2013年04月13日

黄昏オヤジのためのディズニーランド

あるエピソードをご紹介する。
私のお気に入りのブログに入れられたコメントについてだ。

ブログ主は,自宅付近の友人と比人たちと,
サリサリあたりで宴会を開いていた。
会話は英語のみ,タガログ語をしゃべったら一気,
というゲームをし始めた。
結局,みんなグデングデンになってしまった,
という微笑ましい内容の投稿をされていた。

それについて,こういうコメントが入った。
  『これで,比人たちは少しは賢くなったでしょう。』

この配慮に欠けたコメントは次の2点について,おかしい。

  ブログ主の友人の名誉を傷つけている
  思い込みにより比人の能力を決めつけている


  コメントした人が比人たちと顔見知りであるようには見えなかったので,
  そういう判断をしたが,以下の考察がコメントした人にあてはまる,
  というわけではない。
  話の導入として使わせてもらった。



フィリピン人の性格や能力について,一般的な評価がある。
それについて,私は異を唱えるわけではない。

しかし,目の前のフィリピン人は,平均的なフィリピン人ではない。
それは一個の個性なのだ。
どういう属性を持っているのかはわからないのである。

韓国人は嘘つきだ。
では目の前の韓国人は嘘つきなのか。
中国人は横柄だ。
では目の前の中国人は横柄なのか。
日本人は民度が高い。
では目の前の日本人は民度が高いのか。

確かに,不特定多数の比人を見れば,
一定の評価を与えることができる。
そして,初めてある特定の比人と相対するときに,
予断と偏見をもってその比人を眺めるのは,
決して悪いことではない。
個人といえども集団の性格は反映しやすいからだ。

だが,最終的にその比人がどういう人間なのかは,
比人によって違う。当たり前の話である。
自分の予断と偏見にひきずられてしまうと,
大きく判断を誤まることになりかねない。


予断と偏見を捨てきれないのは,
頭が固いせいもあるが,
多くの場合は,自身の経験で強烈な体験をして,
それがトラウマになっているからかもしれない。

  初めてつきあったピーナが強欲だった。
  ピーナの家族が無数にぶら下がってきた。
  部下のフィリピン人たちはまるで宇宙人だ。

日本ではほとんど起こり得ない或いは簡単に排斥できることが,
ここでは湯水のように沸き上がってくる。
問題解決には自分の経験則が役に立たないこともしょっちゅうだ。
多くの日本人は来比・移住すると頭が沸騰する。
その状態から脱出できないとしても不思議ではない。


さらにややこしいのは,そこに複雑な状況・背景がからむ時である。
  自分の社会的ポジションへの不満,
  金銭的な苦しみ,
  日本での人間関係の軋轢,
  仕事がうまくいかない・・・
などといった苦しみを抱えていると,
話はますますややこしくなるし,
そして多くの場合,日本人はそういう悩みを抱えている。

そういう人が往々にして取りがちな態度は,
見せかけの優越感である。

自分の立ち位置の高さに満足するためだ。
いや,立ち位置が高いと幻想を持つ,というほうが正しい。
コンプレックスを癒すために他人を貶める,というのはよくある事例だ。

だから,比人はこうでなくては困る。
  貧乏人
  嘘つき
  たかり屋
  女々しい
最初から比人にレッテルをはり,
自分の心理的ポジションを確保するのが大切であるから,
そうでない状況は理解の外になる。



ここで視点を変えよう。なぜフィリピンを目指すのか。
日本は非常に良い国だ。
安全で,住民は民度が高く,自然も美しく,先端的な科学技術もある。
その日本を離れて,なぜフィリピンを目指すのか。

フィリピンにはまるのはたいてい,おじさん達である。
マリンスポーツとかに興味のある若者でなければ,
たいていは随分とくたびれた,黄昏を迎えつつあるおじさん達である。

年齢的に黄昏を迎えている,というだけではない。
あるものは家庭生活が崩壊し,
あるものは事業が失敗し,
あるものは何らかの事情で日本に居づらくなり,
或いは,日本で疎外感を感じて脱出してきたり,
のっぴきならない背景をもった人も少なからずいる。


最初のきっかけは軽い気持だったかもしれない。
若い女と仲良く出来るとか,
物価が安いとか,
比人のもてなしに魅せられたとか,
そんなんでフィリピンにはまり,
すぐに額面通りでないことに気付くのだが,
それでもずるずると深みにハマるのは何故だ。

その大きな理由の一つはフィリピンの寛容さだと思っている。


フィリピンにはまるようなおじさん達は,
すねに傷持ち,あちこちにガタを感じながら,
若い時のようにバラ色の未来を描くことが憚れ,
それでも幸福を求めようと足掻く人々だ。

ところが,女の愛情は結局金だったことに気づき,
女の親戚連中にはたかられ通しで,
その割に自分には発言力がなく,
当初の思惑から相当離れたところにいる自分に愕然とする。


だが,フィリピンの毒に抵抗しているうちに,
随分と呼吸の楽になっている自分に気づき始める。
フィリピンに対して免疫ができてきたのだ。

カネ目当ての女は適当に相手できるようになり,
たかってくる親戚一同は軽くうっちゃることができるようになり,
フレンドリーさが見かけ通りなのか直感できるようになり
フィリピンにおける自分の立ち位置に強いものを感じるようになり,
フィリピンでの肩の力の抜き方を知るようになると,
フィリピンの良さを実感し始める。

フィリピンは南国であるから,住みやすい。
暑いから上半身ハダカで歩いていても,
非難がましい目線を浴びるわけでもない。
ボロボロの服でも構わない。
お出かけする時は流石に身なりを整えたとしても,
清潔感に注意すれば,多少とっちらかった身なりでも問題ない。
何しろ,ジーンズ+スニカーで案外フォーマルな格好となる国なのだ。

人間関係も気候同様,緩い。
むしろ,深刻な人間関係を避けると言ってもいい。
浅く,広く,という比人の人間関係を知れば,
フィリピンでの適度な距離感を体得しやすい。

フィリピン人は利害関係が絡まなければ実直な人が多い。
フレンドリーで親切,おおらかな性格であり,
こちらのミス・嘘・だらしなさにも寛容である。

寛容とだらしなさは紙一重でもあるが,
その辺の空気感を知り始めると,
フィリピンでの生活が本当に楽になる。
癒される,と言っても良い。


家族持ちはそれなりに,飲み打つ買うもそれなりに。
黄昏を迎えつつある訳ありおじさん達が知るフィリピンは
決してバラ色の国ではなく,ドドメ色かもしれないが,
それはキャリアを積んだ大人にふさわしい色ではないのか。
ドドメ色のフィリピンは黄昏オヤジのディズニーランドとでも言おうか。

フィリピン人を馬鹿にし,
或いはフィリピンに集まる日本人を馬鹿にし,
些細な事に噛み付き,
そうして自分の優越感を満たしたとしても,
それでいかほどのことがあろうか。

誰しもが自分の存在意義を認められ,
立ち位置をしっかりとしたものにしたがっている。

しかし,それは自分のちっぽけなプライドを満たすことによって
得られるものではないだろう。

例えドドメ色であろうとも少しでも明るく照らすか,
ダークな色彩で塗りつぶすのか。
心構え一つで如何様にでもなる話ではないかと私は思うし,
フィリピンが体に馴染み,
フィリピンの寛容さに癒されているおじさん達は大勢いると思う。

もっとも,馴染みすぎても困るのだが。


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posted by DEBUO at 00:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月06日

マニラのスラム街

マニラにはトンドという有名なスラム街がある。
しかし,マニラにはトンド以外にも多くのスラム街がある。
海沿いは圧倒的にスラムが多い

MRT沿いはスラムっぽいところはマンダルヨンにある。
フィリピン人がそう教えてくれたのだ。
場所を覚えていないが,一見スラムには見えなかった。

そのほか,ノース・アベニュー付近には広いスラムがあったが,
取り壊しされた。
そのほかにはMRT沿いでスラムを見たことがない。

但し,小さなスクワッターエリアはそこらじゅうにある。



スクワッターエリアの探し方


GOOGLE MAPを広げて,マニラを見てみよう。

マニラ スラム

スラムと思われる地区に印をつけてみた。
有名なスモーキーマウンテンはケソンの奥などに移転したが,
(パヤタスなど)
スモーキーマウンテンの周囲はほぼスラムに近い。


スラムの探し方は,地図を写真モードにして,
周囲と比べて,見た目が細かい地区を探すこと。
つまり,家の単位が小さいのである。

拡大すれば,さらにはっきりする。
家の並びかたに規則性がないことが多い。
おそらく,幅1m前後の道が網の目のように入り組んでいる。

こういう場所は,スラム街であろうと見当がつく。
多分,スクワッターエリア(不法占拠街)だ。

水がそばにある地区,海沿い,川沿いは
スクワッターエリアになっていることが多い。
排水がそばにあると便利だからだ。



スクワッターと火事


マニラではコンクリートブロックで家を作るのが普通だが,
スラム街では,古木で家(掘っ立て小屋)を作ることが多い。

盗電が多くて電線が入り組み,ショートすることも多いし,
スクワッターエリアであれば電気がこないから,
ロウソク使用により火災が多発,
火災が起こると一気に周囲に燃え広がり大火事になることが多い。

不法占拠街であるから,政府としても頭の痛い地域であるため,
スクワッターエリアで大火事が起こるたびに,
政府が再開発のために放火した,という噂が絶えない。


スクワッターエリアは最貧困地区とされるが,
スクワッターは家賃が発生しない分,ゆとりのある人もいる。



マニラ全域が危ない


トンド
トンド.jpeg
 画像はこちらから拝借しました。

さて,上のような画像の場所は観光客はもとより,
フィリピン人でさえも行きたがらない。
行ってもみればわかる。明らかに貧民街なのだ。

西成はスラム,と思っている人が見れば,
カルチャーショックを覚えるような光景だ。
最深部はもっと悲惨な光景が広がる。
但し,トンドでもLRT近くはちゃんとした住宅街である。

窃盗や麻薬などの犯罪が多いことは充分予想されるが,
しかし,中に入り込んだら生きて出られない,
というのは大げさだと思う。
フィリピン人は隣町のことを悪く言う。
それがスラムなら尚更だ。

私に言わせれば,マニラ全域が危ない。
勿論,スラム街にわざわざ好んで入り込むことはないが,
スラムだから危ない,マカティだから安全,
そういうことは多少あるだろうが,私は大きな違いはないと思っている。

むしろ,私にとって最も危険な地域はマラテ〜エルミタである。
つまり,観光地・繁華街が一番危ない。
誰でも効率のいい仕事をしたがるものだ。
スラムと観光地とどちらが仕事するのに適切か誰でもわかる。

実際,スラム街をほっついても危険な視線を感じることはあまりない。
しかし,エルミタ周辺を歩くと,嫌な視線を感じることが多い。
※ただし,観光客などがスラムに入り込むのは避けたほうがいいと思う。
 明らかに,風体が浮いてしまい,目立つからだ。


スラム.jpg
 画像はこちらのサイトからお借りしました。

トンド2.jpg
 画像はこちらのサイトからお借りしました。




posted by DEBUO at 21:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月30日

フィリピンの子供

私はマニラのカロオカンというところで,
フィリピン生活をスタートさせた。
カロオカンは,下町である。
観光客はほとんどやってこないし,
やってきてもベテラン以外は遊ぶところを見つけにくいと思う。

在住日本人はそこそこいるようだが,
5年住んでいて,3人しか見かけたことがないし,
しゃべったのは,その内の一人だけだ。

もっとも,日本人というだけで近づこうとは思っていなかったので,
マニラやマカティの日本食レストランやJ-KTVへ行っても,
何か別世界のような感じを受けていた。


フィリピンでの初めての日本人の友人は,
KIMURA・KTVの通称『親父さん』である。

ある日,日本食について検索していた時のことである。
偶然,『KIMURA・レストラン・KTV』という,
日本人経営のローカルKTVの存在を知った。

場所は,LAカフェ(現MBカフェ)のそば,
ある意味,マニラの一等地,激戦地区である。
そこで当時,8年もの長きにわたって店を構えているという。

非常に興味が湧き,話を聞きに行ったのがきっかけとなった。
フィリピンで商売を志す日本人はたくさんいるが,
たいていは失敗する。
ましてや,マニラの激戦地でローカル相手に8年間も続けているのだ。
並の話ではない。


経営者である親父さんに話を聞くと,
水商売の経験はなかったという。
それどころか,設備関連の職人さんだったのだ。

しかも,フィリピンに興味があったわけではなく,
たまたま訪れたフィリピンでフィリピンに嵌った。
というか,嵌められた(詳細省く)。

ネットも満足にない時代,
知合いもいない。
全くのゼロ,どころかマイナスの状態で商売を立ち上げられたわけだ。
苦労が容易に想像できるし,実際,非常に苦労された。

GROの引き抜きはしょっちゅう,
工事代金はふっかけられ,
売上はつまみ食いされ,
あげくの果てに持ち逃げされ,
昼は大使館で働いて赤字補てんに務める。

すごいガッツである。
このガッツを支えたのは,
当時まだ赤ん坊だった息子のS君の存在だったという。


S君はフィリピンで育った子供らしく,非常に素直な子である。
日本のど田舎に行かないと見かけることのできないような,
純朴な気質が,まだ比人の子供には残っている。

もう一つ,フィリピンで育った子供の特質がある。
S君と話していて気づいたのだが,
何時のまにか,年齢差を感じさせなくなってきたことである。

フィリピンでは,日比の年齢差カップルを良く見かける。
商売女のケースもあると思うが,
一般的なカップルでも,歳の差カップルは普通だと思う。

確かに,強欲ピーナにやられてしまっている場合もあるだろう。
しかし,比人は歳の差を気にしない。

私の場合だと,日本人で10歳離れると年齢差を感じる。
20歳離れると,明らかに世代の差を感じる。
フィリピンでは,男女問わずそういうことはあまり感じない。

アメリカンスタイルなんだろうか。
高校生ぐらいの女の子でも,結構堂々としている。
日本の女の子のようなぶりっ子は,フィリピンでは見かけない。

私はぶりっ子が昔から嫌いなのだが,
そういうシナを作ったようなところがフィリピン人女性にはない。
ここは私にとってポイントの高い点だ。


フィリピンでの子育てで色々と考えられる親御さんもいらっしゃると思う。
確かに,教育水準や就職とか難点はある。
或いは,甘やかされて成長したフィリピン人も多い。

そうした点はあるものの,
多くのフィリピン人が持つ素直さとか自然体は,
好ましいものに私には映る。


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posted by DEBUO at 17:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月29日

フィリピンでの生活

フィリピンは,日本に比べればずっと治安が悪い。
治安の悪さを解決する一つの手段は,
フィリピーナと同居/結婚するなりして,
防御の壁を作ってもらうことだが,
今度は同居人やファミリー問題で悩まされる。

思わず,邦人社会で愚痴を言いたくなるのだが,
日本人にしたって,日本語を話し,フィリピンに住んでいる,
というだけで,
出身,経歴,学歴その他,いろんな面で違ってくる。
最悪の場合は,邦人に騙されることもある。


こうして並べていくと,フィリピンにはいいところがないように映る。
いや,不平不満を言えば,延々と続いていく。
それでも,私がフィリピンに住み始めてから7年経つ。

途中で,嫌になったりして日本に帰国したこともあるが,
そのたびに,フィリピンに帰りたくなった。
安全で整理整頓されて清潔な日本。
民度の高い住民たち。
しかし,私にはそういう世界に居心地の悪さを感じているのだ。

日本の街並みを歩いていても,何か空虚な思いに囚われる。
予定調和に満たされた世界。
街角を曲がっても何も起こらない世界。
そういう世界に満足できなくなっている。

道に穴が開いていないか,
汚物をふまないか,
ジープやトライシケルに轢かれやしないか,
ホールドアッパーはいないか,
部屋に戻ってきても,空き巣が潜んでいないか,
戸締りは大丈夫か,
そういう毎日が自分に活力を与えるのだ。



もう一つある。
人間関係が楽なのだ。
フィリピン人から見て,私は異邦人であり,
仮にフィリピンに階級とかがあったとしても,
私はそこから外れる。余計なしがらみがない。

フィリピン人とは積極的に交わるつもりがないから,
ますます,余計なしがらみがない。

日本人同士でも同じことが言える。
フィリピンでは,日本時代にどうだったか,
というのは話のネタぐらいにしかならない。

それは,例えば大学に進学した時とか,
企業戦士が退職した時とかの境遇と似ている。

高校時代に勉強ができたとか,
働いていた時のポジションとか会社名とか,
そういうものはまるで関係がない。

そこで問題になるのは,本人そのものである。
人間性そのものが問われてくるのだ。

キャリアはまっさらな状態になる。
利害関係もないから,余計なしがらみはない。
名刺を出せば済む,というわけにはいかない。
新たなルールにアジャストしていく必要がある。


怒る人もいない。
だから,毎日は自分で律する必要がある。
ルールは自分で決める。
他人にとやかく言われる筋合いはない。

私は,日本にいた時よりも生活態度が改善したと思う。
あくまで,自分の中では,という話で,
平均的な日本人と比べれば,随分と怠惰なのだが。



一言で言えば,フィリピンは『フリースタイル』である。

日本人は様々な制約に生きている。
それがフィリピンでは解き放たれる。
そこで活き活きとするタイプと,
まごついてしまう人がいると思う。

私は前者なのかもしれない。
フィリピンで足掛け7年過ごしてきた私にとっては,
フィリピンがいい具合に馴染んできている。
フィリピンでの生活は,私にとっては随分と気楽なのだ。


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posted by DEBUO at 17:43 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月26日

マニラの思い出

私は当初インドネシア移住を目指したのだが,
言葉の問題とビザの問題で断念,
そこでフィリピンを試して見ることにした。
訪れたのはカロオカン。
私の友人の彼女の実家があるところだった。

当初,散々脅された。
出歩くとやられるよ,と。
だから,最初の1週間は一人で外出ができなかった。

おそるおそる外出してみると,なんてことはなかった。
少しずつ距離を伸ばしていき,
半年も経つと,一人で飲み歩くようになっていた。

しかし,日本よりも明らかに治安が悪いのは確かだった。
何度か置き引きにあったり,
飲み屋で喧嘩になったりした。

喧嘩するのは,いつも隣町の連中とだった。
向うから絡んでくるのである。

隣町,というのは,
通称パラダイスというマニラ有数のスラムだった。
私に言わせれば,マニラ中がスラムだと思ったが,
パラダイスはスクワッターエリア(不法居住地域)だった。
1km四方程度のエリアである。
何度か入り込んだことがあるが,
他の地域と比べて特別危険だとは思えなかった。

しかし,フィリピン人は隣町を悪く言いがちである。
スクワッターエリアとなれば,悪し様にいう。
何しろ,トンドの連中がパラダイスはトンドより怖い,
というぐらいだ(笑

実際にどうだかは関係ない。
貧乏人の集まりということでパラダイスは低く見られる。
だから,パラダイスと周囲の街とが反目しやすい。

私が飲んでいた場所はパラダイスと私の街との境目にあった。
まともな連中の来るところではない。
以前には,そこで殺人事件も起きたという。

そこで日本人が『金にあかして』女の子を口説いていたら,
腹が立つに決まっている。

私は普段は羊のように大人しい。
しかし,酔ってくるとそこは小人の悲しさ,応対してしまうことがある。

ちょっとした騒ぎになり,私も怪我をして1週間ほど寝ていた。
いや,蹴ろうとしたら何かにぶつけて怪我をしたのだが(泣
あたりどころが悪く,骨が見えるような怪我をしたのだ。
自爆もいいところである。

比人の友人が心配するので,一旦日本に帰り,
しばらく養生していた。


数ヶ月で舞い戻り,前と同じような生活に戻ったが,
こんなこともあった。
ある日,飲み屋のママに
 『あなた,命を狙われているよ』
と忠告されたのだ。

これはひどい話で,
私を狙う,と公言していた男の元妻の再婚相手が,
日本人だったのだ。
嫉妬にかられて日本人嫌いになっていたのである。

その男はジャンキーで暴れもの。
取り巻きも何人かいる。
酔っ払った時にその男と出くわすと喧嘩になる。

それでしばらくは夜間そのあたりを避けるようにした。


比人はシラフの時は大人しい人が多い。
日本人よりもずっとマイルドというか,小心者が多い。

しかし,酔うと急変する場合がある。
私の知合いでいつもは極めて大人しい男が,
酔って多人数相手に喧嘩になり,
青龍刀のような刃物を持ちだしてきたのに驚いたことがある。

フィリピンは命も安い。
ヒットマンの話を何度か聞かされたことがある。
話10分の一ぐらいで聞き流していたが,
日本のPP数件分ぐらいの値段だった。


カロオカンにいた時は,私は割合周囲に顔の効く比人と親しかった。
そいつは根が真面目なのだが,
かといってカタギとはいえないタイプだった。

割りと彼の面倒も見たし,その代わりに私は安全を彼からもらった。
ホールドアッパーと呼ばれる奴らも周囲に何人かいたが,
私がその友人と親しいことを知ると気安く私と接っするようになった。
私なりのリスクヘッジだった。


異邦人が見ず知らずの土地で暮らすのには注意が必要だ。
MLというSNSので知ったのが,
私の住んでいた街から2kmほど離れたところのできごとである。

ある若い日本人がその街に日本からやってきた。
そこで知り合った在住の日本人が,比人からたかられている。
その程度が酷くて,街ぐるみでその在住にたかっていたらしい。
若い日本人が一肌脱いで,在住日本人を日本に返して上げた。

おもしろくないのは,在住日本人を食い物にしていた連中である。
それ以来,道を歩けば彼らが殴りかかってくるようになった。
ある日,10分ほど家を留守にした。
その間に,現金とともに家財道具ごっそりやられたという。


もっとも,この日本人に同情しきれないのは,
そこまでされてまだフィリピンにしがみつこうとしたのだ。
すぐ帰ったほうがいい,と忠告を受けても,
全く理解しようとしなかった。

だから,彼の話がどこまで本当なのか,疑問も起こるし,
話が本当だとしても,判断が幼すぎる。


外国で日本人が一人で暮らそう,というのには,
いろいろと危険がつきまとうのである。


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posted by DEBUO at 00:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

メモ クラークでのビザ延長

5月7日で最初の延長ビザが切れるため,
クラークのイミグレへ行ってきた。


カバナトゥアンからはエアコンバス・ジェネシスで向かう。
ターミナル9時出発,
サンフェルナンドのSMパンパンガまで108p,11時半頃到着。

SMで軽い昼食を。
HENLINとかいう屋台のワンタンヌードル約50p。
非常に不味い。
フィリピンのカップラーメンより不味い。

SMからはSMクラーク行きのジープにのる。
SMクラーク行きのジープ乗り場は他のジープ乗り場から
若干離れたところに独立して設けてあった。

しかも,ジープ後方に机があり,
そこで運賃を支払うようだ。
そのような支払い方を私は初めて見たので,
ジープを降りるときに運賃を支払った。
30p。

SMパンパンガ〜SMクラークは15分ほどしかかからなかった。
高速を使うため,非常に快適である。


SMクラークのそばにジープ乗り場がある。
『C-POINT』,チェックポイントターミナルであるが,
隣が『MAIN GATE』と呼ばれるターミナルのようだ。

つまり,『SMクラーク』『MAIN GATE』『C-POINT』は,
ほぼ同位置である。
紛らわしい。

MAIN GATEからイミグレ方面行きジープに乗る。
11p,10分ほど。
クラークを登って行き,最初の左折したところにあるジョリビー近辺に
イミグレがある。


延長は2ヶ月で4050p。
高くなったのだろうか。
ICARDは,以前のものがまだ有効なので,
新たに作る必要なし。
所要時間10分。


帰りはMAIN GATEまでジープ,
そこでSMパンパンガ行きのジープを捕まえようと思ったが,
しばらく待ってもこないので,DAUターミナルまで歩いて行く。

DAUターミナルにはサンフェルナンド行きの大型バスが
DAUの外に待機していた。
SMパンパンガ行きのジープもDAUの外に待機するようだ。


ターミナルを一周すると,TARLAC行きのバスが数台とまっている。
予定を変更して,TARLAC行きに乗ることにする。

エアコンで65p。
ほぼ下道を走り,1時間半ほどかかった。
途中で,数カ月ぶりぐらいの猛烈な夕立が降ってきた。
あっという間に道が冠水し始める。


TARLACからはカバナ直行ジープ。
60p。1時間半ほどかかった。

TARLACからカバナ行きのジープやバス(BALIWAG)は,
おそらくターラックのターミナルが始発だと思う。
ターラック北部のジェネシスバスターミナルの前の道を
西に500mほど行ったところにある。


posted by DEBUO at 00:59 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

カバナトゥアン 案内MAP


カバナトゥアン西部
map西.gif
カバナトゥアン東部
map東.gif

周辺地域

カバナトゥアン.jpg

地図はクリックすると拡大します。
 ※地図2012.04現在のもの。

【カバナトゥアン】


観光地ではない。
住むにはなかなか快適な街。

学校が多く,若い女の子が多い。
そのせいか,比としてはファッショナブルで
可愛い子が目立つ。


【交通】

マニラからカバナトゥアン行きのバスにのると,
terminalというところが終点になる(クバオからだと約200p)。
  ※文末にバス発着場の案内あり。

かなり大きなバスのたまり場である。
但し,カバナの中心から南へ2kmほど離れたところに位置する。
周りには草原が目立つ。

TERMINAL.jpg
 ※ターミナル。建物の向こう側にもバスが並んでいる。

夜遅くになると,長距離バスは動かなくなる。
深夜は,地図右上のジョリビーの横に行くと,
マニラ行きの数台のバスが並んでいる。
(ESトランスポート)

市内の移動の中心は,トライシケル
カバナにはトライシクルの街,という異名があるらしい。

2kmぐらいなら,20〜30p。
 例:ターミナル〜パレンケ(1.5km)
3km程度で40p。
 例:ターミナル〜NEパシフィック(2.5km)
   NEパシフィック〜パレンケ(3.5km)
モールで待機しているトライシケルは,少し高くなる。

慣れてくれば,ジープニー
ただ,朝晩などの混雑タイムはジープニーの出発点で乗らないと,
満杯であることが多い。

ジープニーの出発場は,私の知る限り8箇所。
SUMACAB,NEパシフィック,TERMINAL,パレンケの周囲,
マクドナルドの横,メガセンター北入口,CROSSING,PREMIERE。

ジープニーはぎゅうぎゅう詰めになったら出発する,というパターンだ。
だから,途中乗車が難しいことがわかる。
運賃はマニラと変わらない。初乗り 8p(マニラと同じ)。

タクシーは走っていない。

なお,平日夜の8時ぐらいになると,相当交通量が減る。
足はトライシケルが要所に待機しているぐらい。

なお,ターラックまで伸びている高速道路は,
日本のODAにより,カバナ北部まで伸びる予定。


【パレンケ】

街の中心はパレンケ周辺。
パレンケは昔何かの施設だったか,
巾100m,奥行き50mぐらいの箱にぎっしり店が詰まっている。
2Fにも店がある。

パレンケの周囲にも多くの店が並んでいる。
ディビソリアの小型版のようなエリアだ。

パレンケの北に公園があるが,
11月〜Xmasでは,ここに露天街ができる。
バラテリア(バラテリョ?)という。非常に安い。

街の中心にあるパレンケは巨大サリサリストア,
食料品なら,マビニEX東のサンギタン(パレンケ)。
品揃えが充実しているし,安い。

什食器類なら,NEパシフィック前の店が安い。
サンタロサ交差点近くには,さらに安い店がある。


パレンケを南,ハイウェイ方面に戻ると
マクドナルドがある。24時間営業。

隣には,PURE GOLDというモールがある。
できたばかりで綺麗,人が少ない,安売りセール品が多い。
この辺りは,カバナトゥアンの中心,といっていいぐらいの,
恵まれた立地にある。



【官公庁街】

パレンケから東へ行くと,
メガセンター,NEUST,官公庁の地区になる。
ちょっと街全体がアップグレードする。

メガセンターは名前はメガだが,そんなに広くない。
建坪は,昔のエルミタロビンソンの2/3ぐらいか?
しかも,メインは1Fだけで,地下のフードコートと,
しょぼい2F,3Fが付属しているだけだ。(4Fまである)

NEUSTは,ヌエバエシハ最高の大学の一つ。
その他,NE高校などの学校も目立つ。

市役所は,この官公庁街にはない。
後述のNEパシフィックそばのタラベラ−サンホセへ向かう途中にある。


【CROSSING】


官公庁街からさらに東へ行くと,通称CROSSING。
交通の要所であり,北のサンホセ方面や東のオーロラ方面に向かう道がある。

ここにカバナの街の中心に向かう道が繋がっているから,朝晩は非常に混む。
もし,マニラから自家用車やタクシーを利用してサンホセ方面に行く場合は,
LAPAZ辺りから抜け道がある。

また,NEパシフィック裏にもタラベラ方面に抜ける路がある。

オーロラ方面に行く場合は,サンタロサやNE・PACIFIC手前に抜け道がある。
但し,未舗装道路があり,かなりでこぼこしている。


【NEパシフィック】

地図左下のエリアは比較的新しく開発された地域だと思う。
中心は,NEパシフィック。ロビンソンが併設されている。
カバナトゥアンで一番大きなモールだ。

建坪は,モニュメントのグランドセントラルぐらい。
昔のエルミタ・ロビンソンぐらい。
ただ,2Fまでで,その2Fも1Fの半分ぐらい。

注目は,NE・PACIFIC(左下)の7−11奥にあるZAPP`S。
ライブハウスであり,席数は400。
貧乏人はこない。かなり流行っている。
日本人経営。

その他,NEパシフィックの周りには,色々な店舗や
KTV,バーなどがある。


NEパシフィックは完全に郊外型のモールだ。
周辺に人家が少ない。
みんな何かの交通機関を利用している。

NEモールから街の中心に向かうと
SOGOやジョリビーのある交差点になる。
マーキュリードラッグ,イナサル,キレイなサロンもある。
ここ1年ぐらいに整備された模様だ。

ここをマニラ方面から来て左折すると市役所,
さらにサンホセ方面への道になる。
右折すると,TERMINALに向かうことになる。

この辺りは小さな川に沿って貧民街が多い。
ちょっと気をつけたいエリアだ。


【食】

カバナ・レストラン・一覧

NE高校そばのvicenticosと,MACのそばのRUSTICAが,
まあまあオススメのレストラン。

ターミナルそばの,海鮮料理屋ラマランは,
少人数のパーティ会場としてはいいかも。
料理は保証できない。

ローカルフード・チェーン・レストランだと,
NEレストランとJoey's Snack House。
カバナには数カ所ある。

ケーキは,ケーキランド。
パレンケの方のNEのそば,イグレシア教会の裏口隣。
ここはゆったりするのにお薦め。ケーキは物凄く甘い。

喫茶店なら,MACそばのbarg cafe。

24時間営業のおかゆの店として,
NE高校のそばのヒルトンと,
ハイウェイ沿い,マビニ通りの交差点より東数百mにある
おかゆ屋さん(名前不明)。

マクドナルドも24時間営業だが,
SOGO近くのジョリビーは深夜は開いていない。

この地方はカナブンを食べるという。
カナブン取りの盛んな時期があるらしい。
カナブン取りのお好きな方はどうぞw


【モール・スーパー】

NEパシフィック・ロビンソン カバナで一番広い
PURE GOLD 2011年新設
NE パレンケ西数百mにある CROSSINGそばにもある。
SAVE MORE パレンケ西100mほどにある。
MEGA CENTER NEパシフィックと並ぶカバナの中心的モール。

噂によると,SOGOの南あたりにSMが進出してくる。
これは噂だけではなく,数年前に出店計画があり,
利害関係者の反対で断念した経緯があるという。


【日本食】

NEパシフィックのロビンソンに若干の日本食品コーナーがある。
メガセンターには殆ど無い。

それ以上を求めるのなら,
アンヘレスの韓国食材店かGAPANのモール,
或いはマニラ,ということになる。

日本食レストランは無い。


【遊び】

カバナトゥアンは観光地ではない。
歓楽街はないと思う。
KTV,ライブハウス,コメディバーが散在している。

おそらく一番たのしめる場所は,NEパシフィックモール。
モール自体プラスその周囲に,
ライブハウスZAPPS,KTV,ダイナー&バーその他が営業している。

カバナトゥアンはライブハウスがいくつかあるが,
下記ZAPPS以外では経営の安定しないところが多く,
クロッシングそばのハリンソロモン,
MACとマビー二通りの中間辺りにあるチャコール,
あたりがかろうじて経営を続けている印象だ。

カバナではないが,東へ行くと海がある。
新鮮な魚はここで。
CROSSINGからAUROLLA方面へ。
BONGABON手前で右折,山を越えるとティンガラン湾に出る。
山から眺め下ろす景色は最高。

また,行ったことはないが,リサールの奥にも漁港がある。
ディンガランよりもかなり大きいらしい。


【ZAPPS】

日本人経営。
300坪の箱に400人収容する。
毎日,ライブバンドが2つ以上演奏している。

掛け値なしに,カバナの若者の憧れの場所。
週末は勿論,平日でも12時頃には座れなくなることが多い。

6時〜朝4時まで営業。
エントランス50p,ピルセン50pぐらい。
料理は200p前後。

セキュリティがしっかりしているので,
この手の店としては安心して遊べる。


【夜の遊び】

ディスコ・バーやKTVもところどころにある。
ディスコ・バーは6軒。

全体的に高い。
ビール一杯100p前後,LDは200〜250p,
バーファインは2000〜2500p(日本人価格)らしい。
地元在住者には評判が悪い。


怪しげな店もいくつかある。
食堂なのに,なぜか個室付きというw

そういう店は,ガパン方面の街道沿いに固まっている。
というよりも,このあたりのビールハウスは
そういう店だと思ってもいいかもしれない。
バーファインは500p前後。

レベルは様々。店もマニラの汚いビアハウスレベル。
年齢には注意が必要。超ベテラン向けの店である。
最近,日本人グループが荒らしているので,
若干,高くなってきたという噂も(笑


【危険】

夜の店には喧嘩がつきものだが,
カバナはビール瓶を使うのが多いらしい。
案外,荒っぽい土地柄だ。
勿論,ナイフ・銃の使用も十分考えられる。

以前,一人で立ち寄った店では,
その日の深夜に殺人事件があった。
観光客は在住者と一緒でも,目をつけられる可能性大。
なるべくなら,比人と立ち寄った方がいい。


【プール】

サンタロサ方面の『』。
塩素がきついらしい。65p。若い子で賑わっているという。

タラベラ方面の『クリスタルウェイブ』。
260pだから,空いている。有閑マダム(笑)向け。

その他,周辺にはいくつかプールがある。


【病院】

NEパシフィックのそばのDOCTORS,
ターミナルのそばのICMC,
東のPREMIERE病院,
NE高校そばの公立病院など。

私立は入院すると一泊1万pとかになるらしい。

歯医者は後日。

 ★フィリピンと歯医者
 ★フィリピンでのとっさの薬


【車の修理】

あんまり,良くないみたいだ。
ディーラーで点検するのが一番か?


【教育】

大学・専門学校はやたらある。
NEUSTはその代表。
入学試験が必要で,ここに通っている学生は多分頭が良い。

但し,頭が良いと言っても,そこはフィリピンレベル。
総合的な学力は,日本の中3程度じゃないかと思う。
英語以外は著しく学力が劣る印象だ。

他にも,立派なのが,
CIC,WESOEYAN,ARAULLO,LAFORTUNA。
さらに大学,カレッジは合わせて28あるようだ。資料


【移民局】

最寄りの移民局は,クラーク。地図
なお,旅行ビザでの延長は2年までになった。


【水道・電気料金】

パレンケの北に,水道料金・電気料金を払う事務所がある。
場所は,パレンケで誰かに聞けばいいと思う。


【インターネット・PLDT】

PLDTは,NEUSTのそば。
GLOBE,SMART,SUN各社は,NE/PACIFICにショップがある。

電波事情が許せば,SUNがオススメ。
USBにさすタイプであるので,持ち歩きができる。

カバナの電波事情は悪くないが,
少し郊外に出ると,途端に悪くなる。


【犯罪】

ビレッジに行くと,家の塀に有刺鉄線とかガラスとかがない。
それだけ,警戒が緩いんだろう。

しかし,私の知合いのお宅では,以前2回泥棒に入られたという。
私も1回泥棒に入られた。

また,マニラよりも犯罪は少ないと思うが,
殺人事件の発生率は日本の10倍ぐらいある,
と考えたほうがいいし,よく殺人事件を耳にする。

08年に二人の日本人が殺害されたのは記憶に新しい。
強盗殺人だが,いずれも計画的な痕跡がある。

私の知合い・友人も殺された人を何件か目撃している。
夜間の外出,特に人気のない幹線道路は注意したほうがいい。

 ★ドイツ人が2009年以来95人目の外国人被殺害者
 ★邦人殺人(未遂含む)事件一覧


【美人の産地】

カバナは『美人の産地』といわれ,かつてこの街から多くのタレントが
日本に向かった。

確かに,カナバは美人が多いような気がする。
モニュメントで4年間で見かけた美人数を,
僅かカバナ滞在3ヶ月で追い越している感じだw

一つには学生が多いから,
マニラのモニュメントあたりよりも洗練された子が多い。
ナマ足率が高く,また,スカート着用も目立つ。
 ※但し,比レベルというフィルターが必要。


【日本人】

美人の産地,タレント供給地と言われただけあって,
街の中心地を歩くと,日本関係の看板をいくつか見かけた。
そのせいか,田舎なのに日本人率が高そうだ。

日本大使館によると,日本人長期滞在者+永住者
カバナには50人日本人が登録している。

他では(大使館登録人数),
  ターラックが44人。
  アンヘルス174人。
  バギオ100人。
  NEタラベラ11人。
  NEムニョス9人。
  パンパンガ・サンフェルナンド46人。

有名な場所とかマニラ近郊と言うわけではないカバナトゥアン,
案外日本人がいらっしゃるようだ。


【主要カバナトゥアン行きのバス

場所については,地図参照
マニラ周辺のバス会社一覧

カバナトゥアン行きのバスで本数の多いのは,
『FIVEスター』『ESトランスポート』『バリワグ・トランジット』。
バス代は200P弱,注意点は夜間エアコンで寒い

◆FIVE STAR 
運行表とターミナル
クバオととMRTタフト駅そばのマリバイに発着場あり。

SCTEX経由のバスに乗ること。
『SCTEX』という表示が窓に貼ってある。
スービック,クラーク,ターラック高速道路の略だ。

深夜早朝を除き,GAPAN経由は30分以上余分にかかる。
しかし,深夜早朝の場合は,GAPAN経由の方が早いし,
SCTEX経由のバスが殆ど無くなる。


空港から直行する時と,エルミタやマカティで遊んだ時は,
パサイのFIVESTARが便利。

8pmが終便だが,始発は2AM。
早朝なら,3時間以内でカバナへ。

カバナ⇒空港へ行くときは,
パサイ行きに乗り,終点からタクシーで空港に行くと楽。
始発2am,終便8pm。
始発に乗れば,5am前後にパサイに到着する。
但し,昼間はエドサが大変混雑するので注意。

マニラに行くだけなら,バリンタワッグで降りて,
電車を利用するといいかもしれない。

バスのタイプ

◆Baliwag Transit(バリワグ・トランジット)
クバオ・FIVESTARのすぐ隣と,
LRTの5thAVE駅近くに発着場あり。

5thAVE(GRACE PARK)行きを選ぶと,
バリンタワック駅からは離れたところで降りることになる。
バリンタワッグ駅を利用する場合は,
クバオ行きに乗ること。

サンホセ行きのバスもある。
GAPAN経由のバスが目立つ。
カバナ行きの主力バス会社の一つ。

バスのタイプ

◆ESトランスポート

バス停 クバオ バリワグトランジットの隣。

カバナ行きの主力バス会社の一つ。
マニラ行き夜間はクロッシングから発着する。

バスのタイプ

◆VICTORY LINER
フィリピンバス会社の大手。
クバオからトゥゲガラオ行きがある。時刻表
SCTEX経由は1日7本,06:00-19:30。

サンホセにバス停がある。
このバスはゆったりしているが,その分,高いかもしれない。

バスのタイプ

◆GOLDEN BEE
バス停 パサイ,クバオ?
サン・ホセ行き(254p)もある。
baliwag transit系列?
便数は1時間に1本程度?

バスのタイプ

◆GENESIS
バス停 マニラ アベニダ ドロテホセ駅南東
     クバオ ESトランスポートの隣
     パサイ SOGO裏
     カバナ ターミナル
バス会社自体は大きいようだが,カバナ行きは1日数本?

サンフェルナンド行きのバスがある。

バスのタイプ

◆PARTAS PORTATION
バス停 クバオ,パサイ,サンパロック
サンホセにバス・ターミナルがある。
カバナでは運行しているところをたまに見る程度。

サンフェルナンド行きのバスがある。

◆ARAYAT

古い小型バス。
ローカル色満点だが,カバナ・ターミナルから
ほうぼうへ向かっている。

サンフェルナンド行きがある。

ケソン市クバオのバス・ターミナル


続く カバナトゥアンは快適


posted by DEBUO at 18:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

クラークでのビザ延長


より大きな地図で ARAYAT山 を表示


フィリピン入国後,21日が迫ってきたので,
ビザ延長のため,クラーク移民局へ行くことにする。


カバナトゥアンからはアンヘルス直行便がない。

もっとも楽なのは,マニラ行き高速バスにのり,
マバラカットかダウで降ろしてもらうことだと思う。

マニラに向かうとき,そういう客を何度か見かけたことがある。
未確認であるので,バスに乗るときに要確認。


前回クラークへ行った時は,
Tarlac経由でジープを4本乗り継いだ。

慣れないこともあり,4時間ほどかかった。
しかし,夕方6時前後からジープの本数が激減する。

夜間のことを考えると,ガパン経由が望ましい。
幸い,カバナからはサンフェルナンド(オロンガポ)行きのバスがある。
乗ったことがないので,今回利用してみた。


乗ったことがない,というのは,
バスがボロっちいということもある。

Arayat Liner 201.png


こういう外観をしている。
30人乗りの小型バスであるが,
他のフィリピンのエアコン無しバス同様,無理やり40人乗にしている。
二人分の椅子に三人座らせる,そんな狭さである。

画像のバスはペイントが新しいが,
実際は20年落ちのバスである。

ただ,古いだけであって,汚い感じはしない。
ローカル感満載で風情がある,と感じる人もいるかもしれない。


カバナのターミナルを9時46分に出発。
サンフェルナンドまで90p。

ショックは抜け落ち,低級音がうるさく,
エンジンは爽快さが欠片もない。
そんなバスではあるが,ジープニーよりも若干乗り心地が良い。
空間的な余裕のためであろう。

ガパンを過ぎたあたりから乗り降りが頻繁になってきた。
特に,CABIAO〜ARAYAT間はジープもあまり走っていないようだ。
ARAYATバスは貴重な公共機関なのであろう。


なお,調べてみるとジェネシスというバス会社も
カバナのターミナルからサンフェルナンドに向かうようだ。
こちらはエアコンバス,若干高いだろうが,
間違いなく,ずっと快適であろう。
次回はジェネシスバスを利用したい。


サンフェルナンド・SMパンパンガには12時20分頃到着。
カバナから約2時間35分。

降りると目の前がバスターミナル所である。
SMクラーク行きのジープはすぐに見つかった。
10分程度待っただけで出発したが,
おそらく,この路線は本数が多い。

このジープ,高速道路を経由する。
直行でダウに向かうのである。
だから,運賃は一律30p。

SMパンパンガ〜SMクラークまでは約30分。


SMクラークのジープニーターミナルから移民局へ向かう。
料金は11p。
クラークへ登っていき,
最初に左に曲がって100mほどの地点が移民局前である。
待合所みたいな場所もある。


例によって,ビザ延長の所要時間は10分程度。
3030p。

なお,クラーク移民局は入国から6ヶ月までの延長しかできない。
半年以上フィリピンに滞在する場合はマニラに行く必要がある。

2回目の延長時にはIカードを作成する必要があるが,
古いIカードの期限が切れていなければ,
新しく作る必要がないらしい(未確認)。

現在は,ビザ無しで21日間滞在できるが,
近い将来30日に延長されるようだ。


帰りはサンフェルナンドからジェネシスで帰るつもりであったが,
偶然,移民局でツモーネ氏に遭遇した。
カバナまで送っていただき,誠に有難う御座いました。






posted by DEBUO at 19:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

メモ:カバナ基点の距離

グーグルマップでは,2点間の距離を測ることができる。
測ってみた。


自宅基点
  〜マハルリカHWY 200m
  〜NEパシフィック 750m
  〜SOGO 950m
  〜ターミナル 2.5km
  〜マクドナルド 2.7km
  〜パレンケ 3.1km
   〜メガモール4km

NEパシフィック基点
   〜SOGO 1.4km
   〜ターミナル 2.9km
   〜パレンケ 3.5km
   〜サンギタン 4.7km
   〜メガモール 4.3km
   〜クロシング 5.1km
   〜T氏宅 14km
   〜S氏宅 33km
   〜サンホセ 教会 48km

  FOR GAPAN
   〜サンタロサ 4km
   〜釣堀 10km?
   〜ガパン ウォルタマート 18.2km
   〜ST.Rita Exit 73km

  FOR MANILA(高速道路経由)
   〜サラゴザ 21km
   〜高速道路入り口 35km
   〜ターラック 45km
   〜マバラカットExit 71km
   〜ダウExit 75km
   〜SMサンフェルナンド 92km
   〜ST.RitaExit 120km
  〜バリンタワッグ 150km
  〜クバオ 154km
  〜マリバイFiveStarターミナル 170km

私のアパートからカバナ中心地まで3〜4kmある。
たまに歩いていくが,結構疲れる距離だ。

S氏宅まで33km。
車で1時間弱かかるから,結構距離があるとは思っていたが,
SCTEX(高速道路)の入り口に行くのと同程度の距離である。

マニラのバリンタワッグからは150km強(高速経由)。
バスで2時間半。
自家用車ならば2時間以内。

空港近くの5スターターミナルからだと170km。
マニラを抜けるのに,深夜ならば30分程度だが,
日中だと1〜2時間はかかる。

なお,深夜・早朝のバスは,ガパン経由になる。
5スターバスターミナルからでも2時間半程度しかかからないが,

日中だと,高速道路経由よりも30分程度余計にかかる。
GO-STOPが多いこともあり,日中のこの路線は疲れる。





posted by DEBUO at 14:22 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月28日

比人女性

本日は,以前の投稿の焼き直しのような内容。

先日,久しぶりにそばのモールのカフェテラスで
ZAPPSひろし氏とコーヒーを飲んでいた時のこと。

どこかで見たような顔を見かけた。
明らかに,向うもこちらを知っている素振りだ。

ひろし氏が気づいた。
モールのチャンゲ(通路の店)で働いていた子だ。

日本に戻っているG氏がナンパしたが,
色々とたかられてすぐに飽きてしまった子である。

身長150cm,体重40kg未満の
小柄でなかなかカワイイ子であった。
18歳ぐらいだったと思う。


半年ぶりに見ると,随分と変わっていいた。
5kg以上は太ったんじゃないか。

それと共に,以前はあった身体の固さが抜けている。
体型から緊張感が随分と失われている。

いや,性格も変化したような感じがする。
なんとなく,世間ずれしたというか,
おばさん臭い感じが顔に表れている。


フィリピンの女の子は10代後半に激変するケースが多い。
100%悪い方向に,である。

太って,お腹が出る。
顔も太って,緩い感じになる。
肌が劣化する。
全体に生活感が滲み始める。

人種的な性格もあるのだろう。

だが,比人女性はまるで運動をしない。
歩くのが嫌いな人が多い。

それは,危険回避のためもあって仕方のない面もあるのだが,
外は強烈な日光だから,女性は外を嫌がる。

収入が少ないから,美容にかける費用も少ない。
だいたい,化粧が下手で服のセンスが悪い。

食生活も著しくバランスが悪い。

ご飯中心の生活である。
質の悪い油で揚げたチキンが大好物で,
塩分過多,野菜不足,ビタミン・ミネラル不足。

だから,高血圧,貧血にかかる人が多いし,
殆どの比人はメタボになる。

  ※ちなみに,比人の野菜摂取量は日本人の3分の一程度(FAO)。


日本人女性は,美容にかける金額も多いし,
食生活からして気をつけている。
美容のために運動をする,

何よりも,日本人女性は上品である。
比人女性と比べると,それは歴然としている。

上流と呼ばれる比人女性も何人か拝見したことがあるが,
気品を感じたことは殆どない。


私の女性の好みは20代の頃から30前後だった。
今もそうだが,それは日本人女性限定の話。

10代の日本人女性は子供っ
ぽすぎて恋愛の対象にならない。
もっとも,向うからしてみても爺は恋愛の対象外だろう。

しかし,比人女性の最も美しい年齢は
16〜18歳だと思う。
これは,フィリピンを知る人ならば同意してくれるんじゃないか。


上記の通り,フィリピーナは20歳前後から
どんどんと劣化するパターンが多い。

それに,10代のフィリピーナは,生活に疲れておらず,
目がキラキラと輝いている子が多い。
この点は,日本の女の子よりも魅力的である。

090809.jpgただ,体型さえ崩れなければ,
脚の長さとヒップラインはアジアレベルで飛び抜けている。

右の画像はどこかのサイトから頂いたもの。
ピーナは膝から下の長い女性が多い。

日本人女性でも脚の長い人はまれにいるが,
ピーナのヒップラインにはかなわない。

 ※但し,そうじゃない女性も結構多い。
   

また,顔は全体としては日本人女性の方がキレイに感じるが,
美人の比人女性は顔立ちが派手である。

少し,白人の血が混じっているからだろう。
以下の画像は,私の友人だったり,適当にネットから拾ってきたものである。

おそらく,全員素人で,しかも殆ど化粧っけがない。
それでも,この艶やかさである。

彼女たちがしっかり化粧すると実に華やかになる。

マガンだ.jpg2060872.jpg1660431.jpg
2310808.jpg2340891.jpg2313232.jpg

美人比女性の前では,例え日本の芸能人であろうとも,
お茶漬けのような感じがする。

華がないように見えるのだ。


ただ,比人は化粧が一般的に下手ということもあるのだが,
比人は美人に対してHOTを求める。

下記画像は,あるセクシー比人芸能人である。

左は日本向,右は比向け。
まるで別人だ。

auraluna02.jpg


下記画像は,デビュー当時?と数年後(たぶん)。

ValerieGarcia.jpg


もっとも,このような美人がフィリピンに溢れていると思ってもらっては困る。

日本だと1時間もあれば出くわすような美人には,
フィリピンではなかなかお目にかかれないのである。

それはファッションとか化粧云々以前の話のように思える。
それは,私の感じ方なのであるが。


.
posted by DEBUO at 00:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

注意:クラークでのビザ延長



注意事項:ツーリストビザの延長クラークでは6ヶ月間しかできない。
フィリピンに入国して6ヶ月以上たつと、
マニラでビザの延長をしなくてはならない。


フィリピンの移民局では決まりごとがよく変わる。
書式だったり、金額だったり。

だが、カバナトゥアンの移民局閉鎖に続いて、
今回の件はダメージが大きかった(^_^;)

  ●リストラ、効率化
  ●職員の不正防止
  ●滞在者の不法労働の監視

こんなところか。


まずは、朝の10時にカバナを出発。
ジープでアンヘに向かう。

ツァラゴーサ〜ターラック〜カパス・パレンケ〜マバラカット・パレンケ
と乗り継ぎ、クラーク移民局へ。

乗り継ぎはスムーズだったが、3時間以上かかった。
151p。


窓口で申請すると、マニラへ行けとのこと。
がっくりきて、マニラに向かおうかと思ったが、
微妙な時間帯だったので、アンヘを少し散策することにする。

向かった先は、アンヘの『ウッドベル』。
3回ほど来たことがあるが、2年ぶりである。

注文したのは、ビーフカレーセット250p(税別、10%)。
なかなか美味しかった。
ライスが固いことを除けば、別段、不満はない。


この店はネットで思いっきり叩かれることが多い。
理由はわからない。
ひがみ根性の人がたくさんいるんだろうか。

少なくとも、私はこの店の食事を
格段に不味いと思ったことはない。
フィリピンの日本食では標準的なレベルだと思う。

アンヘにはいくつか日本食レストランがあるが、
他の店は、あまり私の口にあわなかった。
それらの店は、潰れたか、経営者が変わった。

時期的に、スタッフの問題で味がごたごたしたことがあったらしいが、
私はそういうのにあたっていない、ということなんだろうか。

或いは、種類によってばらけているかもしれない。


3時ごろ、カバナに戻ることにする。
帰りもずっとジープである。

ターラックまではスムーズだったが、
ターラックで乗ったジープがなかなか出発しない。
満員になるのをまっているのだ。

しかし、エアコンバスに客がとられてしまったりで、
なかなか満員にならない。

他のジープはどんどん出発していく。
明らかに私ははずれのジープに乗っていた。
じれったく、私もイライラしてきた。

時間を決めて、出発しなかったらこのジープを降りよう、
と決めた。

あまり遅くなると、ツァラゴーサで乗り継ぎが不便になるのだ。
そうなってしまえば、多少遅くなろうと同じである。

ターラックで気長にカバナ行きのエアコンバスを待てばよい。


私のイライラが募る前に、なんとかジープは出発した。
しかし、やはり私はハズレのジープに乗っていた。

途中でタイヤがパンクしてしまったのである。
パンクはジープでは始めての経験だ。

5分ぐらい外で待っていたら、ちょうどカバナ行きのジープが来た。
6時を過ぎていたので、カバナ行きのジープは少ない。
ラッキーだった。


明日はマニラである。
例によって、キムラと大虎に寄って、
深夜便でカバナに戻るつもりである。


何にも面白くないので、
せービスサイトを(男性向け。地雷じゃない。)
http://hosted.met-art.com/met-art_DLC_68_588/?pa=2239409&CA=901313-0000


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2011年07月08日

フィリピンでの耐乏生活w

私は貧乏である。
だが、フィリピンにきたら必要以上に貧乏生活をするようになった。

フィリピン人に溶け込もうとした結果である。

溶け込もうとした、
というのは、比人社会に積極的に関わろうとした、
というのとは少し違う。

確かにそういう意識もある。

しかし、比人のたかりにうんざりした、ということが強い。
或いは、リスク管理の結果、ということもある。

異邦人であることをそばだたせずにいれば、
たかりも減り、邪な輩から目をつけられることも減るだろう
と考えたのである。


その結果、私はフィリピン人以上にけちになった。
移動するときも、なるべく歩く(健康のためもある)。
遠ければジープかバス。

食費は1日100p(約200円)以内。
タバコ込みである。

自炊であれば、1日100pは無理な数字ではないが、
外食となると、地元民向けの食堂へ行ったとしても、
1日3食は難しい。

だから、1日2食になったし、
そもそもフィリピンでは暑いし、
安食堂の食い物は不味い。

食欲がわかないのである。
来比前は57kg程度あった体重が、
52kg、時々50kgを切るまでになった。

なお、自炊をしなかったのは、
家財道具を増やしたくなかったのである。
バッグ一つで動けるようにしたかったのだ。


タバコも1箱10p強のFORTUNEである。
(現在は、15pぐらい)

このタバコはマニラでは貧乏人のタバコ、
ここカバナでは年寄りのタバコらしい。
不味いらしいし、体にも良くないという人もいる。

しかし、吸い比べてみればわかるが、
マニラでの標準タバコであるマルボロと味は変わらない。
むしろ、FORTUNEの方が好ましい。

だが、安い、というだけで多くの比人が敬遠する。
そういう見栄がフィリピン人にはある。


コンビニやモールは値付けが高いので、
なるべく安そうな店を探す。

しかし、安物買いの銭失いという言葉も、
ここフィリピンでは本当によくわかる。

カバナに引っ越してきて、自炊生活に入った。
自炊道具は極力安いものを選んだ。

だが、お玉も鍋も3ヶ月もたなかった。
お玉(約10p)は柄が取れた。
鍋(約30p)は取っ手がとれて、鍋が割れた。

どうしたら、すぐ割れる鍋を作れるのだろうか。


私は通常床に直接寝る。
暑いからだ。

だが、寒いときもあるから、
マットレス(約800p)を買った。

約10cm程度の厚みがあったのだが、
一ヶ月も使用すると、ペチャンコになってしまった。

マニラにいたときは2000p程度のを購入したが、
ペチャンコになったという記憶はない。

もっとも、そのほうが余計な熱がこもらなくて快適ではある。


ある意味、私はフィリピンで貧乏生活を楽しんでいる。
そして、貧乏生活を続けていると、
虚飾、ということがよくわかるようにもなった。

そう申し上げると、悔しいのか、
と思われる方もいらっしゃるかもしれない。

しかし、僅かばかりの見栄を満足させるために、
無駄なことをする人たちが愚かにも見えるのである。




posted by DEBUO at 14:06 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月28日

珍しい5月の台風

ここフィリピンでは,台風2号が過ぎ去ったようだが,どうも日本方面に向かうようである。

taihuu2gou.jpg


<28日03時の予報>
強さ非常に強い
存在地域石垣島の南 約410km
予報円の中心北緯 20度50分(20.8度)
 東経 123度10分(123.2度)
進行方向、速さ北 15km/h(8kt)
中心気圧925hPa
中心付近の最大風速50m/s(100kt)
最大瞬間風速70m/s(140kt)
予報円の半径90km(50NM)
暴風警戒域全域 220km(120NM)
<28日15時の予報>
強さ非常に強い
存在地域宮古島の南南西 約180km
予報円の中心北緯 23度20分(23.3度)
 東経 124度40分(124.7度)
進行方向、速さ北北東 25km/h(14kt)
中心気圧930hPa
中心付近の最大風速50m/s(95kt)
最大瞬間風速70m/s(135kt)
予報円の半径160km(85NM)
暴風警戒域全域 260km(140NM)
<29日15時の予報>
強さ強い
存在地域屋久島の南 約90km
予報円の中心北緯 29度30分(29.5度)
 東経 130度25分(130.4度)
進行方向、速さ北東 35km/h(20kt)
中心気圧950hPa
中心付近の最大風速40m/s(80kt)
最大瞬間風速60m/s(115kt)
予報円の半径330km(180NM)
暴風警戒域全域 430km(230NM)
<30日15時の予報>
強さ-
存在地域東海道沖
予報円の中心北緯 33度10分(33.2度)
 東経 137度20分(137.3度)
進行方向、速さ東北東 30km/h(17kt)
中心気圧980hPa
中心付近の最大風速30m/s(55kt)
最大瞬間風速40m/s(80kt)
予報円の半径460km(250NM)
暴風警戒域全域 520km(280NM)


この台風は,日本に上陸するおそれがある。
5月に日本に上陸する台風は,1941年以降で
二つしかない。

月別 日本上陸台風発生数(1941-)
 1月 0
 2月 0
 3月 0
 4月 1
 5月 2
 6月 13
 7月 37
 8月 82
 9月 66
10月 16
11月 2
12月 0

参考 Typhoon21
http://homepage3.nifty.com/typhoon21/track/landfall-jpn3-3.html


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2011年05月25日

比の対人関係で距離をあけるということ

(05/23)フィリピンでの日本人のポジション(05/22)奥さんから自立しているということ(05/21)日本人は民度が高い
の続き

私は,上記でこう申し上げた。人はそれぞれである。
それを知るためにも,相手を観察しよう,と。

それどころじゃない,と憤慨される方も多いかもしれない。
どうやったら,相手を認めることができるのか,と。

相手を認める必要はない,
出来る限り相手を客観視しよう,ということを申し上げているのだが,
そんな余裕のない方はたくさんいらっしゃることだろうと思う。

それは,たいてい家族関係においてである。
あるいは,商売をしているのであれば,特に雇用関係においてである。


私はそのことについて多くの言葉を持たない。
比人と結婚したことはないし,
比人を雇用したこともない。

唯一申し上げられそうなのは,
一般論として,もし家族関係において悩まれているようならば,
距離をあけてみてはいかがだろうか,ということである。

親類関係を断ち切れるような距離に引っ越すということだ。
アウェーの真っ只中にいれば,どんなベテランであろうと分が悪い。


そもそも,比人は遠慮無くどんどんと要求を吊り上げていく。
こちらが下がればその分だけ押しこんでくる。

こちらが引いた分だけ,既得権になるから,
比人にあまり感謝の気持ちはない。

これだけやってあげているのに,
などという感傷的な気持ちは,
比人には通用しない。

比人のステージを上げるな,とはそのことを指す。
お金をほいほいあげていると,
比人はすぐにそれに慣れて,遠慮する,ということがない。
既得権だから,もらって当たり前になる。


そこに,インギット(不平を言うとか,羨ましい,という意味)という
感情が加わり,どんなに自分勝手であろうと,
どんどんと自分が正当化されていく。

比人の自省の無さ,というのはかなり徹底している。
何しろ,自分が一番だからだ。
というよりも,それが世界標準だと思う。


そこが全くのアウェーであれば,
普通の日本人では太刀打ちができない。

だから,私の唯一言えることは,
距離をあけたほうがいい,ということである。



現在の私は,フィリピン人と意識的に距離をあけている。

相手のエリアに入り込まないようにしているのだ。
そのことを,私はフィリピン人から教わった。

比人を観察していて,そう感じたのである。


第3者との関係において,
フィリピン人というのは,広く浅く,である。

少なくとも,私にはそう見える。
私はそれを4年間のマニラ生活で実感してきた。

比人同士は日がな集まってだべったり,宴会していたりする。
しかし,そこに強い絆を感じなかったのである。

たまたま近くに住んでおり,暇だから,たむろしている。
そういう感じなのである。

日本だってそうじゃないか,と思われるかもしれないが,
日本とは違う異質感を,フィリピンで感じたのだ。


第一には,あまり深く考えない,深く考えることができない
そういうフィリピン人の性質・能力が関係しているだろう。

しかし,それだけではないと思う。
フィリピン人は軋轢を嫌う
その場でなるべく波風を立てない,
ということが身に染み込んでいる。

それは相手に対する配慮,というよりも,
単に争いごとが嫌なんだろうと思う。

相手から恨みを買うようなことを恐れているのだ。
(逆に言えば,比人は人を恨みやすい)


例えば,混雑したモールを歩いてみると良い。
あれだけ混雑していても,人とぶつかることがあまりない。

あっても,軽く接触する程度だ。
日本以上に人とはぶつからないように思う。
これがソウルだと人がどんどんぶち当たってくる。

フィリピン人は精神的にも物理的にも諍いを恐れていると思う。

 (もっとも,その反動なのか,比人は切れると動物のように喚く。
  酔っている時とか,何か精神的に追い詰められたような時は,
  見境がなくなる。)


或いは,他人のトラブルに関わりたくない,ということもあるかもしれない。
トバッチリを受けてはかなわないからだ。

例えば,他人が病気になったとしても,金を貸すわけにはいかない。
金が無いのに,あてにされても困る。

金を持っていると思われると,比人はどんどん無心していく。
だから,金持ちの比人は貧乏人と付き合いたがらない。

知り合いの比人は,金持ちほど友人が少ない,と言った。
リスク回避の意味もあり,
金持ちは人を選別する必要があるからだ。


そんなところで,比人は他人との関係が薄いのではないかと思う。
関係が薄い,というのが比人には全く当然のような感じだ。

不親切,というわけではない。
比人には,下心抜きで親切さが備わっている。

しかし,根本的には他人に対する無関心だろうと思う。
関心があるのは,他人の不幸。
意地の悪い言い方になるが,そう捉えていたほうが良いと思う。

それは自分から遠ざかるほど顕著になる。
比人の基本的な考えはこうだ。

隣は自分の家よりも悪い。
隣町は自分の町よりも悪い。
隣のプロビンスは・・・


そこに比特有のINGIT(インギット)が加わる。

INGITは英語で言うと,JEALOUSY+COMPLAIN
ではないかと思う(多分)。

嫉妬にかられて不平を言う。
ということである。

日本語/英語ともに二つの意味を,
タガログ語ではINGITの一語で表現する。

嫉妬心は世界共通であるが,
比においては,長年の被征服民族としての感情と,
やはり長年の貧乏生活が背景にあるのかもしれない。

問題は,彼らは何らかの正当性を自分に与えている,
と考えられることである。

そこに論理性はない。
それだけにかなりやっかいな感情・態度である。


フィリピン人の第3者とのつきあいが広く浅くであるならば,
私もそれに倣うのが自然だ。

確かに,それはリスクヘッジに役立っている。
関係が薄ければ,揉め事も少ない。

だが,家族関係や雇用関係はそういうわけにもいくまい。
薄い関係と,濃い関係のバランスが求められる。

だから,私は家族関係と雇用関係に関しては,
申し上げることがほとんどない。

仮に,にっちもさっちもいかなくなって,苦しんでおられるのなら,
私の申し上げることは一つ。
そこから離れたほうが安全である,
ということだけだ。


posted by DEBUO at 09:00 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月23日

フィリピンでの日本人のポジション

(05/21)日本人は民度が高い(05/22)奥さんから自立しているということ
の続き。

前々回,私はこう申し上げた。
   『ここはフィリピンである。
   日本ではない。
   我々日本人は異邦人として,
   フィリピンに暮らさせてもらっているのである。』

皆さんは,これを読んでどうお感じになられたであろう。
  フィリピンに感謝して,暮らしていこう。
と謙虚になられたのであろうか。


私のニュアンスは若干違う。
   フィリピンではフィリピン人が一番である。
   日本人はしょせん『ガイジン』である。

日本人の現実のポジションを申し上げたかったのである。


多くの日本人は,自分の民度が比人より高いと思っている。
そして,フィリピンを遅れた国であると,感じている。
そう感じないとしたら,かなり人間のできた人だ。

だから,日本人は余計に『日本ならこんなことはしない』
そう比人に説教したがる。


だが,比人の返答はこんなだ。
   『ここはフィリピンだから』

口には出さないが,
その比人はこう思っているはずだ。

  『クレイジー,シャー(彼はキチガイ)』

 『ここはフィリピンだから』と比人が答えるとき,
それは悔しさからそう返答しているのではない。

頭からあなたのことをバカにしているのである。


つまり,比人も日本人もお互い相容れない状況になっているのだ。

そんな時に,あなたがひたすら
  『日本ならこんなことはしない』
と比人に説いたつもりになっていても,
それは,単に説いた『つもり』。
まるで米軍に神風バンザイ特攻するようなものだ。

誠に分が悪い。

我々日本人は『ガイジン』であり,
多くの場合,日本人は少数派なのだ。

ましてや,
  タガログ語も英語もダメ。
  家事をしない(できない)。
  一人で外出もできない。

あなたがそういうタイプであるのなら,
比人から尊敬を勝ち取れるはずがない。

残念ながら,ATMである,
ということだけがあなたの唯一の存在証明なのだ。

さらには,
  周りに怒鳴りちらし,
  物に八つ当たりする。
そういう行為に及んでいたとしたら,
まさしくあなたは赤子だ。

そんなことでは解決しない。
基地外の赤子,という評価が深まるばかりだ。
ますます,自分の首を締めていくことになりかねない。



じゃあ,しょんぼりコソコソと暮らしてくのか?
冗談じゃない。
このまま手をこまねいていても不満がたまるばかりである。

だからこそ,私は申し上げたいのである。
相手を観察しよう,と。

いつでもあなたは正しい。
これが第一である。

だが,同時に相手も正しいのである。

正しさと正しさがぶつかった場合,どうするのか。
相手を観察しよう,というのは,
少しでも自分の陣地を獲得するために,
上手い方法を考えよう,
そして,そのための入り口,ということなのだ。


我々は赤子ではない。
人生経験豊富な大人であるはずだ。

しかるのちに,財力や政治力を使うことができれば完璧である。
しかし,本隊を出す前に,斥候するのは当然であろう。



さて,私は前回,日本人を二つのタイプに分けた。
奥さん(彼女)から自立しているかどうか。
これが,二つのタイプに分ける基準である。

奥さんから自立できない場合は,
多くの場合,次のとおりである。

  タガログ語も英語もダメ。
  家事をしない(できない)
  一人で外出もできない。

こういう日本人はフィリピンではまるで無力だ。
ただの金主であって,尊敬されることはない。


殆どの日本人はそういう状況に甘んじたくないであろう。
だから,ジタバタする

  タガログ語を覚え,
  料理や家事をこなし,
  一人で外出するエリアを広げ,
  比ファミリーから精神的・物理的に脱出し,
  場合によっては比で商売にどっぷりつかる。

ジタバタした結果の人たちが,ここカバナトゥアンには多い。
そういう人たちは,ノウハウが積み上がっている。

だから,対処が早い。


その一つが,比人をくっつけない,ということである。
出来る限り,我々の集まりに比奥さん(彼女)を呼ばない。

これは,比人を除け者にしようとしているのではない。

目的は,
仲間同士の関係はもとより,
比奥さん(彼女)との関係を壊さないためである。

比人の悪い癖を見抜き,
それを遮断して,
不要な諍いを少しでも減らそうとしているのだ。


我々の多くは,以前はあまり日本人とのつきあいがなかった。
だから,比での日本人との付き合いに慣れていない人が多かった。

しかし,その付き合い方をあっという間に習熟したのだ。
その一つが,奥さん(彼女)のポジションのあり方,である。

比人をくっつけない,というのは一例に過ぎない。
今や,もっと複雑な配慮を我々はしている。


それも,自分たちの陣地を担保するためである。
しかるのちに,さらに自分たちの陣地を強固にできたら,
と考える今日この頃である。



posted by DEBUO at 10:08 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

奥さんから自立しているということ

前回の投稿では,
大変ご無礼なことを申し上げたかもしれない。

ご不快な気分になられた方もいらっしゃるだろう。
もし,気分を害されたのならお詫び申し上げたい。

さて,今回は前回の続きである。
フィリピンに長期滞在する日本人を二つに分けてみた。

ひょっとしたら,再度みなさんの神経を
ささくれだたせるものかもしれないが,
これは良い悪い,という話ではない。

人の生き方の問題であり,非難する,
という意図は今回も全くないことを
予め申し上げておく。



私はマニラに4年ほど住んでから,
ここカバナトゥアンに引っ越してきた。
あと2ヶ月ほどで,1年になる。

マニラにいたときは,あまり日本人と関わらなかった。
日本人の少ない地域に住んでいたし,
日本人と出会っても,殆どの場合,
関心が持てなかったのである。


ところが,ここカバナトゥアンに来たら,
急に日本人と交わる機会が増えた。
増えただけでなく,おもしろいのである。

それが何故か,ということは割とずっと考えてきた。
切り口はいくつかある。
まだまとまっていないのだが,その切り口の一つを投稿してみたい。



その切り口とは,
奥さん(彼女)に依存しているかどうか。

多くの日本人は,フィリピーナ絡みでここフィリピンに越してきた。
そして,たいていはそのフィリピーナと同棲するなり,結婚するなりして,
フィリピンで生活している。

日本人旦那というと,
  英語よりタガログ語のほうが上手い。
  そのタガログ語にしてもPP会話を抜け出ていない。
  結局,奥さん(彼女)の怪しい日本語頼みである。

こういう事例は割と多いと思う。

会話だけではない。
奥さん(やメイド)がいるから,
  料理もしない。
  掃除もしない。
  洗濯もしない。

さらには,五体満足であっても,
  一人で外出できない。
  当然,一人でジープにもタクシーにも乗れない。
  いかなる公共機関においても,一人ではできない。

決して,珍しいタイプではないと思う。
失礼ながら,フィリピンにおいては,赤子のような存在である。

必然,日本人旦那は奥さん(彼女)の世界から大きくはみ出すことはない。


安全を担保する,という一点において,
こういう生活態度は正しいのかもしれない。

上記のような日本人は,フィリピンではまことに無力である。
保護者が必ず必要になる。

保護者の庇護のもとであれば,
大きな間違いを犯さないであろう。

少なくとも,極悪フィリピーナ/比家族につかまらなければ,
刺激は少ないかもしれないが,安逸な毎日を過ごせるかもしれない。


ただ,私にとってはこういう奥さん(彼女)の庇護下にあるような方とは,
接点がないだろうと思う。

私といえば,上記日本人のほぼ逆のタイプである。
何でも一人でしたがるタイプなのだ。

しかも,私は超マイペースの人間であり,
干渉されることを極度に嫌う。
家庭的,とはほど遠い。

家庭的な日本人と私とでは,行動・思考パターンが違いすぎる。


ところが,カバナトゥアンで私の出会った日本人の多くは,
上記のような奥さん(彼女)依存型ではなかった。

  タガログ語は私より上手い
  自分で料理をする
  一人で出歩く

そういうタイプが多かったのである。
奥さん(彼女)から自立している日本人が多かったのだ。

奥さんや彼女を蔑ろにしている,
あるいは,亭主関白,ということではないが,
明らかに比奥さんをコントロールしている日本人だったのである。

ましてや,400人収容のライブハウスを経営していたり,
元PPの経営者や,大農場を所有していたり,
かなり逞しい日本人が多くて驚いた。

私以上に,フィリピンでの風雪に耐えてきたということである。
まあ,雪はふらないが。


だからなのか,私の仲間との会話には労が少ない。

行動・思考パターンが私と似通い,
フィリピンでのベーシックな生活様式を理解しているから,
話に共感できる部分が多く,すぐに話しがまとまる。
(共感どころか参考になる話が多い)

カバナトゥアンで出会った日本人の多くが,
私と感覚を共有する人間であったのだ。


それは驚くほどである。
ある友人が私は目で会話する,と言う。

逆に言えば,アイコンタクトで意思が通じ合う。
いや,相手に背中を向けていたとしても,
相手の感情や感覚が流れこんでくることがある。

彼らの感情や感覚が豊かだから,ということもある。

それ以外にも,我々は異質の社会で生活してきたために,
言外の情報をキャッチする能力が強化されたのかもしれない。

つまり,言葉の通じにくい相手とコミュニケーションをとってきたために,
言葉以外の情報に敏感になっている,ということだ。

なんにしろ,話の通りがスムーズなタイプが多いのである。
彼らは感度が高いのだ。



奥さん(彼女)から自立している,
ということには,もう一つの大きな意味がある。

フィリピン社会(チスミスの世界)から程よい距離を保てる
ということである。※チスミスーうわさ話

個々のフィリピン人は善良であるにしても,
フィリピン人が結びつくと,大変やっかいなことが多い。

チスミス好きで,そのチスミスは話の面白い方に流れやすい。
面白い,というのは3面記事的に面白い,ということだ。

それも,日本人の感覚から大きく離れていることが多いのだ。
自然と,話が斜め上に転げまわる。

なんでもないことが大騒動に結びつくのである。


繰り返すが,個々のフィリピン人は善良であるかもしれない。

しかし,その善良なフィリピン人が集まると,
途端に彼らの3面記事的な妄想が膨らんでしまう。
グループの一番強烈な妄想に感染されてしまう。

その一番強烈な妄想は,多くの場合,
悪意を伴っている。

人の不幸を喜ぶ悪意だ。


だから,我々のつきあいにはほとんど奥さん(彼女)が参加しない。
家族ぐるみのつきあい,というわけにはいかない。
フィリピン人同士をくっつけない,ということが肝心なのである。

これは,我々の不文律となっている。

また,そういうことのできるタイプの日本人が自然と集うことになる。

そして,自立しているがゆえにフィリピン人の干渉を嫌う,
そういう日本人がカバナトゥアンには多い,ということなのだ。



posted by DEBUO at 09:45 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

日本人は民度が高い

フィリピンについて,最近気になる点が連続してあったので,
以下,現時点での自分の考えをしたためておく。

誰かを非難する意図はないが,
もし気に障られるようであれば,
表現の拙さ故にどうかお許しを願いたい。

★日本人は民度が高い

日本人は民度が高い。
いや,それほどでも,と日本人の多くは思うかもしれないが,
日本人の民度は飛び抜けている。

それは,震災における東北の人々の振る舞いに現れている。
あれほどの悲惨な被害にあっても,
冷静で他人に対する思いやりを失わない姿勢に,
世界中が驚いたのだ。

そして,東北に対して世界中の人々が支援を申し出ている。
中には,支援する余裕の全然無さそうな国や地域からも,
支援の話が出ている。

誠にありがたい事である。
それは,東北の被害の深刻さとともに,
東北の人々の,そして日本人が今まで世界に示してきた
人間としての尊厳の高さへの世界の返答だと,
私は考えている。

★民度の高い日本人が外国に行くと・・・

だが,日本人であることに慣れすぎていると,
外国に行った途端に消化不良を起こす。

外国は文化も違うが,多くの場合,民度が日本より低い。
どうしても,『日本ならこんなことは・・・』と考えてしまう。

私の住んでいるフィリピンもそうである。

フィリピンで暮らし始めると,
多くの日本人の頭が沸騰すると言われている。

私も,滞在3ヶ月目〜半年は半分ノイローゼに陥った。
ひたすら,腹が立っていた。

『日本ならこんなことは・・・』
あらゆる場面でそう感じてしまうのだ。


頭の沸騰する時期を過ぎると,
なんとかフィリピンと折り合いをつけて,
フィリピン生活が楽になる。

だが,その時期は人それぞれである。
長年暮らしていても,フィリピンに馴染まない人もいる。
馴染みきれないケースも非常に多い。
まれに,馴染みすぎてフィリピン人化している場合もある。


私はどうなのか。
頭の沸騰する時期はすぎたが,
それでも,馴染んでいるとは言いがたい。
だから,フィリピンとは距離をおいて付き合っている。

フィリピンに馴染み切れていない私ではあるが,
周りも似たようなものであろう。

★フィリピンと折り合いをつけるには・・・

ただ,フィリピンとの関わり方で,
一つだけ私が大切にしていることがある。

それを今回申し上げたい。

それは,
  自分は正しい。
  相手も正しい。


そういう態度だ。

この場合,『正しい』というのは絶対的なものではない。
こう言い換えても良い。

  自分も含めて人は自分勝手である。

どういう表現でもいい。
人はそれぞれである,ということだ。

★第一は自分。

まず,自分はいつでも正しい(自分勝手である)
特に,50年も生きてきたのなら,今さら考え方を変え難い。

ましてや,外国で生活するにあたって,
自分を強くもつ,ということは非常に大切である。

そうでなければ,簡単に流されてしまうからだ。
それはそれで悲惨な結末になるかもしれない。

ここフィリピンで流されるままになれば,
様々な誘惑に身を崩し,
あっという間に身ぐるみを剥がされることになる。

★相手の存在を忘れない。

だが,ここが肝心なのであるが,
自分以外の他者,正しい(自分勝手である),
ということを認識する必要がある。

自分も相手も正しい。
自分も相手も自分勝手。
人には個性があり,人それぞれの考え方がある。


あえてこう申し上げるのは,
誠に失礼ながら,
そのことを理解できない人が多いような気がするからである。

  『日本ならこんなことは・・・』

日本人の多くはそう愚痴る。
だが,その場合,
日本が言い訳に使われていないだろうか。

つまり,
日本ではなく,
  『俺ならこんなことは・・・』
とあなたは言いたいのではないか,と思うのだ。

人は誰もが自分勝手である。
相手が自分勝手であると同じように,
自分も自分勝手である。
まず,それを認めること。

★相手を見るということ

しかし,相手の考えを受け入れる必要はない。

求められるのは,
相手も,自分同様,自分勝手である,という見方だ。
相手を観察することが大切である,ということである。

  『日本ならこんなことは・・・』

そう言い募る人に限って,相手を見ていない。
他者を認識していない。

  自分は正しい。
  他人は自分勝手。

これではいけないのだ。
自分が正しいのなら,相手も正しい。
自分が自分勝手なら,相手も自分勝手。


しかし,自分だけが正しい,
そう考える人は,日本人にも非常に多い。

だが,そういうタイプは,
例えば,日本であれば熟年離婚を迎えるかもしれない。
フィリピンで暮らしていても,孤立しがちかもしれない。
おそらく,どういう社会においても,
迎え入れられないタイプだろうと思う。

つまり,自分だけが正しい,そう考えるあなたは,
間違いなく,自分勝手なのである。


一人でいることが好きだとか,
財力にあかして上辺だけの生活に満足している,
というのでなければ,
他者理解,というのは最低限必要であろう。

敢えて他者を受け入れる必要はない。
だが最低限,他者を認識すること。

自分も他人も正しい。
あるいは,
自分も相手も自分勝手。
つまり,各自に個性がある,ということを理解する必要がある。

★トラブル回避のために。

各自に個性がある,
ということは前向きな意味で申し上げているとは限らない。

外国で暮らすうえで大切なことがある。
まずは,自分が一番。
次に,他人の横暴から自分を守る。

外国で暮らすにあたって,
他人からの横暴から身を守る,
ということが大切になる。

その横暴,というのは,
普遍的に横暴,ということもある。
窃盗とか殺人とかは,世界中どこでも横暴であろう。

しかし,日本では横暴でも,フィリピンでは横暴ではない,
そういうケースもあるかもしれない。

日本では時間にうるさくても,フィリピンでは比タイムである。
日本では金の貸し借りにうるさくても,フィリピンでは誠に気楽である。

いろいろな横暴があるのだが,
犯罪も多い,文化的にも違う場所で暮らすにあたっては,
自分の身を守る,ということが求められる。

その場合,他人を観察する,ということが身を守る武器になる。
他人を認識する,ということは,
犯罪予防だけでなく,
自分と全く考え方の違う人間の行動を予測するためにも必要なのである。

★基本は性悪説

日本人は性善説で物事を考える人が多い。
それは,震災での東北の人々の行動を見れば,
すぐに理解できる。

日本は,誠に素晴らしい国である。


しかし,外国ではたいてい性悪説である。
他人を観察するにあたって,
不信・疑惑そういう観点を忘れてはならないだろう。

それができない日本人は非常に多い。
震災で助けあうのが日本人の常識であっても,
外国だと暴徒から身を守るのが第一に求められることになる。
180度,考え方が変わる。なかなか考え方を変えられない。

しかし,仮に,人の良さ全開でフィリピンに来ると,
あっという間に身ぐるみ剥がされる。
実例は,死屍累々とある。
おそらく,大なり小なり,どの日本人もフィリピンでやられている。

いや,人の良さ,のレベルがフィリピンとでは違いすぎる。
日本ではちゃんとした社会人で世間で揉まれてきたような人でも,
フィリピンではやられてしまうのである。

★フィリピンの暗黒面に落ちるな。

だからといって,自分も民度を落とす必要はない。
民度を落として,フィリピンの『悪い』面に染まれば,
フィリピンの暗黒面に落ちてしまう。

時間にルーズ,金にルーズ,女にルーズ,
言い訳ばかり,他人依存体質,
そういうタイプになる,ということだ。


自分をある程度高く保ちつつ,
なおかつ他者を観察する。

さすれば,文化の違いによる軋轢はだんだん少なくなっていくだろう。
犯罪面に関しても,事前に察知できるケースが増えていくであろう。

  『日本ならこんなことは・・・』

確かに,フィリピンではそういう場合が非常に多い。

しかし,ある程度の期間,外国に暮らしていて,
それでも日がな『日本ならこんなことは・・・』
と愚痴ってばかりのタイプの日本人は,
日本に帰国したほうがいいかもしれない。

『日本ならこんなことは・・・』
そう愚痴る前に,少し考えてみよう。

以前同じような場面に出くわさなかったか。
相手がそういう行動に出ることを予測できなかったか。
被害を避けるために何らかの行動ができなかったか。

相手を先読みすること,
これは特に外国で求められる。

『日本ならこんなことは・・・』
と愚痴っても始まらない。
むしろ,そういう目にあった自分に落ち度はなかったのか

物を盗まれてから相手を詰る前に,
盗まれないように何らかの手をうったのか,ということだ。

いや,あなたが悪い,というのではない。
悪くはないが,いつまでもそこに留まっていても何も始まらない。

『日本ではそんなことをしない。やっぱり比は・・・』
念仏のように繰り返す前に,することがある。

そのためにも,

  相手を観察すること。
  性悪説に基づくこと。

最低限,この二つは外国で暮らす日本人に強く求められることである。

★繰り返し申し上げる。

繰り返し,申し上げる。
『日本ではそんなことをしない。やっぱり比は・・・』

これは,フィリピンにいる全ての日本人が感じることであろう。

だからといって,いつまでもそう愚痴るだけのタイプは,
誠にフィリピン(外国)で暮らしにくいタイプである。

失礼ながら,フィリピン関係のブログを読むと,
この手の後ろ向きな悲嘆によく出くわす。

『日本ではそんなことをしない。やっぱり比は・・・』
こういう日本人は誠に多い。

いや,私にしても,日本人と会えば,
愚痴話で数時間はあっという間だ。

愚痴をこぼしあうのはいい。

だが,日本人同士の会話ならば愚痴をさらけ出すのもいいが,
比人社会に入ってまで日本人を貫き通すのは躊躇せざるを得ない。

ここはフィリピンである。
日本ではない。
我々日本人は異邦人として,
フィリピンに暮らさせてもらっているのである。

ましてや,長年フィリピンに暮らしている場合,
相当程度,フィリピンを理解できているはずだ。

理解できていないとすれば,もう申し上げることはないが,
理解していて,その対策を怠っているとなれば,
それは,自己責任というべきものではないだろうか。

★今後の課題として

自分を強く持つ。
次に相手を観察する。

これは,フィリピンでの基礎コースである。

観察する場合,性悪説から入るのは仕方がない。
日本人は性悪説に慣れていない。

私がこの基礎コースを卒業しているとは思えないが,
次の段階としては,
外国をありのまま受け入れることであろう。

私にその時期がきているのかどうかはわからない。
だが,肩の力を抜いて外国(フィリピン)と付き合うことができるのか。

現状では,フィリピンと距離をおかざるを得ないのだが,
いつまでもそうであれば実に消極的である。

今一歩踏み込もうと思い,
マニラを離れここカバナトゥアンに引っ越してきたのだが,
なかなかテイクオフは難しい。



posted by DEBUO at 08:08 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月11日

在住日本人の力の抜け具合

先日,マニラに行ったときに,同行した『元』ブロガーの現地人さんが,
二人の日本人から声をかけられていた。

彼はブログでほぼ顔出ししている上に,
個性的なポギー・ルックスなので,目立つのだ。

その時,声をかけてきた日本人に対して感じたのが,
彼我の差だった。


これは決して,良い悪いの話ではない。
声をかけてきた日本人と比べると,
我々は何か力が抜けてる感じがしたのだ。

逆に言えば,声をかけてきた二人の日本人には,
現役のオーラがあり,
何かべったりとした物がまとわりついているように見えた。

飛躍しすぎるかもしれないが,おそらく,そのべったりとした物は,
日本人であるプレッシャーなんじゃないかと思う。


日本という国は,大変いい国である。
繊細で几帳面で清潔で,
物事が非常にスムーズに進んでいく。

しかし,そういう素晴らしい日本であるために,
我々日本人は大変なプレッシャーを背負わされている。

とにかく,全方向に対して気を付けていなければならない。

仕事であろうと,家庭であろうと,
いや,単に道を歩いているような時でさえ,
気を抜く場所がないかもしれない。


日本人が日本を脱出して,フィリピンのような南国に憧れるのは,
いろんな理由があるのだろう。

しかし,プレッシャーのきつい息苦しい日本を脱出したい,
と願っている人は大変多いと思う。

そして,実際にフィリピンに長期滞在している人の多くが,
日本人であることのプレッシャーから解放されているように見える。


だが,そうだからと行って安逸にフィリピンに脱出しようとすると,
地獄がまっていることになる。

その多くは金がらみだ。

日本人と比人の金に対する考え方は相当違う。
あまり前知識のない状態でフィリピンに来ると,大抵やられる。

日本人は,フィリピンとの金銭感覚の違いから,
容易に金を出しがちである。

すると,周りのフィリピン人が誤解する。
金持ちが来た,と。

フィリピンでは,貧乏人は金持ちにたかってもいいことになっている。
だから,平気で『金持ち』の日本人に群がる。

日本人の金銭感覚に慣らされたフィリピン人は,
なかなか元の貧乏生活に戻れない。

いわゆる『ステージが上がった』状態になる。

日本人が,フィリピンの金銭感覚に気付き始めても,
もう元には戻れないのだ。


財布のひもを締め始めた日本人に対して,
比人が感じることは『ケチ』である。

例えば,5万円ずつ比家族に渡しているような場合,
それを3万円に下げようとしても,
おそらく,比家族には理解されない。

ケチになった,或いは愛情が減った,
そのように受け取られる。

また,贅沢になった比人に金の使い方を教えても,
非常な困難が伴う。

誠に失礼だが,比人の理解力は,日本人よりも格段に落ちる。
 (あくまで平均レベルの話。
  優秀な比人もいるし,馬鹿な日本人もいる。)
そこに,南国特有?のいい加減さが加わる。
明日は明日の風が吹く,と考える比人は多いと思う。


で,仮に消費を引き締めたとする。
比人はどうするか。
隠れて借金するのだ。

それも,平気で高利貸しから借りる。
フィリピンで高利貸しは『ファイブ・シックス』と呼ばれる。

5借りると6返さなくてはならない。
例えば,1000p借りると,一ヶ月で200pの利子がつくのだ。
インド系の人たちがやっていることが多い。※1p=2円
(だから,インド系は殺される確率が非常に高い)

比人がまとまったお金を持つと,すぐ使ってしまう。
だから,1200pを一度に払わせるということをせずに,
毎日40p×30日,というような分割で払わせることが多いという。


似た様な商売に,トライシケル(サイド・カー)がある。
比では,トライシケルがタクシーがわりにたくさん走っているが,
標準的なトライシケルは一台10万pぐらいするという。

それを5年リースでドライバーに貸し付けるらしい。
1日のリース費用は150p程度だ。
5年で28万p程度を支払うことになる。

修理,ガソリン等はドライバーの負担になる。
それでも,なんとかドライバーは,
1日200〜300p程度の生活費を捻出することができるという。


しかも,5年リースが終わると,トライシケルはドライバーの物となるらしい。
酷使されているから,ドライバーのものとなっても,
果たして使い物になるのかどうかはわからない。

それでも,ドライバーにとっては前向きであると言える。


それに比べると,『5・6』は純然たる借金である。
一ヶ月で完済できればいいが,
多くの比人が完済できずに,ずるずると返済を伸ばしていく。
それは日本のサラ金地獄よりも酷い。

しかし,5・6は担保なしで貸してくれる比流街金だから,
比人は簡単に手をだそうとする。

結局は,返せなくなる。
いや,比人は返済を考えていない。
ATMがあるからだ。

日本人ATMは現在は故障中であるが,
いざとなったら日本人が払ってくれるものと思っている。


財布のひもを引き締め,
安心していた日本人旦那は突然借金の催促に驚くことになる。

返済せざるを得ない。
返済しないようなら,日本人旦那が恨まれることになる。

おかしい,と思っても無駄だ。
日本人旦那が借金をした家族に怒っても,
逆切れされるだけだろう。


借金を返済しても,間違いなく,再度借金を重ねる。
そうなってしまったら,彼女の比家族を捨てるしか,
方策がなくなるかもしれない。

そうして,多くの日本人旦那と比奥さんは,
一族の住む土地から離れた場所で生活をし始める。
(または,奥さんと別れることになる)


比人の『ステージを上げるな』とは,
多くの諸先輩方が,口を酸っぱくして強調してきたことだ。

ところが,前知識の薄い日本人にはそれがわからない。
いや,わかっていても,体が理解していない。

その上に,金の問題には,比特有の家族問題がからむ。
奥さんだけの問題ではないのだ。

結局,日本人は比人にずるずるとやられていく。


これは,多くのフィリピン在住日本人が通った道だと思う。
その他,文化・習慣の違いで,フィリピンに移住した日本人の多くが,
半分ノイローゼのような状態になる。

毎日,頭が沸騰してしまうのだ。

フィリピンの文化・習慣に馴染み,
家族の問題に見切りをつけ,
金のコントロールにある程度のコツがわかり初めて,
ようやく,フィリピン移住が快適なものとなる。


さて,話を最初に戻そう。
現地人さんに挨拶をした日本人と我々の間には,
違いがある,と申し上げた。

我々は,日本人であるプレッシャーから,ある程度解放されている。
それだけではない。
同時に,フィリピン生活からくる軋轢をくぐってきた人たちでもある。

スポーツをやり初めて,初期の筋肉痛から解放され,
ある程度の身体ができあがった,そういう状態なのだ。


勿論,これには人によって差がある。
しかし,バットを振る,或いはボールを蹴る姿勢が様になってきた,
それが,ある程度比生活を送ってきた日本人の姿だと思うのだ。

それが,私に自分たちの力の抜け具合を実感させた点だろうと思う。


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posted by DEBUO at 01:50 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

カバナトゥアンのアパート探し

カバナトゥアンに来たのが7月10日。
彼女の親戚に間借りする形で
カバナライフをスタートさせました。

12月10日で5ヶ月経ちました。
その間,ほうぼう歩きまわって土地勘を養いました。
人間関係も良い方向に転がりつつあります。
私の将来も一歩一歩地保を固めております。

そこで,アパートを借りて引っ越しすることにしました。


カバナトゥアンのアパートは,
街の中心地にはあまり見当たりません。

大学の近くには学生用のアパート,
つまりボーディングハウスとか1ルームとかは目立ちますが,
2DKとかがあまり見当たりません。

たまに見つかっても,空いているケースはあまりありません。
アパートが目立つ地域を赤で囲みました。
(1ルームアパートは除く)

apartment.png
 ※クリックすると拡大します。


むしろ,一軒家を探したほうがいいかもしれません。
但し,『FOR RENT』を掲げていないことが大半です。

地元民の助けが必要ですね。


相場は,場所や程度にもよりますが,

  1ルーム 2〜3000p
  1DK 3〜4000p
  2DK 4〜5000p
  3DK 6〜7000p

といったところでしょうか。
私の借りたアパートは,

  1Fが20帖程度のLDK,トイレ,洗濯スペース
  2Fが8帖程度と4.5帖程度,トイレ
  5000p。
  deposit2ヶ月,保証金1ヶ月。

ヴィレッジの中ですが,周りは自然に囲まれています。
モールに近く,幹線道路まで歩いて3分程度の場所です。

以前よりも,1.5kmほど街の中心地に近づいたため,
利便性も少しアップしました。

とりあえず,1〜2年はこの住まいで様子見することになりそうです。


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posted by DEBUO at 10:15 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

カバナ周辺地域 ディンガラン

ディンガランは,カバナトゥアンから行ける最短の海岸。
カバナから東へ約80km?のところにある。

【行き方】

マニラ方面から向かうと,
カバナCROSSINGのジョリビー/NE交差点を右折。

パラヤン(州都)を越え,
ボンガボン手前の右折路を右。
右折LAURという看板が出ている。

右折まで約1時間,深夜なら30分くらい。
そのまま道なりに1時間弱でディンガラン到着。

右折してからは,道は日本の道路並に良い。
何しろ,パラヤンを過ぎると街らしい街がない。

だから,朝晩を除けば,交通量が少ない。
快適なドライブが楽しめる。

カバナトゥアンから直通ジープあり

ジープは満タンにならないと出発しないことが殆ど。
だから,暇な時間帯はずっと出発を待ち続けることになる。

昼だと,30分〜1時間ぐらい待たなくてはならないかも。

【風光明媚】

ディンガランに到着する前は山越えになるが,
山を越えて下り坂になると,眼下に海が広がる。
晴れ間に行くと実に綺麗だろうと思う。

ただ,山を隔てているので,
天気がカバナとは違う。

また,私が行ったときは海風が強かった。
カバナよりも,温度が2度ぐらい低いような気もした。

海を見下ろしながら,山を下っていくと,行き止まりになる。
その先は桟橋。
現地人さんがカメラを落とした場所だ。

【市場】

行き止まりの少し手前に右折する道がある。
100mほど進むと,小さな市場がある。

しかし,ここでの買い物はやめた方がいい。
目の白濁した古い魚が多い。
値段もカバナのパレンケとさして違いがない。
日本人だとふっかけられる可能性が強い。

狙いは,浜辺まで降りていって,
とれたての魚を買うといいと思う。
カバナのパレンケの半額以下で買える。

但し,それなりの語学力が必要。
パレンケで気楽にやり取りできるのなら無問題。

また,田舎町はどこでも同じだろうが,
素朴な心情にあふれている。

しかし,同時によそ者を嫌う傾向にあるので,
その警戒心をほぐすスキルは必要。

トライシケルのあんちゃんと気楽にしゃべることのできる
程度のコミュニケーションが取れれば無問題。

【ディンガラン在住日本人】

今回は伺わなかったが,
佐藤という名の日本人がいらっしゃるらしい。
ここで漁師をやっている。

魚釣りがご趣味でフィリピン各地を回っているんだと。

ディンガランで聞けば,誰でも居場所を知っているという。
ウェルカムなご性格のようなので,
多分,来客を歓迎してくれると思う。

【観光地としてはちょっと寂しい】

ディンガランの集落は小さく,
道も狭い。
魚を買うこと以外には風景を楽しめる程度だ。

帰りは魚市場あたりで待っていれば,
ジープがやってくる。

もっとも,ジープを利用する日本人はかなり少ないだろうと思うし,
便数が少ない分,あまり便利だとは言えない。

時間帯によっては,1時間程度待つ必要があるかもしれない。
また,深夜はジープがなくなるだろうと思われる。

ディンガランに訪れるとしたら,
早朝か,昼の3〜4時頃がいいと思う。

おそらく,魚の陸揚げ時間になるからだ。

私は4時頃訪れて,捕れたてのカツオをゲットした。
1.8kgで150p。

身は崩れやすかったが,
新鮮な分,タタキにしたら大変美味だった。
まあ,料理人の腕が良かったせいもあるが。
(Tさんの奥さん,有難う御座いました)


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posted by DEBUO at 23:28 | フィリピンと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする