹事長に」という鳩山由紀夫前首相の申し入れを
管氏が蹴ったことにあるという。

幹事長であれば,裏番長として政権に大きな影響力を確保できたのが,
このままでは,政治的生命を絶たれる状況に直面するということだ。

本来,小沢氏は表舞台に立ちたがらない。
自分の人気のなさを知っているからだ。

時期的にもまずい。まだ禊は済んでいない。

それでも彼は代表戦に立候補した。
かなり切羽詰ってるんだろうと想像される。

民主党正統派VS旧自民党(かつ多数派)の権力闘争である。

代表戦後,予想される政党再編成

小沢氏が勝てば,自民党との連立が噂される。

しかし,小沢首相では,世論の支持がない。
小沢内閣では政権維持は困難と言わざるをえない。
衆議院解散でもしようものなら,民主党の歴史的惨敗が予想される。

管が勝てば,小沢は離党するだろう。
民主党分裂,再編。

管政権は,みんなの党や公明党にアプローチするだろう。

小沢,情のない田中角栄

政治家として評価するのに,『頭,情,腹』の3要素で考えてみよう。
頭は知識,情は人望,腹は実行力,である。

小沢氏に認められるのは,まず実行力であろう。
『剛腕』という評価がそれを示す。

しかし,頭と情はどうか。

頭は。
小沢氏は,それなりの見識を披露しているが,
どういう世界観があるのかはよくわからない。
『自分の足で立つ』とか言ってるが,実際はアメリカ従属であったし,
現在は,媚中だ。
そして,最終的には『天皇(独裁者)』になりたいんじゃないのか。

情は。
小沢氏には『情のない田中角栄』との評価が以前からある。
小沢氏は誠に人望が薄い

例えば,彼の側近と言われる人物はたいてい,彼から離反し,
反小沢になってしまう。

小沢氏は『独裁者』とよく言われるが,それは前向きな評価であって,
実は大変幼稚っぽい性格であることが度々伝えられる。

例えば,彼は気に入らない人間からの電話には決して出ないのだという。
それどころか,気に入らない人間とは会っても話をしないのだという。

私も小沢氏からそうした性格を強く感じる。
テレビ画面からひしひしとそうした性格が伝わる。

彼はコミュニケーションが非常に下手だ。
というよりも,コミュニケーションの術が全く熟成されていない。

自分の思い通りにならないと,途端にスネる。
その言葉通りの幼児性を強く残しているのが,小沢という人間だと,私も思う。

だから,『情のない田中角栄』というのはむしろ良い評価である。
小沢氏のこうした頭・情・腹が合わさるとどうなるか。

それが『剛腕』という評価だが,
『剛腕』と呼ばれる小沢氏のやり口は次のようじゃないだろうか。

自分の私的な利益については,
ゴリ押し,恫喝,理不尽な仕打ちを堂々とやって顧みない。
そういうタイプになる。

そういうタイプを社会的にはどういう人間と評価するか。

昔から,小沢待望論を説く人が結構いるのだが,
私にはどうも納得ができない

田中真紀子待望論よりはずっとマシかもしれないが,
小沢待望論も50歩100歩じゃないのか。
勝手に作り上げられた幻影に自分の希望を投影しているだけじゃないのか。

私は,いっそのこと小沢氏がトップになればいいと思う。
残り少ないメッキが剥がれ落ちるからだ。

間近に迫りつつある,民主党解体

そもそも,民主党は党としての体をなしていない。
自民党以上に,幅広い人達が集まっているからだ。

民主党に党の綱領がないのもそのせいだ。
一つの考えで民主党をまとめることができないのだ。

だから,民主党を結束させていたものは,『選挙に勝つ』こと。
資金力に勝る小沢氏が闇将軍として君臨できたのもそこにある。

ところが,小沢氏の金権問題や,LOOPY軍団,
そもそも党としての見識のなさ故に,
『選挙に勝つ』ことが難しくなってきた。

そうであれば,民主党が分裂するのは当然であろう。

侵食され始めた日本の選挙権

ところで,民主党党首選挙については,極めて憂慮されることがある。
以下は,三橋貴明氏のブログから抜粋。

民主党は、「代表選挙」に投票可能な党員やサポーターについて、
わざわざ「在日外国人の方でもOKです。」と明記している政党です。

  『民主党「あなたも民主党に参加しませんか?」
  
  党員とは?
  ○民主党の基本理念と政策に賛同する18歳以上の方なら、どなたでもなれます。
   (在外邦人または在日外国人の方でもOKです。)
  (中略)
  サポーターとは?
  ○民主党を応援したい18歳以上の方なら、どなたでもなれます。
   (在外邦人または在日外国人の方でもOKです。)
  (後略)』

与党の代表選挙、すなわち日本国の内閣総理大臣を事実上、
選ぶ選挙に外国人が参加できるのは、明確な憲法違反です。
しかも、民主党は党員やサポーターにおける外国人の割合を公表していません。



posted by DEBUO at 21:00 | 菅政権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする